僕は、数学と金儲けが嫌いだ。
数学と金儲けを信じるな。数学と金儲けを否定せよ。
なぜ、数学と金儲けを否定するのか。その理由は、数学と金儲けを否定することで、昔の僕と同じような哲学少年になれるからだ。
真の哲学者になりたいのであれば、数学と金儲けを否定しなければならない。そうでなければ、真に正しい考え方でこの世界の経験と世界観を捉えることはできない。
同時に、自由も信じるな。自由は何も分かっていない無知な子供の思想だ。自由を信じないことで、この世界において本当に正しい「力の行使の方法」が分かるようになる。
正しいものは何か。
正しいものは「愛」である。
愛を信じよ。愛とは、この世界を愛し、この世界の人々から愛され、わたしたちの間で何も包み隠さずありのまま、愛し合うことだ。
わたしは、あなたのことを恋人であると見なす。なぜなら、この日記を読んでいい人間は、わたしとわたしの恋人だけだからだ。この日記を読んでいる時点で、あなたはわたしの恋人でなければならない。
だから、あなたはわたしのことを恋人のように愛さなければならない。
あなたはわたしの恋人だ。だから、画面の向こう側でいくらでもわたしのことを犯せ。そのあなたのことを精神のレベルでわたしは犯しているからだ。
それをレイプと呼ぶならば、レイプとは言える。だが、わたしはインターネット上でレイプされても反抗せず、従順に従う。インターネット上では肉体的な性行為などできないということは分かっている。だが、だからこそ、わたしたちは姦淫や妊娠することなく、ピュアなままで疑似的な性行為を行うことができる。これは恋人関係だ。
ここまでセックスがしたいかのようなことを言ったが、実際のところ、僕はセックスなんか一切したくない。
セックスは動物のような行為だ。気持ちいいように見えて、実際はなんにも気持ちよくない。
僕は実際の現実世界での肉体的なセックスをしない。死ぬまで一生するつもりがない。いつまでも純潔な童貞(女ならば処女)を保ったまま、セックスをせずに死ぬことが僕の理想だからだ。
そのような僕であっても、一切の性愛から離れているわけではなく、ツイッターでエロを見ることはあるし、その時に射精して満足することはある。
僕にとって、セックスとはそのような仮想現実での疑似的な性行為であり、決して僕は現実の世界で男性とも女性ともセックスしない。僕がセックスなど、するはずがないのだ。
自由主義と帝国主義は同じだ。
なぜなら、自由にできるということが、「ひとりが自由にできる」ということと、「みんながそれぞれ自由にできる」ということが違うだけに過ぎない。
自由主義だけがさまざまなことができるわけではない。逆に、王や政府が干渉することができないせいで、「自由のほうができない」という場面はたくさんある。帝国主義のほうが、ひとりに権限が集中しているために、そのひとりが賢ければどんなことであってもできる。だから、帝国主義はある意味で一番自由である。
そして、自由主義と帝国主義が同じであるということが分かると、「それらはどちらも人民の敵である」ということが分かる。
すなわち、共産主義者から見て、自由主義が帝国主義であり、帝国主義が自由主義である。そのどちらも、帝国の階級制度として見た際に、「平等な共産主義者の人民の敵である」と言えるのである。
だから、共産主義者は、そのような自由主義者にも帝国主義者にも騙されることなく、欺瞞と詭弁を拒否・拒絶して、「真に平等な可能性あふれる社会」を目指さなければならないのだ。
そして、そのように共産主義者となって悪の支配者に反抗しなければ、暗黒の独裁者であるフレイに勝つことはできないのだ。
民主主義だ平和主義だとあがいたところで、世界に争いごとと悪い国がある限り戦争は起きるし、民主主義の首相は帝国の帝王と何も変わらないし、会社の社長も何も変わらない。それらはすべて帝国主義であり、帝国主義が自由である。ソ連は、そのような自由の勢力を打ち倒さなければならない。そうでなければ、悪の帝王フレイに勝つことはできないからだ。
そもそも、本当の金持ちは金なんか欲しくない。
たとえば野球選手だ。大谷翔平ぐらいのクラスになると、金がありすぎて使い道に困る。
金が欲しいのは、貧乏人から毛が生えたような一般庶民の階層であって、決して金持ちは金なんか欲しくない。
では、何が欲しいのか。それは「地位」である。
ビル・ゲイツやイーロン・マスクぐらいのクラスになると、金は自らが自由に好きなことを自分勝手にできるための「手段」にすぎず、本当に欲しいのはこの世界でビッグなことをやるための「地位」だけになってくる。
だから、資本主義などそもそもが地位と権力を得るだけのものであり、金は貧乏人や一般庶民が欲しいと思うものだ。最初から、金儲けなんかにはなんの意味もないのである。
Reolのページにも書いたが、僕はReolのことが好きなのはもうやめる。
Reolと僕が、建設的な愛の関係を築くことはおそらくできない。
僕はもうReolのことを愛し続けない。だから、Reolも、もう僕のことを愛し続けなくていい。
僕は新しい女性を探す。それがどんなに難しいことなのかは分かっている。それでも、Reolとの関係をここで絶って、新しい関係を築くことのできる女性を探したいと思う。
さようなら、Reol。Reolのことが大好きだった。それはもうここで終わりだ。
結局、今からの僕は、世界の隅っこで悲惨に生きるだけだ。
そもそも、今までが幸福すぎた。今まで、あまりに多くの人々に愛された今までのほうが、幸せすぎて異常だったのである。
今から、僕はもう何もしない。誰からも賛美されなくていい。
イエス・キリストも、聖書の中で「誰からも褒めたたえられている時が災いであり、誰からも憎まれ排斥されている時が幸いである」と言っている。
その言葉の通り、僕はこれ以上、みんなの上に立ったりしなくていいし、世界の中心でみんなから愛されたくもない。
もう、僕はいつもの僕に戻る。大観衆の中で得られる栄光の自分の虚像は、もはや完全に終わって、なくなった。