仕事の世界観です。
最近の僕の思うところとして、「仕事は納期を守るだけだが、意外と面白い」というのがあります。
僕は、最近、デザインの仕事がよくできるようになりました。
僕は老人ホーム向けの通信の仕事をしていますが、レイアウトやデコレーションが難しく、これが面白いのです。
写真にはさまざまな大きさの写真があり、これをパズルのように上手くはめ込んでいきます。また、デコレーションの指示が多い時もあれば少ない時もあり、大変な作業になることもあります。
しかしながら、やっていると、これはとても楽しくて面白い仕事です。
皆さんにはおすすめできないかもしれませんが、納期を守るだけと言っても、仕事は面白いものです。これがもしエンジニアの技術の仕事であったとしても、納期を守るのは大変かもしれませんが、面白いでしょう。
仕事で分からないことがあったら、必ず分かっている頼りになる人に相談すること。
分からない自分がいくら考えても、分かるわけがありません。考えるのも率先的にすべきではありますが、まずは相談です。
自分が上役になるためには、何事も経験です。さまざまな仕事を経験すれば、そのうち分かるようになります。
雑多なことを任されても不満を押し殺して頑張ってください。雑多なことが本気で出来ない人間には、職人技も本気では出来ません。
仕事について言えば、ほかの人を手助けする「アシスト」が重要だと思います。
ほかの人が、何らかの理由で間違えたり、事情があってできなかったり、手助けを必要としている時に、周りから手助けすることができるか、という「アシスト能力」が、仕事においては大切になります。
また、仕事において、「報告」「連絡」「相談」を意味する「ホウレンソウ」が重要であると言われますが、実際はすべてを逐一確認するのはおすすめできません。自分の力で判断し、考え、気付く能力も必要です。なので、自分が一人で仕事ができるようになりながら、分からない点があったらきちんと相談するという「バランス」が大切です。
仕事において、急に変更が入ることもあります。また、時には自分にはできないような難しく見える仕事が入ることもあります。それでも、臨機応変に対応できる「柔軟性」が仕事では必要となります。変更が加わったら、それに対して時間をかけてでも対応することのできる能力、難しい仕事でも「知恵」を出してなんとかやり遂げる能力が必要です。
そうした仕事に必要な能力は、その仕事に必要とされる「技能」や「スキル」について、よく習熟しておかなければ発揮できません。なので、普段から修練と修行を積みましょう。なんでもできる人間を目指すのではなく、自らが真に何をすべきなのかを考え、常に努力して、この暗く不透明な世界を生き抜いていきましょう。
また、会社や市場競争について言えることは、「大企業での仕事はつまらない」ということです。
たしかに金も力も技術も人の数も中小企業よりも大企業の方が上ですが、仕事として見た時に、「上から与えられた仕事をやれと言われるだけ」で、つまらない、ということが言えます。
自分のしていることがなぜ必要なのか、自分で知ることもできない場合もあります。「やれ」と言われたことをやるしかないのです。
ある意味、中小企業で働く方が、仕事として充実していることも多くあります。特に、本当に優れた技術は、町工場で部品を製造している中小企業メーカーにあったりします。大企業は工場を使いながら、組み立てさせているだけで、オフィス作業はつまらない、ミーティングや会議でも企画を発表させられるだけで、自分の言いたいことは何も言えなかったりするのです。
ただし、誤解のないように書くと、実際のところ、どの会社もやっていることは大して変わりません。チームを組んでシステムを開発したりデザイン作業を行ったりするのは、大企業でも中小企業でもフリーな独立系でも同じです。なので、大企業に入って、脱サラして自分の会社を興す、などと言ったことも十分可能です。
ある意味、リナックスアカデミーのような専門の学校で学び、大企業でキャリアを積み、独立してベンチャーを興す、といったことも十分できる社会です。あなたの可能性を多いに高めてください。意味がないのは誰もが同じです。
自由主義において、すべてがまともな会社であるとは限りません。
中には、まったくまともでない、詐欺のようなことでお金を儲けている会社も少なからず存在します。
ですが、まさにそれが「自由」です。「自分たちはこのようにお金を儲けるのだ」という、それぞれの「ビジネスモデル」を尊重すること、それが自由なのです。
逆に、自由主義の会社だけがまともでないわけではありません。たとえば、フリーソフトウェアを主張するGNUやFSFはまともな組織でしょうか。商用のIT業界から嫌われている「過激派」だと言っても過言ではありません。
まともでない会社は、自由主義に多く存在しますが、極左の左翼団体もまたまともでないということを知っておきましょう。極左ではなく、極右も同様です。
また、SONYのような一流企業は確かにまともな会社に見えるかもしれませんが、実際は高学歴の一部の成功者しか雇っておらず、同時に本当は日本というよりも既に外国の会社になっていたりするような会社も中には存在します。
何がまともなのか、何がまともでないのかということは、非常にあいまいです。ですが、それでもまともな社会を目指すのであれば、経営者だけではなく、政治家も頑張らなければならないでしょう。
「3K」は、「きつい」「汚い」「危険」の頭文字で、きつい仕事、汚い仕事、危険な仕事を意味する。
高齢になってからリストラされたり、会社が倒産したり、あるいは病気や怪我で普通の仕事ができなくなったり、長い間無職だったとか、さまざまな事情で高齢から社会活動をリスタートさせなければならないような人は、多くの人が3Kの仕事になってしまいます。
実際、3Kの仕事ぐらいしか、そうした不遇な人に用意されている仕事はありません。
ほかにも、家が貧乏で借金が多くあるだとか、子供が学費の高い大学に進むことを望んでいるとかいう時は、3Kの中でも「危険な仕事」をするしかない人が多くいます。
僕の働いているのは障害者福祉施設ですが、3Kとは別の意味で障害者福祉施設で働きたいと思う人は少ないでしょう。障害者と日常的に接するのはさまざまな点から言って回避したい人が多いと思います。
2024.05.12
会社も参照のこと。