自由平和党には、高い「自由な世界を突き詰めた理想」があります。
自由平和党(Freedom and Peace Party)のページです。
自由平和党の理想です。
主に、
1.自由なルールを公平に保障すること
2.それぞれの可能性と実現性を高めること
3.創造的で強い社会を実現すること
4.多様性を与えること
5.相手の自由と人間性を保障すること
6.自分に出来ることは他の人間にも許すこと
などを基本としています。
全員に平等で公平なルールを保障します。
出来るだけ自由な経済を行うために、関税は撤廃します。
それぞれの可能性と実現性を、「潜在能力を見出すこと」と「正しく制度を作ること」から実現します。
社会の実体は強いものでなければなりません。創造的な会社を増やしながら、それぞれの多様性を高め、「強い会社の自由」を実現します。
戦争はしませんが、競争は積極的にしていきます。
多様性を与える、言い換えれば「個性を尊重する」と言うことをしていきます。
全部同じになってしまう、社会主義の経済政策は、たとえ平等になったとしても、幸福は生みません。
幸福を生み出すためには、自分の個性が尊重され、他人の個性も尊重していくことが必要です。
自由と人間性は、自由平和党にとって永遠のテーマです。
絶対に相手の自由と人間性を侵さないために、支配的な政策は出来る限り行いません。
自分に出来ることは他人にも許すこと。それが基本です。
自由平和党は、「自由とは何か」ということに対して、4つの定義と宣言を行います。
それは、
1.それぞれの集団の意志が尊重されなければならない
2.多数派だけではなく、少数派にも平等な権利と豊かさがなければならない
3.世界政府は、全ての国民に対して、統一的なことができなければならない
4.政府の権力は、民主的で透明なプロセスによって行わなければならない
です。
どんな場合においても、個人であろうと集団であろうと、意志に反して強制することが、できるだけないようにすべきです。
世界政府を行う上で、強制力がなければ上手くいかないこともあるでしょう。
ですが、たとえば学校のような場所で、子供たちの意志に反して強制的に洗脳が行なわれるようであってはいけません。
そのために、「独立し、分散し、互いに関与する、自由な意志に基づく共同体の意志決定」を行います。
共同体には、国家と同レベルの主権があります。主権とは、「最高の、他人に干渉されない、意思決定の独立性」のことです。
共同体は自由であり、もっと上や大きな権力に従うものではありません。共同体の主権を侵すことはできません。
そして、学校や会社や生活の上でも、自由は保たれなければなりません。これは、単なる金儲けを超えた、「国家の信条」の問題です。
民主主義の間違いは、多数派ばかりを尊重しすぎたことです。
選挙でも多数派である自民党が勝ち、国家としても多数派であるアメリカやイギリスが勝ちます。
それによって、世界はどうなったでしょうか。レベルの低い人間たちがのさばり、腐敗した知性のない破壊といじめとカーストだけの世界になりました。
そうした、「多数派に良ければそれで良い社会」とは、決別しなければなりません。
これが顕著に出ているのが、子供のいじめや虐待です。多数派であるクラスメイトがカーストを作って一番弱いものをいじめる。そして、強い大人が弱い子供を虐待する。
愛や道徳だけの問題ではなく、多数派が勝つ、という民主主義のやり方が間違っているのです。
少数派にも平等な生きる権利を与えるために、権力を統一し、カーストを否定し、誰かの上に誰かを作らず、みんなに同じものを同じように認められるような、「平等な権利のある社会」こそが、真に普遍的な多者の理想、決してただの多数派の利害関係ではなく、全員で共有されるべき正しい理想であり、平等こそそうなるべき自由だと僕は思います。
環境問題や貧困の問題を無くすためには、格差を無くすことももちろん大切ですが、福祉政策に頼るだけでは、弱者を救うことはできても、地球までは救うことができません。
真に自由があるためには、余裕と自由のある環境が必要であり、それは自然環境と整備されたクリーンなインフラに他なりません。
そして、それを実現するためには、世界政府が必要です。
確かに、アメリカやイギリスと日本や中国が議論して、同じ環境対策をすることはできるかもしれません。ですが、トランプ米大統領がパリ協定から離脱したように、各国の足並みをそろえるのはそう簡単にはいきません。
すぐには実現しないかもしれませんが、こうした国と国の関係を超えたところにあるグローバルな非資本主義的な問題を解決するためには、もはや世界政府にするしかないのです。
世界政府にすることで、アメリカの技術はアメリカだけの技術ではなくなり、中国は進歩すると同時に、先進国を見習って環境問題をともに解決するようになるでしょう。
最後に、「権力を民主主義かつ透明なプロセスで決める」ということが必要です。
本当に社会主義の独裁者にすると、それは最高権力となってしまい、絶対的権力は絶対に腐敗するでしょう。
世界政府の権力者がなんでもできるのであれば、それは透明で公正なプロセスで決められなければなりません。
民主主義による投票で決められる部分と決められない部分はあるでしょう。ですが、「主権在民」の精神の下、権力を平等な投票で決めることは、避けては通れない新しい国の形態であるでしょう。
よって、世界政府の権力者は民主的な投票によって決められます。また、三権分立を行い、司法は常に行政と立法を監視するようにします。議会では、ただ政治家同士の議論を行うだけではなく、さまざまな人々を交えた議論を民主的に行いましょう。
さらに言えば、国民が参加しやすい権力のあり方を作りましょう。国民ひとりが小さな個人だからといって、その個人の権利が最高指導者よりも下かと言えば、そうではありません。何らかの形で、個人の意見であったとしても、良い意見は評議会の提案として提出されるような、そうした「自由な参加と権利のある共同体社会」を作っていきます。