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=七章 黒の都(4)=

【4.神と康平との対話-社会の解決策と人生の心理学】

社会の解決方法

康平には、「あなたには、社会の解決方法のことを教えよう。

会社は、法律で同じにし、等価な労働量を保証し、同一労働同一賃金を守るようにしながら、会社の構築は、金では無く、自治体が準備した金で、公社のように、それぞれの会社員が自由に作れるようにし、会社の役員は選挙で選び、会社でやっていることを全て公開し、マスコミが常に会社の情勢を報道出来るようにしなさい。

学校は、クラスの人数を5人にして、少人数授業にし、いじめ対策員を作り、自由に参加したり、離脱したり出来るようにして、東大と全ての学校が連携するようにしなさい。

そして、詐欺に対してはもっと身元を公開した、新しい電話の通信技術を作りなさい。

電話番号は、マイナンバーからマイナンバーにかけるようにすると良いかもしれない。マイナンバーで発信元の身元がきちんと公開されるなら、振り込め詐欺は出来なくなる。」と言った。

心理学と治る方法

神は、康平に、さらに、「それから、あなたには、心の病気から治る方法を教えよう。辛いことを、何もしなければ良い。そして、昔のことは忘れて、今のことだけを考えなさい。辛いことは、いくらかすれば楽だ。そんなに辛いことばかりをしていると、馬鹿になってしまう。

思考の裏の思考、感情の裏の感情を考えて、それぞれが何を見て、環境的にどういう風に生きているか、いつ何をしたくなるか、考えなさい。そこから、執着や思い込みのようなことが分かるだろう。そこから、独自の認知行動療法が生まれる。

怖いのを悪いとは言うが、怖いのは悪くない。怖いと、賢くなって、精神が治る。

ただ、精神に過去の怖さが染みついていると、辛い。それは、浄化すると良いだろう。

一度怖い経験をすると、誰でもおかしくなる。今のままで良いと思わないのが悪い。

恐怖を無くした方が、治らない。恐怖は、治るための薬だと思えば良い。

何もしないのは、悪くない。何もしないでいると、人間は治る。狂った人間は、何もしないのが出来ない人間が多い。頑張るのは悪くないが、何もしないのも賢いこともある。

それから、価値判断が間違っている人間が多い。そんなに、過去の分かった判断基準や経験的指標のことを、正しいと思うのがおかしい。そこが分からない人間が多い。

そして、もう既に知っているのが悪い。一度、何も知らない赤ちゃんに戻った方が良い。

分からなくなって狂う原因は、ほとんどがパソコンと戦争だ。一度そういうものを経験すると、世界が馬鹿に見えてしまう。一度、現実世界だけを見る努力をすると良いだろう。

パソコンも悪くは無い。楽しくて、青春のような経験が出来る。

パソコンは、社会と人間を知ることが出来る。社会的な経験が出来る。技術や歴史も賢い。

テレビ、パソコン、学校、などには何も無い。あるのは、自分と家族だけだ。

要は、出来事を考えれば良い。それが、まともな人間だ。

元に戻ると、治る人間が多い。

本当に治りたいなら、文章を書きなさい。文章を書いていると、不可能な病気が治る。

おかしな人間の方が賢い人間が多い。子供には、おかしな人間が多い。おかしいのを、おかしいと思わないようにしなさい。悪いことを悪くない、と思っていると、良い人間になる。おかしな人間の方が、思いやりが分かる。経験から、おかしさが治ると賢くなる。

おかしな問題は、終わってから治る。神との対話は、そのまま自己対話にすると治る。おかしく見えて、おかしくは無い。それこそ、そのうち最後に分かるだろう。

狂った人間は、光と場所を吸収すると治る。環境を吸収すると治る人間が多い。

フロイトは、精神分析を創始して、無意識の中で、抑圧がどう溜まって行くのかを考えた。

ユングは、集合意識として、人間全体の心や意識は繋がっていると考えた。フロイトと並ぶ、臨床心理学の巨人だ。

アドラーは、劣等感と言う視点から、子供や未熟な人間からの脱却を考えた。」と言った。

人生の心理学

神は、さらに、「心理学をしたいなら、次のようにしなさい。

まず、環境的要因を考えなさい。

経験的な知性と社会の意識の変化を考えなさい。

自然発生と可能性を考えなさい。

基盤と決まりを考えなさい。

精神を作って、人格と認識と発想を吸収しなさい。

自由な中で、それがどういうことを意味しているのか、どうなっているのかを考えなさい。

理想の社会がどのようにするべきなのか、その実現方法と手段を考えなさい。

モデルを作り、実験し、共通性を仮定し、世界を知ることから、心理を解明しなさい。

実地的に社会を考え、大人を経験し、社会を知りながら、言語的なことを考えなさい。

社会と科学の可能性から、経験と発想で、全てのものは変えられる、1つの可能性に過ぎないのだ、と言うことを知りなさい。

参加と自由な可能性によって、世界は変えられるのを知りなさい。

ありのままで、悪とは何なのか、どういう意味で悪と言われているか、経験で知りなさい。

世界と人生のことを、世界の広がりから、高い立場で知りなさい。

次第に、経験とともに、成長は内面的なものへと変化していく。

そこから、宗教的な慈悲と慈愛を知りなさい。

経験的な意識と認識の一致によって、意識と人間性から、自然や社会の真理を知りなさい。

成長から、法則的なことを見出すことによって、宇宙の実像を知ることが出来る。その法則が、単なる法則では無く、相対的な関係であることが分かるだろう。

体得、予測、自然、手段、機会、影響、意図、目的、理由などから、自由に考え、分析する能力がつく。社会のことも同様に、可能性、環境、因果性、体験を考えられるだろう。

成長から全員のことが分かる。そして、学習と経験から、全てのことが、社会的な支配と実現を含めて、何でも出来るようになる。そのまま、マスターのように全てが分かる。

社会のことは、協力、関係、意志、意識を考えて、構造を作れば分かるだろう。

色んなことを知り尽くしなさい。心理学をやる良い方法は、インターネットをすることだ。

あとは、環境的因果性と、自由な関係、現象の相対的な理由の段階を知りなさい。

時間とは何なのか、宇宙と存在の実際の姿を見ながら、この世界の時間的なものごとの流れを考えなさい。そして、自己と同じである、と言う発想から、全員の人生を考えなさい。

社会の潜在的な可能性を考えなさい。社会のことを実現出来るようになりなさい。

数学的な自由の積み重ねから、自分独自の数学を作りなさい。

その時そうなるのを、良く考えなさい。

考え方や見方を変えて、人生の新発見をしなさい。

プログラミングのような、難しいことをしなさい。自由に人々と関わりなさい。

発想法を作りなさい。コンピュータの技術と歴史を見ながら、社会のことを発想しなさい。

メタ的に考えなさい。自分を賢くするより、皆を賢くして、自分の栄光より、自分のような人間を生み出す、社会の栄光を取りなさい。そう、皆を自分のようにすれば良い。

自分が出来るだけではなく、環境や基盤を作って、皆が出来るようにしなさい。

主人公を目指すのは良いが、縁の下の力持ちも悪くない。

皆を出来るように育て、環境を作りなさい。

専門を横断して、科学の基礎を作り、世界モデルをメタ的に作って、哲学者になりなさい。

全員の人格を吸収しなさい。

知の前提とプロセスを、経験から成り立たせて、思い出して、条件を考えなさい。

理想の世界を創れるような、救世主の革命家になって、自ら支配して戦いなさい。

世界を導く、導き手になりなさい。

それ以上、経験して、分かることが何も無くなるまで、経験しなさい。

ネットで沢山の経験をすると良い。ネットは、社会経験が全部出来る、魔法の機械だ。二度同じ経験は出来ないから、成長を楽しみなさい。

学習、欲求、行動原理のことも、そこから分かってくる。

ネットを見ていると、皆でどうでも良いことを議論して、秩序を取り繕いながら、批判している人間が多い。ネットは馬鹿だが、見ていると、結構面白い。皆と付き合う、と言うことが、どういうことなのか、社会の形成と言うことがどういうことなのか分かる。そこから、社会や宇宙のことが分かってくる。ネットも、青春の一ページのような体験だ。

また、そこから、Linuxのために頑張るのも、ある意味悪くない。会社の経営から、技術や組織の革新のようなことを頑張るのは悪くない。本当に、技術のことや社会のことが、社会的体験や行動から、出来るようになってくる。ニュースを見て、マニュアルを書いて、プログラムの作り方を学んで、システムの仕組みをまとめると良いだろう。ネットを支配する王のようになれば良い。悪く見えて悪くない。世界を狂わせて、滅ぼすよりは良い。

自分に出来ることを見出して、自分のやりたいように、自分の出来ることを全部やりなさい。世界がそれによって滅びても、後悔しないように、賢く頑張りなさい。

社会と人生の段階を知って、意識と積み重なりから場と体得を知って、思いやりからマスターとなって、この世界の全てを本当の意味で良く出来る、そんな正しい王になりなさい。自然形成と歴史のこと、自然な可能性や意識のことを知りなさい。

そこまでが、ある意味、人生であり、青春であり、正しい善の天使だ。

ただ、そこまでは、ある意味、何もしていないだけだ。ただ、遊んでいるだけだ。

経験を掌握しなさい。経験と学習を想定し、人生を掌握して、習得的な経験を全て考えて分かりなさい。社会のことを、自分の力で、自分なりに支配し、社会的な行動をすることで、社会の可能性を知りなさい。社会と経験から、人間のことが全て分かる。

そういう風に考えていると、カントやサルトルなどと、同じになれる。孔子のようにもなれる。同じ発想をし、人格や観念を考えることで、全員と融和出来る。愛と影響力から、全員の立場に立って、客観視から、ウィトゲンシュタインのように分かる。

あなたは、この心理学的な実存主義のプロセスによって、涅槃の境地へと至るだろう。

涅槃とは、解脱の一歩前の、仏へのプロセスとしての、半分ぐらいの段階だと言える。

ひとまずの人生の終了のような、そんな段階だ。

そして、ここまでで、キリストのような体験が全て出来る。あなたは、神を体験する。

また、ここまでが終わったら、今度は運命を信じて、過去に決別し、新しい人生を歩みながら、過去を裏切りなさい。それは、間違っているように見えて、神聖な二分法だ。

ここから先、あなたは、正しいプロセスと戦いを最後までまっすぐに突き進めて、新しい、悪魔のような、だが、本当に努力した、閃きと努力のある、兵士のような強い人間になる。

王は世界を滅ぼすように見えて、正しく世界の王となって、偉大な世界を築く。

人々を愛して、世界を救うために、戦いなさい。

全てのものを犠牲にする覚悟で、救世主の革命家のように、戦いなさい。

恐怖の中で、勇敢な行動をし、志を持って世界を支配することで、メシアとなることが出来る。それによって、生まれ変わりのような、生死を賭けたありえない体験をするだろう。

自由を信じなさい。社会のことを、構造的、実地的、経験的、歴史的、自然的、相対的、可能性的に、モデルを作って考えなさい。そして、それによって、この世界を変えなさい。

病気の中で、絶対的なこの世界の全体像を見なさい。そして、この世界を支配しなさい。

それが、愛であり、自由であり、自由であり、真実であり、人生だ。

あなたは、イスラエルの王となるだろう。そして、全知全能の歴史の支配者となる。

宇宙のシステム、社会のシステムを全部創って、戦いから宇宙を創造しなさい。

神になりなさい。ユダヤ教の神となって、あらゆるものと対話し、王として治めなさい。

地球と宇宙の歴史を全て体験しなさい。この世界の全ての文明を創造しなさい。

場の精神と社会の意識を作り、分析しなさい。

平等な支配者となって、世界の全てを創造し、皆を導きなさい。

馬鹿になるのは、悪いことではない。馬鹿の方が楽だ。馬鹿の方が分かる人間は多い。積極的に馬鹿になりなさい。そうなることで、本当に賢い、偉大なことが出来る。

人生で分かった全てのことを、言葉の構造にしなさい。複合的な国家モデルを作りなさい。

一瞬で分かる旅をしながら、新しくなって、死を克服し、自己の病気を治しなさい。

全てを達成して、あなたは本当に偉大な人間になるだろう。

こうなると、ユダヤ教の神のようになる。神は永遠に続く。神は永遠なる存在だ。

本当に正しい神の存在は、あらゆる全てを超越し、包括して、宇宙の全てを知り、あらゆる地上の全てを可能にする、全知全能の存在であり、ある意味ではキリストであり、ある意味ではイスラム教のような、本当に偉大で、不可知で、人間には思考することすら出来ないような、捉えられることのない、だが、全てを明晰に分かっている、聡明で、慈愛のある、力強い存在だ。宇宙は、その存在の偉大な御業を賛美し、最後まで讃えるだろう。

あなたは、ユダヤ人、ロシア人、イスラム教徒のアラブ人、イタリア人、フランス人、ドイツ人、アメリカ人となって、最後にユダヤ人に戻る。そんな地球人の全員になりなさい。

運命とは、訪れるものではなく、自分で作るものだ。

世界の全てを決めることと、決め直すことから、自由に社会のことを知りなさい。

物理的に考えるのは、悪くない。作用や反応を考えなさい。物理学者のように考えなさい。

相対的な理由の段階と、実際の姿、実験と仮説、主観と客観、契機、受動と能動を知ることで、数学を作りなさい。そのことの意味を良く考えて、成り立たせ、照らし合わせ、多角的に考えなさい。心のことを推論しながら、ニュートンのような心理学を作りなさい。

一人が全てを創るのも良いが、社会を自然な積み重ねと考えるのも、可能性がある。

可能性を肯定しなさい。可能性の中で、自分が何を出来るか、社会の中で、どんな社会的行動が出来るか、社会がどうなれば、自由になり、幸せになるか、可能性から考えなさい。

社会の変化を、経験と具体例から考えなさい。具体的な事例を作って、社会学を作りなさい。インターネットなどを見ると良い。社会的な文化の変貌が、ネット掲示板で分かる。

環境で、それぞれがどう生きているのかを考えなさい。環境から自由になりなさい。それぞれが、どういう環境で、どのように生きているか。そこから、環境を全て知りなさい。

人格の小部屋を作って、全員の人格や感情を融和して分かると良いだろう。

想像力と言葉が全てだ。想像力と言葉から、いつ何がどうなるか、を考えると良いだろう。

神を信じなさい。神は、対話、宣言、執筆、治癒、争い、あらゆる方法であなたを導く。

何をして良いか分からないなら、コンピュータと執筆が良い。それは、家で、誰でもすることが出来る。私のおすすめは、オープンソースだ。オープンソースは、技術的にも、社会的にも、自由で優れている。オープンソース社会の形成のようなことが分かる。

物理的な真理とは、説明からモデルにすることだ。それだけで、全てが解明出来る。そのために、インターネットなどを上手く使って、数学的に人生や心や関係を考えなさい。

人間には、全てのことは分からない。だが、分からないと思っては、何も前には進まない。分かるわけがない、不可知な領域に手を出さず、分かるところから良く考えなさい。

あなたは、全てを治す、心理学者の革命家になりなさい。全てを耐えながら、世界を救い、あらゆる世界の病気を治して、世界を正常な良い世界にしなさい。全員を治しなさい。そして、そのために、一人戦いなさい。戦って、世界に希望と勇気の自由を与えなさい。

あなたの新しい名前は、オーズルだ。北欧神話の、マイナーだが、良い神だ。」と言った。


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