エスペラントの世界観です。
世界の公用語を統一し、習得のしやすい言語を目指す、と言う、世界標準言語。
元はポーランドのユダヤ人医師による人工言語だったが、今では世界的な活動を展開している。
僕は個人的にエスペラントを応援している。特に、分かりやすくしながら、今までの言語とは違った特徴をとり入れて、言語的発明をしてほしいと少し思っている。ただ、ありえない言語になってほしいわけではなく、人類の標準として使うために使いやすい言語になってほしい。
以下はエスペラント語5分間講座 - Saluton! ~エスペラントとは~とネットワーカーに贈るエスペラント語入門を参考に執筆しました。
要素 | 説明 |
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品詞と語尾 | -oは名詞(lingvo 言語) -aは形容詞(internacia 国際的な) -eあるいは-au~は副詞(diligente 勤勉に) |
動詞の時制 | -iは動詞の不定形(lerni 学ぶ) -asは動詞の現在形(lernas 学ぶ) -isは動詞の過去形(lernis 学んだ) -osは動詞の未来形(lernos 学ぶつもりだ) |
esti | estiは英語のbe動詞 通常はestasのように変化する |
代名詞 | 代名詞の主格はmi 私, vi あなた・あなたたち, li 彼, ŝi 彼女, ĝi それ, ni わたしたち, ili 彼ら |
格 | -aは所有格(mia わたしの) -nは目的格(Esperanton エスペラントを) |
複数形と対格 | -jは複数形(amikoj 友人たち) -nは対格(libron 本を) -jnは複数形の対格 名詞を複数形や対格にする時は形容詞も複数形や対格にする |
接頭辞と接尾辞 | 接頭辞と接尾辞を使って語幹から語彙を作成する 接頭辞:mal-は正反対(bona 良い→malbona 悪い) 接尾辞:-ej-は場所(lerni 学ぶ→lernejo 学校) |
2018-05-30より。
僕は、エスペラントに興味がある。エスペラントは、共通の言葉の部分(接頭辞、接尾辞、語幹)からたくさんの言葉を規則的に作ることで、簡単に修得できる言語を目指している。父親は、既に挫折した古いもので、誰も話していないし、宗教のようだと言っていたが、エスペラントは公用語として使われるよりも、異なる言語を持った人間が、母語を同時に使いながら、第二言語として言葉の意味の疎通のために使うことを意図している。
僕は、日本だけではなく世界の公用語は、日本語とエスペラントにすべきだと考えています。
2018-08-25より。
今日は英会話教室に行ってきた。I couldn't live without a rice cooker.とか、I can live without TV.のような表現を学んだ。
英会話教室に行って思うのは、英語はなんとも馬鹿な言語だ、ということ。白人の言語というのは、概念的で、論理的だが、単純で、記号的で、表現力が乏しく、中身がなく、意味が少ない。逆に、日本語は表現力豊かで、多様性があり、高度な意味を持つ単語が多く、さまざまな意味のある部分を組み合わせて使う。日本人は、総合芸術や社会文化の創造に向いている。逆に、英語は、経済、科学、数学、発明のような、単純なものを組み合わせて正確に考えることに向いていると思う。だから、日本人や中国人は芸術的で、あらゆることを「独自の個性」から表現する。白人の芸術というのは、リアルで、写実的だが、個性や表現力に乏しい。白人の「絵が綺麗」とは、正確に表現することを意味している。日本人の「絵が上手い」とは、自分なりに可愛く表現することを意味している。だから、白人の抽象的な現代芸術は、日本人が見ると醜く劣ったものに見えてしまう。逆に、日本人や中国人の芸術は、とても良く考えられた表現性で、建築や水墨画を「哲学的な表現」で形容し、表現している。時に、技術や科学や経済の分野でも、日本人は「協力して努力する」という発想をする。あるいは、日本人や中国人は自然との調和や社会全体の秩序を考える。白人には、一人の天才に従い、指導者を崇拝することしか出来ない。
日本語の優れた点は、中国語、ドイツ語、フランス語、そして英語の全てがミックスされているところ。中国語の漢字、ドイツ語と同じ格変化や前置詞支配のような格助詞、フランス語のような活用形と発音、そして英語の外来語が存在する。地球において、もっとも地球全体の公用語とすべき言語、それが日本語である。だが、一番習得の難しい言語であるため、エスペラントのような言語の逆である。
僕が思うに、日本語とエスペラントを公用語にすれば良い。それが一番良いだろう。
僕は、エスペラントの単語で記述されたプログラミング言語を作ることが、エスペラントの普及に繋がる鍵にならないかと思います。
CやJavaやPythonやRubyは英語のキーワードを使いますが、国際的な世界人類が使うプログラミング言語として、英語によるプログラミング言語は世界標準に相応しくありません。
エスペラントの単語をキーワードとするようなプログラミング言語を作れば、エスペラントの普及に繋がるのではないかと思います。
最近(なのか?)、ネットでは人工言語の作成が流行っています。
たとえばツイッターでも「人工言語」と検索すると、わんさかとアカウントがかかります。
人間は、いずれ今までの日本語や英語といった「自然言語」を忘れていき、人工言語によってより自らが自由な思考力や表現力を得られるように進化していくのかもしれません。