基本情報技術者試験の世界観。
現在の国家資格である情報処理技術者試験は、以下のような資格区分が行われている(以下のページを参照のこと)。
まずはITパスポート試験(昔あった初級シスアド試験を一部継承して一般化した簡単な試験)から受けることになっている。基本情報技術者試験を合格すると、プログラマへの道が開ける。さまざまな資格を持っているとキャリアアップや給料アップ・昇格に繋がる。
IT業界でプログラマやシステムエンジニアを目指す方が、誰でも目標とする資格です。
ソフトウェアとハードウェアの基本技術、システム開発の手法、周辺技術(ネットワーク・データベース・セキュリティなど)、経営について学びます。
たくさんの解説書が出ているのと、自分が説明するには広範囲すぎるので、勉強されたい方は解説書を購入してお読みください。
資格を取る、ということだけではなく、IT技術のことを良く知りたい、もっとコンピュータの仕組みを知った上でプログラムを書きたい、という方に、一度参考書として読まれることにもお勧めです。
自分は、姉夫婦(プログラマ)がこの資格を取った上で、その参考書を譲り受けたので、今その参考書を使って勉強中です。
さまざまな用語と説明が出てきますが、普通の人間にとって難しすぎる内容ではありません。ITのことに少し詳しい方が頑張って勉強すれば分かる内容が多いと思います。
基本情報技術者試験の一つ上のレベルとして、「応用情報技術者試験」というのがあります。
見ていると、応用的な技術要素や開発手法の内容が多いですが、僕が見ると、「あれ?こっちの方が簡単じゃないか」と思うことが良くあります。
プログラミング言語からプロジェクトマネジメントに至るまで、範囲が広く、詳しい印象があります。
コンピュータの基本的な理論とシステムから、さまざまな周辺技術(ハードウェア・マルチメディア・データベース・ネットワーク・セキュリティなど)、その他マネジメントのようなことも、応用的な詳しいことが書いてあります。
僕は今本を買って勉強中です。
後日追記:ただこの本が基本情報よりも簡単に大まかに書いてあるだけで、本当は応用情報の方が難しいです。基本情報は、技術の発案やシステム開発を他のエンジニアの下で行うことを目指していますが、応用情報は「独力」で行えるようなエンジニアになることを目指しています。
過去問題は以下にあります。
マイクロソフト オフィス スペシャリスト。Officeに関する試験です。
ITパスポート。ITの基本的な知識についての試験です。
基本情報技術者試験。システムエンジニアとしての能力を証明します。
Linuxの資格LPICです。LPIC/LinuCを参照のこと。
僕は、プログラマになりたいのであれば、基本情報技術者試験と、TOEICのような英語の資格試験を受けると良いと思います。
どんなに高齢になっても遅くはありません。頑張って基本情報と英語の資格試験を取れば、Red Hatに入ることもきっと可能ではないでしょうか。
基本情報に受かるコツは、僕のこのホームページよりも「もう少しだけ詳しく知る」ことです。ですので、インターネットや書籍を参考にして、もう少し詳しく知ろうとしてください。そうするときっととれるでしょう。
資格試験に受かるコツは、ずばり問題集を解くことです。
教科書や参考書は、そんなにたくさん必要ありません。一冊でも構いませんし、もっと必要だと思えば後から二冊~三冊ぐらい用意すればいいと思います。
問題集をAmazonなどで安く購入し、とにかく問題集を解き、分からないところや知らないところは、全てインターネットで検索します。
ごっそり知識が抜けている(たとえばネットワークやハードウェアのことが全然分からない)といった時は、入門者向けの本を買って読み調べます。
資格の勉強には、二つの意味があります。ひとつは、「何を勉強するか」、もうひとつは、「いつまでにどれくらいの時間でどのように達成するか」です。
勉強に王道はありませんが、前提となる知識や準備が必要ない勉強はありません。準備は受動的にではなく能動的に、「これくらいの本を買えば、これくらいの知識が得られるから、このように、いつまでに勉強しよう」と考えて、資格を自分のものにしてください。
書籍
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