プリンターの世界観です。
紙にデータを印刷する装置。
プリンタには、ドットインパクトプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザープリンタなどが用いられる。
インクを吹き付ける個人向けの安価なインクジェットプリンタに対して、ドラムに付着したトナーを突き付けて印刷するレーザープリンタは高価で高品質かつ高速。
(「平成18年度 イメージ&クレバー方式でよくわかる栢木先生の基本情報技術者教室 (情報処理技術者試験)」を参考に執筆しました。)
実際のところ、プリンターはレーザープリンターが高品質かつ高速で、レーザーを使いたいところですが、価格が高価です。
そのため、高品質なプリンターを求めるなら、企業のオフィスなどであれば、リース契約などを結んで、お金を払って借りることになります。
ただし、家庭用であればインクジェットで十分です。インクジェットは価格が安いですが、実際はプリンターではなく高額なインクで儲けているところがあります。
プリンターについて言えることは、「用紙が重要」ということです。
家庭用のインクジェットプリンターであっても、写真用の用紙を使って印刷すれば、驚くほど鮮明で綺麗な写真を印刷することができます。
モニター画面では光の三原色であるRGB(レッド・グリーン・ブルー)が使われるのに対し、プリンターでは色材の三原色であるCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・黒)が一般的に使われている。
RGBとCMYKでは、表現できる色の範囲が違う。
そのため、RGBをCMYKに変換したり、その逆をしたりする時に、一方で表現できる色がもう一方で表現できない場合がある。
このような時は、できるだけ近い色に変換して表示されるため、そのような色が使われていた時には、変換後に違和感を感じることがある。
(放送大学「コンピュータとソフトウェア ('18)」を参考に執筆しました。)
2023.03.31
Adobe Photoshop/Illustratorのようなデザインソフトでは、RGBとCMYKは明確に区別される。
特に、写真補正をする場合には、RGBでなければ使用できないフォトレタッチ機能があるため、一般的にはRGBで写真加工を行う。
そして印刷する場合には写真データをPhotoshopなどのデザインソフトの機能を使ってCMYKに変換する。大量にある場合はバッチ(自動定型処理機能)を使う。
CMYK対応のプリンターで問題なく印刷できるようにするために、RGBで写真補正を行った上で、その写真データをCMYKに変換し、CMYKの状態で印刷屋さんに入稿することが多い。
デザイン(知識)も参照のこと。
2023.03.31
Linuxプリンターを参照のこと。
3Dプリンターを参照のこと。
PostScriptについてはPostScriptのページに情報があります。