僕の作った国です。理想の国を目指しています。
公用語は、日本語、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、アラビア語から、国民が自由に選んで良いことにします。
国民全員が使う標準的な言語は英語ですが、公共的に使われる言語としては日本語とフランス語を必ず用意しなければなりません。
国教は、ユダヤ教、キリスト教(カトリック・プロテスタント)、イスラム教、仏教を国民が自由に選んで良いことにします。
経済モデルとしては、自由にすべき部分と弱者を救済すべき部分を作ります。
まず、会社を作ること、職業選択、言論、表現、結社などは自由の権利を与えます。
ですが、弱者救済税と環境税を取ります。弱者救済税は、弱者に対する福祉予算のために充てられます。また、環境税は温暖化対策に充てられます。
発展を阻害しない形で、出来る範囲で弱者を救済します。
軍隊は、「全ての地域の軍隊を国連軍にする」ことを目指します。軍隊は強弱のさまざまなそれぞれの国家の軍隊ではなく、世界全土を統一する国連軍の軍隊になります。
選挙では、国家が定める「政府政党」を二大政党にし、それ以外の「議論政党」はたくさんの思想や分派を許します。
政府政党では、民主党と社会党を作ります。それぞれは、経済モデルの自由と平等のバランスをいかに取るか、という点で拮抗します。
議論政党は、さまざまな政策と思想を掲げるたくさんの政党が国会で議論し、それぞれがそれぞれの地域でさまざまな思想を行うことを許します。
国会には、下部組織として「自治体協議会」を作ります。この自治体協議会では、それぞれの町や自治体の現状に合わせて、生産手段を共有したり、さまざまな問題や課題を共有しながら、それぞれの隅々まで改革と環境改善が行き届くように、また弱者や貧困に対しては必要な援助が適切に行き渡るようにしていきます。生産手段を共有することで、自治体の生産力は向上し、会社や政府に頼らなくても、自分たちだけの力で自立した経済活動が出来るようになります。必要なものは、最終的には自分たちで作ります。
この国では、第一に「優れた会社」を作ります。マイクロソフトのような優れた会社が生まれるようにします。
第二に、その上で平等な社会を作っていきます。格差が生まれ、貧困やテロが起こる国際社会を解決し、それぞれが自分の信条を守り、自由な権利を持ちながら、平等に扱われることの出来る、平等な社会を作ります。
この国では、出来るだけ新しい経済思想を築いていきます。そのために、確かな自由な権利と自由の尊重から、大胆かつ慎重に平等な理想の社会を作っていきます。矛盾したとしても、テーゼとアンチテーゼからジンテーゼを作るように、二律背反の理論の中で、きっと答えが生まれるだろう、そうした新しい思想を作ります。
経済発展のために、「それぞれを許す経済」を作っていきます。これは、会社が勝つだけではなく、それぞれの国民や人民が「自分のやりたいようにやれる」ことを促進し、「潜在的可能性の中で自然に最大限の発展がある社会」を作っていきます。これは、民主主義や社会主義というイデオロギーの対立を超えた、新しい協力と合意の思想です。
教育については、今の知識偏重の教育を改め、自分の手で物を見たり、作ったり、観察したり、自分の好きな本を読んだり書いたりする、「実地的・体験的・経験的」な教育を目指していきます。
教員の仕事に対しては、上からたくさんのことを指示するのではなく、教員それぞれが自由に出来るようにしていきます。必ず守らなければならない規則はあっても、役所の言いなりになることで仕事を過度に増やしたりはしません。教員を信頼し、また人々と教員が信頼関係を築けるように、「上は責任を持ち、下を自由にする」教育をしていきます。
外交は、各国とのコミュニケーションを特に重視していきます。
特に、G8ではない普通の国に対して、日本の経済力と技術力を背景としながら、念密なコミュニケ―ションを行っていきます。
アジア諸国との間では、各国のアイデンティティを尊重し、各国が自分たちの国のありたいようにあれる国を作ることを支援し、その上でまともな先進国家となれるように全面的に支えることで、特別な外交成果を打ち出していきます。
「日本のおかげで自分の国がある」ということを、悪い植民地のような考え方ではなく、その国の国民みんなが実感していただけるような、そんな国作りの支援を行っていきます。
今の日本は「日本のため」に頑張っているところがありますが、これを「日本文化圏のため」と変えられるようになると良いと思います。右翼的ですが、それも理想です。
昔は、教育を変える、といったことを考えていた。
昔は、自分の手で自立し、自由に経験する、経験豊かな大人を育てる教育をすべきだと言っていた。
だが、子供にネットで色んな経験をさせると、経験豊かにはなるが、本当はそれでは狂った人間になって、狂った世界になる。
学校とネットは両立しない。
子供は、親に甘えながら、健全な成長をするのであっても良い。それが、今の日本の教育の理想だ。
だが、要はバランスだ。健全な成長をしながら、自由に成長し、経験豊かな判断力のある賢い大人になる。そのバランスを取ることで、理想の自由な教育が生まれるだろう。
また、本当はネットが悪いだけだ。ネットがなくても世界と繋がれるような、新しい形でのコミュニティを作った方が良いだろう。
本当は、ネットも必ずしも悪いわけではない。ネットでさまざまなことを経験することで、人生のことが良く分かる。自己啓発の場になっている。
僕は、「日本は素晴らしい国である」ということも大切にしていきたい。
日本の素晴らしい点は:
1.武力ではなく、国民の勤勉な労働によって、また軍事的ではない経済的理性によって、みんなの努力と力で良い国を築いてきたこと。
2.核兵器を持たず、使わず、持ち込ませないことで、核兵器を持たずに平和を守り切ったこと。米ソのように軍拡競争をせず、北朝鮮のように非保有国から保有国へとなろうとしなかったこと。
3.自由、平和、民主主義の思想によって、テレビがさまざまなことを言え、何かを喋っただけで警察に逮捕されないような「平和な国」を作ったこと。
4.国民を洗脳せず、洗脳されず、扇動もプロパガンダも行わず、まっとうな方法でみんなで国を良くして行ったこと。
5.素晴らしい文化と精神があり、それを今に受け継いで、「本当に素晴らしい社会と文化」をみんなで作ってきたこと。
これらの良い点を守るために、戦争や核兵器の保有・軍拡競争を絶対にしてはならない。
特に、アメリカの核の傘に入っている限り、日本は核兵器を持とうとするだろう。日米同盟をやめて、中国などとの日中同盟をするべきだと、僕は思う。
戦争で日本が滅びてはならない。こうした日本の文化を守るために、今の右翼政治家のような「みんなの意見に反しながら国を軍事国家にして世界に勝つ」ことは望ましくない。左翼を馬鹿にする右翼は、日本人を馬鹿にしている。日本は素晴らしい国だ。日本人は決して騙されないし、利用されないだろう。
(自分が昔書いた文章です。)
2014-07-14より。
1人の一流の人間と数人の弟子をベースに、全ての経済を執り行ってはどうか。
それらが自由にグループを作り、グループでここに所有・共有する。
たとえば、漫画家などがそうである。ふつうに、現代でも徒弟制度は残っている。普通に成り立つであろうし、一流の人間が増えるだろう。過当競争になるかもしれないが、職業を増やすことで解決出来るかもしれない。とにかく、会社というものや学校というものを解体しなければならない。一流の人間が増えなければならないし、真髄に学ぶ真剣な人間が増えなければならないだろう。
これは、全体主義と個人主義、自由主義と共産主義について考察した1つの結果である。
一流の人間とは、1つのことをきちんとマスターし、人に学ばせる技量のある、経験を積んだ、知性のある存在である。
代償として、金はふさわしくないだろう。金以外の何かを考える必要がある。賞を与えるとか(映画監督のように)、どこかできちんと名前を出すなど、しなければならないだろう。なくても師匠になっていただくことのできる人間もいるだろうが、そうではない人間もいるだろう。
1人の支配者だけに全員が従うようになってはならない。ナチス・ドイツのようになってしまう。
個々の小さなレベルで一流の人間が存在し、自然に新たに生まれ、自然にあとを継ぐような人間がいなければならない。
日本、あるいはドイツのマイスター制度にこのような例が見られる。
おそらく、共産主義よりは成り立つだろう。
県市町村における会社の部署などはなくなり、コンビニなどもなくなる。経済としては全面的に変わるだろうが、それでも、漫画家や職人のように、ふつうに成り立つだろう。
漫画家の場合は会社に所属し、編集者というものがあるが、それも弟子としてやるようにすれば、会社も必要ない。
弟子と師匠は同じ家で住むようになるだろうから、核家族化と個々人の分裂が進む今の社会では、ホームステイのように、幸福をもたらせるきっかけになるかもしれない。