Wineに関する世界観です。
Wineは、LinuxでWindowsアプリケーションを動かすためのAPI。エミュレータではなく、Windows APIをUNIX APIの上で実装している。このため、WindowsアプリケーションをLinuxの上で実行できる。
Wineをパッケージ管理システムでインストールした後、コマンドラインからwinecfgを実行すれば、Windowsのドライブと同等のフォルダが作られる。この中で、Windowsの実行ファイルを実行できる。ドライブが作られると、設定のための画面が表示され、Wineを設定できる。
(Linux上でWindowsアプリケーションを動かす「wine」の基礎知識と特徴 | minto.techを参考に執筆しました。)
Linux 5.11では、非LinuxのシステムコールをWineなどにリダイレクトする仕組みが加わった。このため、Windowsバイナリがユーザー空間でダイレクトに実行できる。
Proton, Lutris, Bottles, PlayOnLinuxは、WineとWindowsゲームの管理ツールで、Linux上でWindowsのゲームやアプリケーションを実行させることができる。
2023.05.10
CrossOver LinuxはCodeWeaversというアメリカの会社の製品で、WindowsアプリケーションをLinuxで動作させる。Wineベース。
Windows NT互換のオープンソースなOS。Wineとも協力している。