ドイツの世界観2(ドイツ語)です。ドイツの世界観1も参照のこと。
参考文献:「ドイツ語のスタートライン (Starting Line-やさしく詳しい解説・しっかり身に付く文法・話したくなる表現-)」
ドイツ語とは何であるか。
ドイツ語は、ドイツやオーストリア、スイスなどで話される、ヨーロッパのゲルマン諸語の言語です。
日本人から見た時に特徴として言えるのは、「論理的な言語」「文法などが古いスタイル」「日本語とよく似ている」「英語の源流となった」「哲学や文学だけではなく、自然科学や医学などの文献が多い」と言えます。
まず、論理的な言語という点。ドイツ語はとても論理的な文法や語彙が多いです。「完全に厳密に、数学のように理性的に考える」というところがあり、また、日本語と同じように格があるなど「昔の言語のスタイルをしている」というところがあり、冠詞と前置詞の結合や格支配、あるいは話す順番が自由であったり、二番目の言葉で意味が決まり、動詞を最後につけることも多いなど、「日本語とよく似ている」というのがあります。
ドイツ語の影響は、単にドイツやオーストリアなどのドイツ語圏だけではありません。英語やオランダ語など、多くのゲルマン系の言語の源流となっているからです。
そのため、英語がどのような考え方で生まれたのかという「英語の源流」を探っていく上で、ドイツ語は習得するために良い選択肢です。
また、ドイツ語がフランス語や英語やスペイン語のように「多くの人に話されているわけではない」というのにも関わらず、大学でドイツ語を(特に理系の学生に対して)教えるのが標準化しているのは、「文献が多い」からです。ドイツ語には、古典と呼ばれる文献が多いです。哲学ならカントやヘーゲル、文学ならゲーテですが、他にも数学や自然科学では、ガウス、アインシュタインなど多くの科学者がドイツ語で話します。また、医学では今でもカルテにドイツ語を使うことが一般的であるなど、医学的な分野でも普及している言語です。他には、バイオリンなどの音楽でも、ドイツ語の「エー線、アー線、デー線、ゲー線」のようなアルファベットが使われます。宗教などにおいてもドイツ語が分かっているとルター訳の聖書が読めます。
ドイツ語の学習は、英語の学習においてもよい効果をもたらします。
そもそも、英語は事実上ドイツ語から派生した新しい言語であり、歴史的な順番から言ってドイツ語のほうが英語よりも先なのです。
英語だけを学ぶと、多くの重要な部分がドイツ語から消え去ってしまっていて、その重要な部分がなければ分からないことが、英語だけでは分かりません。
順番から言って、英語よりもドイツ語のほうが先です。英語を学ぶためには、ドイツ語を学ぶことが遠回りのようで実際は近道なのです。
2023.06.12
ドイツ語のスタートライン (Starting Line-やさしく詳しい解説・しっかり身に付く文法・話したくなる表現-)を参考に執筆しました。
基礎的なドイツ語。
定冠詞は「その」、不定冠詞は「ひとつの」を表す。
ドイツ語では格(はのにを)とその定冠詞がつく名詞の性(男性形・女性形・中性形)によって冠詞の形が変わる。英語のように「theとa」というシンプルな二択にはならない。
冠詞 | 1格 (が) | 2格 (の) | 3格 (に) | 4格 (を) |
---|---|---|---|---|
定冠詞(男性) | der | des | dem | den |
定冠詞(女性) | die | der | der | die |
定冠詞(中性) | das | des | dem | das |
不定冠詞(男性) | ein | eines | einem | einen |
不定冠詞(女性) | eine | einer | einer | eine |
不定冠詞(中性) | ein | eines | einem | ein |
ドイツ語では名詞の性が男性・女性・中性とあり、この性によって冠詞の形が変わる。
慣習的に、男性名詞を der Himmel (空)、女性名詞を die Meer (海)、中性名詞を das Sonne (太陽)のように1格の定冠詞をつけて表す。
どんな形の名詞がどの性になるかといったことについては以下のサイトが詳しいです。
動詞の人称変化は、語幹に語尾をつける。
人称 | 単数 | 複数 |
---|---|---|
わたし | Ich -e | wir -en |
あなた | Sie -en | Sie -en |
君 | du -st | ihr -t |
彼 彼女 それ | er -t sie -t es -t | sie -en |
たとえば、wohnen (住む)の場合:
人称 | 単数 | 複数 |
---|---|---|
わたし | Ich wohne | wir wohnen |
あなた | Sie wohnen | Sie wohnen |
君 | du wohnst | ihr wohnt |
彼 彼女 それ | er wohnt sie wohnt es wohnt | sie wohnen |
ただし、実際は不規則な人称変化がある。
不規則な人称変化 | 説明 |
---|---|
口調上のeを加える | -d/-t で終わる動詞の場合、そのまま -st/-t にしづらいため finden - du findest - er findet |
語幹のeがなくなる | 不定形の語尾が -n で語幹が -el- で終わる場合 angeln - ich angle |
母音が変わる1 | aからäのようにウムラウトする場合 schlafen - du schläfst - er schläft |
母音が変わる2 | eが2人称・3人称単数でiやieに変化する場合 sprechen - du sprichst - er spricht |
(放送大学「ドイツ語入門I ('06)」とドイツ語のスタートライン (Starting Line-やさしく詳しい解説・しっかり身に付く文法・話したくなる表現-)を参考に執筆しました。)
2023.05.31編集
2024.09.27編集
ドイツ語は、定冠詞と代名詞、前置詞と助動詞の言語だ。
まず、代名詞があり、助動詞がある。次に、名詞と動詞があり、「こと」を作る。最後に、前置詞がある。
比較して、英語の方が分かりやすい。助動詞の後に動詞が来て、格の順番が決まっている。
助動詞は、
助動詞 | 意味 |
---|---|
dürfen | しても構わない |
können | することが出来る |
mögen | かもしれない |
müssen | しなければならない |
sollen | するべき |
wollen | するつもり したい・ほしい |
がある。たとえば、以下のようになる。
Ich will heute nach Berlin fahren. (私は今日ベルリンに行きたいです)
wollen はほかの動詞と同じように人称変化し、will は wollen の一人称単数 (ich わたし) の人称変化である。過去形の wollte を使うと、(できなかったが)したかった、という意味になる。
wollen の用法については以下のサイトが参考になる。
準助動詞に相当するものとして、欲求を表現する möchten がある。
未来時制は、未来の助動詞 werden と動詞を使って作る。
2024.09.27編集
前置詞と定冠詞は融和する。たとえば、
言葉 | 意味 |
---|---|
am | an dem |
vom | von dem |
2023.05.31編集
前置詞には「格支配」と呼ばれる文法があり、前置詞が特定の格の言葉と結びつく。「2格支配」「3格支配」「4格支配」「3・4格支配」がある。
よく使われる aus (中から), mit (一緒に), nash (その方向に), von (から・の), zu (へ)などは3格支配の前置詞。
また、für (ために), um (前に) などは4格支配の前置詞。
そして、an (きわで), auf (上で), in (中で), unter (下で)などは3・4格支配の前置詞である。
(放送大学「ドイツ語入門I ('06)」とドイツ語のスタートライン (Starting Line-やさしく詳しい解説・しっかり身に付く文法・話したくなる表現-)を参考に執筆しました。)
2023.05.31
2024.09.27編集
不定形、過去形、過去分詞を三基本形と言う。
過去形は多くの場合、語幹に -te をつける。
過去分詞は、語幹の前に ge- をつけ、語幹の後に -t をつける。
この過去分詞を使って、完了形と受動文を作る。
意味 | 不定形 | 過去形 | 過去分詞 |
---|---|---|---|
学ぶ | lernen | lernte | gelernt |
ただし不規則的な過去分詞というのがあって、ge- を語幹の前に、-en を語幹の後に、などとなる。たとえば gehen (行く)など。
詳しくは以下が参考になる。
2024.09.27編集
完了形は、haben や sein と過去分詞を使って作る。意味は「した」。
たとえば、Gestern Ich habe nach Berlin gehen. (昨日ベルリンに行ってきました)となる。
通常は haben を使って完了形を作る。sein を使うのは4格の目的語のない「自動詞」の場合。
過去完了形は、haben や sein に過去形の人称変化をさせることで表現し、過去に「していた」という意味になる。
受動文は、werden と過去分詞を使って作る。意味は「される」。
zu 不定詞は、動詞を「すること」として、名詞や目的語のように使うことが出来る。
(ドイツ語のスタートライン (Starting Line-やさしく詳しい解説・しっかり身に付く文法・話したくなる表現-)を参考に執筆しました。)
2024.09.27編集
ドイツ語には分離動詞がある。たとえば、an|kommen (到着する) は an と kommen に分離して使う。
この場合、kommen はたとえば Er kommt のように人称変化し、文の最後に an が来る。
Er kommt in Berlin um 15.30 Uhr an. (彼はベルリンに午後3時30分に到着します)
(放送大学「ドイツ語入門I ('06)」を参考に執筆しました。)
2023.05.31
2024.09.27編集
このほか、関係文と接続法がある。
関係代名詞は、たとえば、
Ich treffe einen Mann, der in Japan wohnt. (わたしは日本に住んでいる男性に会った)
詳しくは以下が参考になる。
2023.05.31編集
接続法は、誰かの言葉を引用したり(第1式)、事実と逆のことを述べる場合(第2式)。動詞の人称変化がそれぞれの接続法で異なる。
(ドイツ語のスタートライン (Starting Line-やさしく詳しい解説・しっかり身に付く文法・話したくなる表現-)を参考に執筆しました。)
2024.09.27
15-言語より。
テキストエディタの関係上、一部の単語でウムラウトやエスツェットが消えています。あとで直しましたが、間違いが残っているかもしれません。ご了承ください。
ドイツ語。
コンピュータ der Computer | 機械 die Maschine | 食べ物 das Essen | 料理 die Kochkunst |
赤い rot | 青い blau | 白い weiß | 黒い schwarz |
テレビ das Fernsehen | 電話 das Telefon | 金 das Geld | 仕事 die Arbeit |
見る sehen | 聞く hören | 話す sprechen | 考える denken |
黄色い gelb | 緑の grün | 紫の lila | 灰色の grau |
家 das Haus | 父親 der Vater | 母親 die Mutter | 両親 die Eltern |
兄 der Bruder | 姉 die Schwester | 子供 das Kind | 家族 die Familie |
大統領・社長 der Präsident | 教師 der Lehrer | シェフ der Chef | コック der Koch |
従業員 der Angestellte | 弁護士 der Anwalt | 警察 die Polizei | 政治家 der Politiker |
役者 der Schauspieler | 作家 der Romanautor | 音楽家 der Musiker | 画家 der Maler |
芸術家 der Maler(der Künstler) | 学校 die Schule | 生徒 der Student(der Schüler) | 性別 das Geschlecht |
男 der Mann | 女 die Frau | 少年 der Junge | 少女 das Mädchen |
時間 das Mal | 空間 der Platz | 年齢 das Alter | 命 das Leben |
感情 die Emotion | 心 der Geist | 記憶 die Erinnerung(das Gedächtnis) | 意識 bei Bewusstsein |
世界 die Welt | 地球 die Erde | 惑星 der Planet | 太陽 die Sonne |
宇宙 das Universum | 光 das Licht | もの das Ding | 人間 der Mensch |
昼 der Mittag | 夜 der Abend | 朝 der Morgen | 季節 die Jahreszeit |
過去 die Vergangenheit | 未来 die Zukunft | 現在 die Gegenwart | 今 jetzt |
国 das Land | 国家 die Nation | 歴史 die Geschichte | 法律 das Gesetz |
政治 die Politik | 経済 die Okonomie | 宗教 die Religion | 科学 die Naturwissenschaft |
数学 die Mathematik | 物理 die Physik | 哲学 die Lebensanschauung | 日本 Japan |
アメリカ Vereinigte Staaten | イギリス Vereinigtes Konigreich von Grosbritannien und Nordirland | 日本語 japanisch | 英語 englisch |
前に vor | 後に nach | に an | へ zu |
中で in | 上に auf | ために für | である sein |
私 ich | あなた dich | 彼 er | 彼女 sie |
それ es | あれ dass | これ dieser | ここ hier |
春 die Feder | 夏 der Sommer | 秋 der Herbst | 冬 der Winter |
昨日 das Gestern | 今日 das Heute | 明日 der morgige Tag | 日 der Tag |
年 das Jahr | 月 der Monat | 時間 die Stunde | 分 die Minute |
秒 die Sekunde | 曜日 die Woche | 動物 das Tier | 植物 die Pflanze |
以前の vor | いくらかの einige | あらゆる alle | すべての alle |
水 das Wasser | 空気 die Luft | 頭 der Kopf | 体 der Körper |
出来る konnen | かもしれない kann | だろう werden | |
道具 das Werkzeug | 部屋 der Platz | 机 der Schreibtisch | テーブル der Tisch |
ペン der Fuller | 紙 die Abhandlung | 教科書 das Lehrbuch | 本 das Buch |
ノート die Note | 家具 die Möbel | 電気 elektrisch | 服 die Kleider |
髪 das Haar | 顔 das Gesicht | 板 die Anschlagtafel | 木 der Baum |
0 die Null | 1 eins | 10 zehn | 100 das Hundert |
1000 das Tausend | 100万 die Million | 10億 die Milliarde | 半分 halb(die Hälfte davon) |
3分の1 ein Drittel | 13~19までの数(不明) | 犬 der Hund | 猫 die Katze |
言語 die Sprache | 数字 die Zahl | 単語 das Wort | 名前 der Name |
文化 die Kultur | 時代 die Ära | 自由 die Freiheit | 平等 die Ebenburtigkeit |
足し算 die Addition | 引き算 das Abziehen | 掛け算 die Multiplikation | 割り算 die Division |
等しい der Gleichgestellte | 分数 die Abteilung | 足す addieren | 引く subtrahieren |
好き gleich(mögen) | 嫌い ablehnen(nicht mögen) | 食べる essen | 飲む trinken |
する die Feier | 行く gehen | なる sein | 望む wollen |
感じる fühlen | 覚える Erinnerung | 思い出す sich erinnern | 信じる glauben |
学ぶ lernen | 経験 die Erfahrung | 知性 die Intelligenz | 得る bekommen |
知る kennen | 理解する begreifen | 取る nehmen | 戦う kämpfen |
遊ぶ spielen | コップ・グラス das Glas | 皿 das Gericht | 夕食 das Abendessen |
朝食 das Fruhstuck | 昼食 das Mittagessen | 眠る schlafen | 起きる aufwachen |
夢 der Traum | 上に auf | 下に unten | 右 die Rechte |
左 die Linke | 返す die Heimkehr(zurückkehren) | 来る kommen | 変化 die Änderung(ändern) |
愛 die Liebe | 死 der Tod | ||
会社 die Gesellschaft | 政府 die Regierung | 戦争 der Krieg | 薬 die Arznei |
軍隊 die Armee | 軍事 die Heeresmacht(das Militär) | 力 die Gewalt | 防衛 die Verteidigung |
安全 der Safe | 銀行 die Bank | 株主 der Aktieninhaber | スーパーマーケット der Supermarkt |
王 der Konig | 女王 die Konigin | 大臣 der Minister | 肉 das Fleisch |
魚 der Fisch | 野菜 der Dahinvegetierende | 海 das Meer | 川 der Fluss |
空 die Luft | 大洋 der Ozean | 晴れ das Fine | 曇り bedeckt(bewölkt) |
雨 der Regen | 雪 der Schnee | 所有 haben | 共有 der Anteil |
ナイフ das Messer | フォーク die Gabel | スプーン der Loffel | 銃 das Gewehr |
買う der Kauf | 売る der Ausverkauf | 選挙 die Wahl | 引く der Abschlag |
押す der Anstos(drücken) | 音楽 die Musik | 絵 die Aufnahme | 映画 der Film |
ビデオ das Video | 牛乳 die Milch | ジュース der Saft | コーヒー der Kaffee |
ワイン der Wein | ビール das Bier | キリスト教 die Christenheit | 神 Gott |
牛肉 das Rindfleisch | 豚肉 das Schweinefleisch | 鶏肉 das Hühnerfleisch | 山 der Berg |
丘 der Hügel | 谷 das Tal | 草原 das Gras | 砂漠 die Wüste |
ドイツ語。
das Land (国) | Deutschland (ドイツ), Frankreich (フランス), Vereinigte Staaten (アメリカ). |
das Essen (食べ物) | die Wurst (ソーセージ), das Fleisch (肉), das Gemüse (野菜). |
das Kleid (衣服) | die Hose (ズボン), das Hemd (シャツ), die Unterwäsche (下着). |
das Lebewesen (生き物) | das Tier (動物), die Pflanze (植物). |
das Möbel (家具) | der Schreibtisch (机), das Regal (棚), der Tisch (テーブル). |
die Maschine (機械) | das Auto (自動車), der Computer (コンピュータ), der Kühlschrank (冷蔵庫), die Waschmaschine (洗濯機), der Staubsauger (掃除機). |
das Haus (家) | das Zimmer (部屋), die Küche (キッチン), das Wohnzimmer (居間), das Schlafzimmer (寝室), die Toilette (トイレ). |
die Schreibwaren (文房具) | der Fuller (ペン), der Bleistift (鉛筆), der Radiergummi (消しゴム), die Schere (ハサミ), das Papier (紙), das Heft (ノート), das Schulbuch (教科書). |
das Bild (映像) | das Video (ビデオ), der Aufnahmegerat (レコーダー), die DVD (DVD). |
die Sprache (言葉) | das Buch (本), das Schriftzeichen (文字), das Wört (単語), der Aufsatz (文章). |
die Musik (音楽) | die Klassik (クラシック), der Pop (ポップ), das Musikinstrument (楽器), das Klavier (ピアノ), das Orchester (オーケストラ), der Dirigent (指揮者), die Compact Disc (CD), |
das Kommen (交通) | das Auto (自動車), die Straße (道), die Bahn (電車), der Bahnhof (駅), das Flugzeug (飛行機), der Flughafen (空港), das Schiff (船), der Hafen (港). |
die Stadt (町) | das Geschaft (店), der Supermarkt (スーパーマーケット), die Ladenstrase (商店街), das Restaurant (レストラン), das Kaufhaus (デパート). |
数字 | die Null (0), eins (1), zwei (2), drei (3), vier (4), funf (5), sechs (6), sieben (7), acht (8), neun (9), zehn (10). |
数字 | elf (11), zwolf (12), dreizehn (13), zwanzig (20). |
感情 | froh (嬉しい), traurig (悲しい), angenehm (楽しい), bitter (つらい), fürchterlich (怖い), lachen (笑う). |
その他 | der Bus (バス), der Preis (値段), der Euro (ユーロ). |
anziehen (着る) | ausziehen (脱ぐ) | essen (食べる) | trinken (飲む) |
leben (生きる) | sterben (死ぬ) | wachsen (成長する) | benutzen (使う) |
machen (作る) | kaufen (買う) | verkaufen (売る) | bringen (運ぶ) |
setzen (置く) | bekommen (貰う) | geben (与える) | töten (殺す) |
lassen (してもらう) | arbeiten (働く) | lernen (学ぶ) | wissen (知る) |
lehren (教える) | verstehen (理解する) | vergessen (忘れる) | rechnen (計算する) |
denken (考える) | fühlen (感じる) | gehen (行く) | wohnen (住む) |
treffen (出会う) | sehen (見る) | hören (聞く) | sagen (言う) |
いつ (When) | Wann |
どこで (Where) | Wo |
だれが (Who) | Wer |
なにを (What) | Was |
なぜ (Why) | Warum |
どのように (How) | Wie |
どのくらい (How much) | Wieviel |
どの (Which) | Welcher |
ドイツ語のフレーズについては、以下の書籍が参考になります。
グリム童話を読みましょう。以下は朗読付きの対訳のグリム童話です。たくさんの表現があって参考になります。
また、ドイツには優れた文献が多いことで知られます。ゲーテやシラー、ハイネのような詩人の他、エンデのような文学、ガウスのような数学、また哲学ではカントやヘーゲルなど、いくらでも文献があります。
ドイツ語を話す文化圏は小さいものの、山のように文献があるため、「英語とドイツ語ができてしまえばほとんどの文献は読める」と言われます。哲学をやるならば、ドイツ語とフランス語とギリシア語とラテン語は必要です。
また、実際にドイツ語が使われる分野は、医学、哲学、そして音楽が多いです。特に、医学ではドイツ語を多用し、「ドイツ語でカルテを書く」医者がいるほどです。バイオリンのゲー線などでもドイツ語は見られます。
僕は長い間、ドイツ語の勉強がしたかったことがあります。
たとえば、僕は英語以前にフランス語に興味を持ってフランス語の外国語教室に通っていましたが、同時にドイツ語にも興味を持ちました。
たとえば、ニンテンドーDSの外国語が学べるゲームソフト(なんというタイトルかは覚えていない)で、イラストを見ながらドイツ語のスペルをペンで書く、ということを勉強していたため、少しだけドイツ語の単語を知っています。その時はドイツ語のレッスンを最後までクリアしました。
また、放送大学に入った時は、何よりも先にドイツ語とフランス語の科目を取りました。単位認定はできませんでしたが、放送授業のビデオをダビングして見ていたのがいい思い出です。
フランス語とドイツ語(そしてイタリア語と英語も)のフレーズブックを買ってきて、そのCDをiPodにインポートして、何時間もCD集を何も分からずに聞き続けていたのも記憶に新しいです。
僕はフランス語とドイツ語が好きです。なので、いつかフランスやドイツに行ってみたいです。
後日注記:調べたところ、おそらくこのゲームは「ゼロからはじめる 大人の5ヶ国語入門 英・仏・独・伊・西」です。また、これとは別に英語の勉強ソフトである「えいご漬け」というゲームがあり、僕はそのゲームも遊んでいました。ほかにも、iPhone向けのスマホアプリに「キクタン」という英単語学習アプリがあり、僕はこれも購入して聴いていました。
2024.09.26-27
ドイツ語は、非常に論理的な言語です。
まず、話し方が日本語とよく似ています。英語と日本語のいいところを融和させたような、「主語」「助動詞」「冠詞+名詞」「動詞」という話し方をするため、日本語と語順がよく似ており、日本人なら誰でも分かる通り「きちんと分かる語順」をしています。
Ich will nach Berlin gehen. (わたしはベルリンに行きたい)などは、日本語が分かる人にとっては「よく分かっている」というぐらい、とても論理的な言語です。
注記:どうやらこの場合gehenは省略し、Ich will nach Berlin.と言うそうです。以下のリンクが参考になります。
ですが、同時に、ドイツ語は極めて学びにくい言語です。
名詞の性が男性・女性・中性とあり、それぞれの冠詞類の変化が異なります。単に性が違うだけならまだいいのですが、冠詞類の変化が異なるため、男性名詞と女性名詞と中性名詞では扱い方が異なります。その単語にDerを付けるのかそれともDieを付けるのか、初心者にはさっぱり分からないのです。Derを使う場面はそれ以外(関係文など)にもあります。
それから、複数形がそれぞれ単語によって異なります。複数形にしても単数形の語尾に何もつけない場合、単数形の語尾に-erを付ける場合、-eを付ける場合、-en/-nを付ける場合、-sを付ける場合があって、その中でどれに当たるかは、辞書を引かなければなりません。また名詞に含まれる母音はウムラウトをする場合もあります。詳しくは以下の書籍が参考になります。
そのように、ドイツ語は極めて論理的であり、日本語とも近い言語ですが、極めて学びにくい言語です。なので、初心者にはお勧めしません。特に、話している地域もドイツやオーストリアやスイスなど一部の地域だけです。また、単に文法要素だけを見ると、フランス語のほうが文法的な要素は多く、ドイツ語は英語とフランス語の中間のような言語です。なので、語学をマスターしたいなら、ドイツ語よりもフランス語を選ぶことをお勧めします。
2024.09.27
下のリンク集から、さまざまなドイツ語の学習教材を得ることができます。フレーズブックCDがおすすめです。プレイヤーで聴いているだけで精神が治ります。僕はドイツ語のフレーズブックのほか、英語、フランス語、イタリア語のフレーズブックを空き時間に良く聴いています。音楽よりも面白いです。
テレビ
参考サイト
書籍