日本製OSに関する世界観です。
TRONを参照のこと。
2ちゃんねるのひげぽんによって作られたOS。2ちゃんねるでの議論から開発され、今ではGUI機能を備えながらC++でマイクロカーネルの設計を行うなど、興味深い。ただし開発者のひげぽんは既に別のソフトウェアの開発に移った模様である。
後日注記:昔僕はひげぽんさんによるMona OSが大好きで、2ちゃんねるのログも読みました。応援しているので頑張ってください。
2ちゃんねるも参照のこと。
2024.01.04編集
川合秀実氏を中心としたグループによって開発されているオープンソースのOS。Mona OSと同様インターネットにファンが多い。
「エミュレータOS」という構想をかかげ、OSの互換性はエミュレーションに任せてOSは効率化を追求する。現在はまだ実装されていないが、WindowsアプリケーションやMacアプリケーションはエミュレーションによってOSASK上で動作するとされている。
僕は、アメリカのOSがバグだらけなのは、アメリカの体質的な問題があると思う。
アメリカの製造業というのは、「利益が出れば成功で、売ってしまえばそれで良い」というところがある。
本当に優れた製品を作ろうとせず、労働者は何も考えずに労働ノルマをこなしており、その結果バグだらけのものができても問題とせず、「売って儲かってしまえばそれで良い」と思っているからである。
確かに、エンジニアの間では、優れたOSを作ろうとするだろう。だが、アメリカはその時優れた製品が生まれなくても、儲かってしまえば「金の力で牽引できる」と考える。今、優れたものではなくても、それをおおっぴらに売ってしまえば利益が出る。その利益で、もっと優れたものを作ればいい。
そもそも、製品の品質だけではなく、「労働者を安定した生活につかせる」ということも、アメリカは考えていない。資本家は労働者のことを奴隷のようなものだと思っている。労働者も、会社の指導部を信じていない。
だからといってアメリカ人が悪いわけではない。逆に、アメリカ人は楽しい仲間のことを信じている。優れた事業家は、ネームバリューだけで評価される。
そういう世界だから、アメリカを追いかけ続けているだけでは、良いソフトウェアは生まれない。まさに、日本が独自に作ると、良いOSが生まれるだろう。日本人は「気軽に使ってもらって長い間満足する」ものを作るのは得意で、だからはてなブックマークのような使いやすいサービスが生まれるが、逆に業界全体にブレイクスルーを起こすことが不得意である。そこをきちんとできるようになれば、日本人はアメリカよりも優れたOSを作るはずである。最後に勝つのは、日本のOSである。
後日注記:ある意味、アメリカのIT業界というのはブレイクスルーが好きで、新しいアーキテクチャや斬新なイノベーション的発想を突き詰めようとする。日本人は、逆に使ってもらって満足しようとする。ただ、現実を見ると、日本人も多くのもので新しい「全く違う発想」をする。日本人は、発想をしたい人間はそれだけを突き詰め、みんなが協力したい時は正しい品質のものを作って顧客満足度を上げようとするところがある。みんなで新しいものを作るために挑戦していくということが苦手で、往々がひとりの社長に頼るようになる。チームで協力することは得意だが、変人奇人のような発想をすることができないのが日本人だ。