maldetectに関する世界観です。
以下の記事に、LMD(Linux Malware Detectionあるいはmaldetect)とClamAVを導入する手順が解説されている。
導入すると、cronで毎日自動的にmaldetectのスキャンが実行される。手動スキャンはいつでも可能。
後日注記:僕は、趣味で使うDebianマシンにmaldetectとClamAVを導入しています。
以下は/usr/local/maldetect/conf.maldetの例。(Linuxサーバーで「maldetect」「ClamAV」を使ってマルウェアを自動検出するには - TechRepublic Japanより自分用の引用コピー。)
email_alert=1 email_addr="メールアドレス" email_subj="Malware was found. $HOSTNAME : $(date +%Y-%m-%d)" quarantine_hits=1 quarantine_clean=1 quarantine_suspend_user=0 scan_clamscan=1
電子メールアラートが必要なければemail_alert=0とする。
後日注記:quarantine_suspend_user=1は要注意。このオプションを1にすると、マルウェアが見つかったユーザのアカウントの停止させる。僕はこのオプションを1にした上でサンプルウイルスを検出させたため、ユーザーが停止されてアカウントにログインできなくなってしまった。
maldetectを使うのであれば、inotify-toolsを導入しましょう。
ファイルやディレクトリを監視できるカーネルのinotify機能を使えるため、リアルタイムスキャンが可能になります。
ClamAVを参照のこと。