英会話をはじめようです。英会話教室でやった内容を反省しながら作成します。
以下の内容は、自分が英会話教室で習ったことに基づきます。そのため、一般的ではないことも多く、さまざまな講師に聞いた内容もあるため、正しい教科書通りの内容ではありません。ほとんどが独自研究です。
英会話も参照のこと。
まず、英語の発音のコツは、「アクセントをつけること」です。
英語のアクセントにはいくらかルールがあります。以下を参考にしてください。
英語と日本語の発音の違いは、「英語は強弱でアクセントをつけるが、日本語は高低でゆっくりと短い言葉を言う」ということです。
日本語は、無アクセントで、全て一定の調子で発音します。音節が少なく、ゆっくりと話し、高低で言葉を区別します。
これに対して、英語にはアクセントがあります。僕が無知な経験から言うと、最初の音を強く、叩きつけるように発音し、あとの音は早口で、日本語の一音一音の発音ではなく、なめらかに続くように発音します。
英語は、日本語の50音よりも、もっと複雑な音の喋り方をするところがあります。「複雑な音の発音をする」と思ってください。
ネイティブスピードの英語を話し聞き取るためには、このような「アクセント」が重要です。
アクセントを使って、一単語ごとに「叩きつけ、叫ぶように」発音するのです。このようにすることで、スピードが速くても、綺麗に発音できるのです。そこが分かると、逆にネイティブの発音する英語も、もともと何と言っていたのかが分かるようになり、聞き取り能力が高まります。
また、発音以外のことを言えば、定冠詞と不定冠詞を何のために使うのか、ということが日本人には理解できないことがありますが、aやtheは「ひとつの」とか「その」とかいう意味がある以前に、「名詞の位置をはっきりさせる」という役割があります。「ここに名詞があるのだよ」ということを、喋りながら意識して明確にできるのです。aとtheが二つもあるから分かりづらいだけです。
あとは、前置詞と動詞の変化が分かれば分かります。日本語で「てにをは」をつけるように、aboutやforのような前置詞をつけます。動詞の変化は複雑ですが、日本語でも活用形や送り仮名が複雑であるのと同じであると考えれば、「動詞さえマスターしてしまえば話せる」ということが分かります。
また、語学の勉強に有効なのが、「逐次的に理解したり、一括で最後まで聞いて理解するのを繰り返す」という方法です。まず、自分が話しながらどんなことを話すかを考え、文章や他人の話したことは、最後まで聞いて文のコピーを思い出して理解しようとします。これを繰り返すことで、「なんとなく言っている意味が分かる」ようになるのです。
英語の学習のコツは、簡単なis文から始めることです。
もっとも言いやすい、話しやすい言葉の使い方である、「The ~ is ~ .」から始めましょう。
たとえば、霧がかって白くなっている山を見て、「The mountain is white.」と言います。
この調子で、色んなことを話しましょう。
・The bridge is big and red.
・The road is long.
・The light is yellow.
また、次は動詞と不定冠詞(a)を使ってみましょう。
・I eat an apple.
・I walk everyday.
次は、過去形を使ってみましょう。
・I ate an apple.
・I played piano.
次に、人称代名詞と助動詞、動詞の変化形を使ってみましょう。
・He plays piano.
・It goes away.
・It will start at 7:00 am.
そして、疑問形を使ってみましょう。
・What music do you play with piano?
・When does winter start?
・What time does the party start?
・How it is built?
ここまでついてこられたでしょうか。日本語で話す場合と同じですが、「itの疑問形にはdoesを使う」「heがplayする時はplaysにする」などといった「基本ルール」があります。
これらを会話の中で、あるいは思考の中で流暢に話せるようになれば、英語の基本はマスターできています。
あとは、過去形はIや単数の時はwas、youや複数の時はwereになるとか、didやhaveをよく使うとか、そういう「延長線上にあるトピック」を吸収するだけで、英語は話せます。もちろん単語力も必要ですが、中学英語レベルで十分話せます。
最後に、ちょっと上級者向け、won't(will not)とhaveとenoughを使った表現です。
・The living room won't have enough space to put beds.
これは、「リビングルームにはベッドを置くだけの十分なスペースがないでしょう」という意味になります。
また、あえて言うと、英語を話すコツは日本人を嫌いになることです。日本人が下等な人種に思えると、なぜか英語が話せるようになります。
英語では、「聞きたい言葉」を先に言って、それに続けて「do you」や「are you」のような「説明」を付けることで、疑問文を作ります。
たとえば、「What hobbies do you have?」のようにします。ここでは、「What hobbies」が聞きたい言葉で、「do you have?」が説明です。
基本的にこの形を使って疑問文を作ります。「What school do you go to?」のようにします。
現在形(you) | 過去形(you) | he/she/it | they |
---|---|---|---|
Are you ...? | Were you ...? | Is he ...? / Was he ...? | Are they ...? |
Do you ...? | Did you ...? | Does he ...? / Did he ...? | Do they ...? |
Can you ...? | Could you ...? | Can he ...? / Could he ...? | Can they ...? |
Have you ...? | Had you ...? | Has he ...? / Had he ...? | Have they ...? |
Will you ...? | Would you ...? | Will he ...? / Would he ...? | Will they ...? |
wouldとcouldは、丁寧な言い回しをする時に使う。
wouldは「でしょう」という意味で、質問を尋ねる際には「でしょうか」という意味になる。
couldは「できます」という意味で、質問を尋ねる際には「していただけますか」という意味になる。
wouldとcouldはこれ以外にもさまざまな場面で多用する(特に丁寧にする場合でなくても良く使う)。I wouldは省略してI'dになる。
定冠詞theは、その対象が一つだけに定まっている場合において、名詞が普通名詞の場合に使います。たとえば、the United Kingdomなど。
固有名詞の時にはtheはつけません。たとえば、Germanyなど。
そして、互いに対話する際に、それが何か話し手の間で明確に分かっている場合、一つの特定のものだと定まる場合に使います。たとえば、Do you know the news?のように使います。
それから、概念そのものを言う場合に付けることがあります。The dog doesn't speakなど。この場合は複数形にしてDogs don't speak.とも表現できます。
ただし、I've missed the bus.のように、適当に何にでも付けることが多いので、注意が必要です。
発音の基本はフォニックスです。フォニックスとは、アルファベットの文字と実際の発音を対応づける、発音の仕組みです。
実際のフォニックスの発音一覧が以下にあるので参考にしてください。僕もこれで発音を練習したことがあります。
英語で長い言葉を話したい場合は、下に記述するように、Could you tell me where you go?(どこへ行くのか教えてくださいませんか?)のように、間接疑問文でwhereを使う時は、doのような空の意味の言葉は削除する。
また、Could you tell me who tercher is?(先生が誰なのか教えてくださいませんか?)のように、Who is tercher?はダイレクトな質問だが、Could you tell meのような丁寧な聞き方をする時は、Q(疑問詞)-A(助動詞)-S(主語)-M(メイン動詞)がQ-S-V(A+M)となって、AとSの順序が逆になる。
よって、「なぜ私がやらなければならないのかを教えてほしい」といった複雑な言い回しをする時は、Can I know why I will do it?(あるいはI'd like to know why I must to do it?)のように、whyの後に続くdoを削除し、助動詞の順番を主語の後に移動させれば、簡単に話せる。
また、日本語でいう「こと」や「もの」を表すために、what I want(私が望むものを)などとwhatを使った言い回しができるほか、something to eat(何か食べるものを)といったsomethingを使った表現が可能。種類や感じを表す時はkind of dirty(汚れている感じ=悪っぽい雰囲気)のような表現をすることができる。
相手に同調する時はsounds good(いいね)と言ったり、me tooとかme neitherを使って私も同じ(me neitherは否定的なニュアンスを同調する)といった表現で自分の雰囲気や感じを伝えられる。
英語は、僕の英会話学校に行っている経験から言うと、「自分の思っていることや正しいことを言って、それに付け足していく」言語です。
まず、自分の思っていることや言いたいことを、まるで自分自身に警告するかのように話し、その警告に意味や言葉を付け足していくことで、英語は話すことができます。
実際のところ、theやaは話し方の一種であり、「必ず名詞の前に慣習的に置く」というものである。
theやaに何らかの意味があるわけではなく、日本語のかかり言葉のように、慣習的に必ずtheやaをつけるのである。
また、英語には熟語というものがあり、たとえば「turn off」のようなものがそれに当たる。こうした単語にitをつける時は、turnとoffの間に置く。そのため、「I'm pretty sure I turned it off.」(私はそれの電源を切ったかどうか確証が持てない)などといった表現になる。
また、英単語を覚える時は、良く使う言葉から覚えること。学校の受験勉強のように、一気に全て覚えようとしてしまうと、難しい単語ばかり覚えてしまって、結果簡単な単語を忘れてしまう。難しい単語を覚えるよりも、よく使う簡単な単語から教室のような場所で覚えた方が良い。学校の英語教育もそのように改めるべきだと思う。
また、英語には時制と個数しか存在しない。時制と個数だけを考えて、theやaをつけて、itやthey/themを覚えれば話せる。他に何も無い言語だ。学校の文法は必要ない。
英語は、以下のような要素によって、動詞とbe動詞が変化します。
・肯定と否定(doとdon't)
・人称(わたし、あなた、彼、彼女、それ)
・複数形(単数と複数)
・時制(現在形と過去形)
・動詞とbe動詞
・-ing
・助動詞
これらを気にしながら話せば、どんなことでも話せるようになります。
英語には、to, about, forのような、言葉と言葉を繋ぐ言葉が多いです。
たとえば、time to leaveで「去る時」などと表現します。
日本語では、何でも送り仮名や「てにをは」を使って、言葉と言葉をひらがなでくっつけますが、英語ではこうしたto, about, forのような基本的な単語を使うことで、同じことを異なるやり方で表現します。たとえば、「I've lost the time to get out from here.」のように表現します。
難しいのは、動詞の変化形で、「動詞をそのまま使うのか、toを使うのか、あるいは-ingをつけて使うのかが場合によって異なる」ということです。助動詞や基本となる単語によって、to不定詞を使ったり、-ingを使ったり、あるいは動詞をそのまま使うこともあります。ですが、toと-ingを同時に使うことはありません。
後日注記:疑問文を表現する時に、「Where do you go to?」のように、文の最後にこうした繋ぐ単語を持ってくることもあります。ofやinなどの単語も、場合によっては最後につけることがあり、使い方に注意が必要です。
言葉 | 説明 |
---|---|
for | そのために。 dinner for youなど。 ただためにすることだけではなく、色んな意味で使う。 I've been spending time for working.など。 |
to | そこに向けて。 want toはwanna、going toはgonnaなどと短縮形も使う。 |
about | それについて。 How about you?など。 |
going to | そこへ向かう。 willと同じように使う。 I'm going to buy a car.など。 |
get | それを得る。 道順を聞く時などにも使う。 How to get there?など。 getは多くの意味で多用するが、 「それが自分に対して起きる」といった場合は全てget。 |
could | それが出来る、それをしていただけますか。 丁寧にものごとを訪ねる時に良く使う。 Could you help me?など。 |
would | でしょうか、しましょうか、どうですか、 いかがでしょうか、といった感じの丁寧な表現。 基本的にbe動詞をwouldに変えれば、それだけで丁寧な表現になる。 例文はWhat menu would you like for dinner?など。 |
take | それをしてもらう。 店で買うもの注文をする時などに、 I'll take it.などと使う。 また、それがどれくらい時間と手間がかかるか、といった場合にも使う。 |
let | それを許す。 「それをしよう」などと言った誘い文句のように使う。 |
have been ever | 今まであったことや経過を表す。 Have you ever been to London?で 「ロンドンに行ったことがありますか?」という意味になる。 |
looking forward | 未来に対する期待や、楽しみに対して使う。 |
sounds good | いいね。 sounds niceやsounds greatのように使う。 |
kind of | 種類。 良く分かんないけどそういう感じのもの、といった表現に使われるほか、 生き物(たとえば犬や猫)の種類などを言う時はkind ofを良く使う。 |
will be | 未来に起きる出来事を指す。 あなたが負けるでしょう、はYou'll be lost.となる。 |
have | 過去に起きた出来事やさっき起きた出来事は、 動詞の過去形とhaveを一緒に使う。 また、haveはmustと同様にしなければならないという意味にも使う。 |
must/should/may be/can | mustはしなければならない、 shouldはすべきだ、 may beはかもしれない、 canはできる、という意味。 |
言葉 | 説明 |
---|---|
What happened? | 何があったの? |
How about you? | あなたはどう? |
Where do you go? | どこへ行くの? |
What menu would you like for dinner? | 夕食のメニューは何にしますか? |
Could you tell me? | 教えてくださいませんか? |
How to get there? | そこへはどのように行きますか? |
Could you tell me where you go? | どこへ行くのか教えてくださいませんか? 間接疑問文でwhereを使う時は、 doのような空の意味の言葉は削除します。 |
Could you tell me who tercher is? | 先生が誰なのか教えてくださいませんか? Who is tercher?はダイレクトな質問ですが、 Could you tell meのような丁寧な聞き方をする時は、 Q(疑問詞)-A(助動詞)-S(主語)-M(メイン動詞)が Q-S-V(A+M)となって、AとSの順序が逆になります。 同様に、When does the class start?は I'd like to know when the class starts?になり、 When will the shop open?は、 I'd like to know when the shop will open?になります。 |
Tell me what you think! | あなたの考えたこと教えて! thatやwhoは単語を飾り付けるために使いますが、 whatを使った場合は、名詞を省略し、 考えた「こと」と言う意味の、単純な説明の言葉を作り出すことが出来ます。 |
How was it? | それはどうだった? |
Do you know the news? | そのニュースを知っているか? 英語の定冠詞theは、 話し手の間でその言葉の指す内容が明確に分かっている (共通合意が取れている)時に使います。 |
Have you ever been to Germany? | ドイツに行ったことはありますか? |
言葉 | 説明 |
---|---|
It was pretty good. | けっこう良かったよ。 |
It was terrible. | 最悪だね。 |
The music was good, but the story was really boring. | 音楽は良かったけど、シナリオは本当につまらなかったよ。 |
I've been to Germany. | ドイツに行ったことがあります。 |
英語では、isやwasなどのbe動詞を、「彼は~だ」という意味で使いますが、「そこに~がある」という意味でも使います。
たとえば、そこに時計があった、と言うためには、「There was a clock.」でいいのです。
また、aは本当に「ひとつの」という意味で使います。
これは、フランス語ではun(1)をaと同じ意味で使い、ドイツ語ではein(1)を使うことからも言えます。
また、theは「その」「ただひとつの」という意味で使います。これも、ただひとつのものについてはなんにでもtheを使います。aはそこにあるひとつのものですが、theは世界にあるただひとつのものです。
なぜか、フランス語のdes(複数の)は英語では単語の後に-sをつける決まりになっているため、carsなどには前に何もつけません。単にcarsです。
英語を長く話していると、日本語で「は」とか「だ」を最後につけるのと同様、aやtheを自然につけて話せるようになります。
後日注記:実際、英語ではtheをitと同じぐらいいくらでも使います。この時、theを「それ」すなわちitと同じ意味であると考えることができます。theは要するに単語を意味から現実に拡張する「それ」という意味です。なので、意味を表す単語よりも主体なのではないかというぐらい、なんにでもtheをつけます。日本語でいう「は」や「が」、あるいは「てにをは」と同じです。
僕が思うに、英語は動詞です。
日本語は、名詞を先に言って、その名詞から自分の行動や関係である動詞を考えます。
そのため、日本人は「名詞さえ分かれば英語は話せる」と思い、主に名詞を勉強します。
しかしながら、これは間違っています。
英語では、名詞よりも先に動詞を話します。
そう、英語のネイティブは、名詞からではなく、動詞から考えているのです。
たとえば、「It's a food.」「それは食べ物である」という時に、日本人は「it's」よりも「それは~食べ物」を主に考えてしまいます。
しかしながら、むしろ、ネイティブはここで「is」から考えているのです。
僕は、ここにアメリカ人と日本人の大きな違いがあると思います。
なぜなら、なんでも動詞から考えるようになると、英語の表現がペラペラと頭の中から出てくるようになるからです。
日本人は、英語を日本語とはまったく違うものだと思っています。
しかしながら、日本語と同じように、英語も言語であり、文にすぎません。
ひとつの文があり、疑問を与えれば答えの文があり、聞かれたことに対してyes/noや回答で答える、ということは、英語でも変わりません。
そう、英語は日本語と同じ「言語」です。
言い方を変えれば、「同じ言語であり、表現が変わっても、文としての形や意味が一文であることが、絶対に変わるわけがない」ということです。
これが分かると、英語は話せるようになります。
どのような単語の組み合わせでも、ひとつの文になることが分かれば、日本人が日本語を理解するように、アメリカ人と同じ立場で英語を理解できるのです。
僕はネイティブの英語が分かっていないので、間違いかもしれませんが、whenには「いつ」だけではなく、「して」という意味で使われることが多いように思います。
「あまりに苦しすぎて」とか、「とても好きすぎて」といった時に、whenをよく使います。
日本語の「てにをは」は、英語ではwhenやtoを使うことで表現するように思います。
「here」や「today」などの場所や時間を表す単語は、最後に置くだけで何もつけません。これは、「時間と空間はそもそもの言語の前提条件である」という考え方があるように思います。
また、haveは「した」という意味で使われますが、「今完了した状態」ということを示すためにhaveやhave been(連続して至る場合)をよく使います。英語ではbe動詞とhaveがもっともよく使われる英単語の1位と2位となっています。
make, let, haveなどは使役動詞とよばれ、「させる」や「しよう」や「してもらう」などといった「別の人間から作用する」意味を持ちます。make you happyなら「あなたを幸せにする」という意味になります。
助動詞で「しなければならない」という意味を持つmustは、人間がしなければならない時は「have to」が使われることが多いです。
getは、ものを得るだけではなく、目的地に到着する時にも使います。たとえば「How do I get to there?」で「どうすればそこに行けますか」となります。
丁寧に聞くのであれば、「Could you tell me how to get there?」のようにcouldを使います。couldやwouldは、日本語の敬語と同じように、丁寧に「していただけますか」「でしょうか」と尋ねる時に使います。
さまざまな感情表現でも、getやfeel likeなどを使うことが多いです。I got sickならば「病気になった」という意味になります。
また、takeは相手にさせるために使います。
たとえば、take youといえば、相手に仕事のような何かをしてもらうことを指します。
I take itと商品を指して言えば、その商品が欲しいという意味になります。
take a photoはカメラを使って写真を撮るという意味になります。
相手に予約を取ってもらったりするような時にも、takeをよく使います。
takeは日本人には分かりづらい言葉ですが、「自分だけではなく相手にさせる」という意味だと思えばいいでしょう。
僕は、日本語と英語の共通点は「付け足していくこと」だと思います。ですが、「何に付き足していくか」が違うのです。
日本語は、対象となる事物から付き足していく言語です。「りんごを食べる」であれば、まず「りんご」から想像するのが日本語的です。
英語は、これに対して、「What」や「How」といった概念から付き足していく言語です。
なので、アメリカ人は、Appleから考えません。考えるのはまず「What」であり、これに「What do I eat?」と付け足して、「an apple!」と考えるのです。
そういうわけで、英語的に思考するためには、まず5W1Hから考えることです。自らの考えていることを「What」や「Why」にできる人間なら、英語で話すことができます。
英語を聞き取れるようになるコツは、反応することです。
頭の中で、どんな言葉にも反応して、判断して返すようになったら、そのまま放っておくだけでネイティブが話す英語を聞き取れるようになります。
聞き取れるようになったら、逆に反応をやめ、中心でじっとしていながら頭に入ってくる英語をただ聞いていればいいのです。
これが「英語の知性」だと僕は思います。
また、なぜ日本人が日本語ができるのに英語ができないのか、それは僕は「日本語が簡単すぎるから」だと思います。
一見、漢字が複雑であるため、日本人の使う日本語の方が、英語よりも難しく見えるかもしれません。
ですが、たとえば「自動車」とか「最適化」という言葉は、漢字のひとつひとつを見れば、単語を知らなくても、はじめて見ただけでも意味がなんとなく分かります。
これが「car」とか「optimum」という単語だと、英単語を見ただけでは、その意味が分かりません。
そう、漢字は難しく見えて、本当は言語全体を見ると、日本語を理解する方が英語を理解するよりもはるかに簡単です。
また、カタカナやひらがなの問題として、よく「カタカナ語は発音を間違って覚える」と言いますが、日本語の発音はとても平坦でありながら単調であり、またゆっくりと話すため聞き取りやすいです。
これが英語だと、母音も多く、伸ばしたり強く長く読んだりということが不規則的であり、明確な規則がありません。
同時に、日本語の文法は、「漢字にひらがながついて変化する」という、とても分かりやすい文法規則をしていますが、英語では単語が単に羅列しているだけであり、「どこを文法的要素とし、どこを動詞や名詞を表す単語であると感覚的に理解していいか分からない」となります。
そして、日本語は「くっつくだけで話せる言葉」ですが、英語はそうではなく、「単語ひとつひとつの意味や関係性を考えなければ話せない言葉」です。
最後に、日本語に比べて、英語は表現力が貧弱です。日本語は、「だよね」とか「かもね」のように、どう説明していいか分からないような「自分の言いたいことの感覚的な表現」ができます。英語には、そのような表現はありません。代わりにネイティブにだけ通じる「イディオム」が存在します。
要するに、「日本語が簡単すぎるから英語をするのが難しい」ということです。日本語は高度で複雑に見えますが、実際はとても単純な言葉であり、「英語に簡単に移行できないのは、日本語が簡単すぎるから」なのです。
間違いやすい単語として、tell(伝える)、ask(尋ねる)、call(呼ぶ)がある。
tellは、自分が相手に何かを伝える時に言う。askは、相手に何かを尋ねる時に言う。そして、callは、相手を呼ぶ時に言う。
tellの過去形はtold。askの過去形はasked。callの過去形はcalled。
たとえば、「わたしにそれを伝えてください」はPlease tell me that.となる。
「わたしになんでも尋ねてください」はPlease ask me any questions.となる。
「わたしをアッシーと呼んでください」は、Please call me "Assy".となる。
toと-ingは同時に使わない。to liveやlivingとは言うが、to livingとは言わない。これは、toと-ingが同様の意味を持つから、両者を二つともつけることは無いからである。
toと-ingのどちらを使うかは、文脈によって異なる。
英語では、haveを「持つ」という本来の意味だけではなく、何かをしたとか、何かをあったとか、「この世界で起きる全てのこと」にhaveやhadを使って表現します。
たとえば、次のような言い回しをします。
If I'd left my home earlier, I wouldn't have missed the bus. 私がもしもっと早く家を出ていたら、バスを見逃すことはなかった。
日本語でいう、「ある」や「しました」といった意味に近いですが、日本語には無い言葉です。
haveと並んで良く使うのはgetです。何かを目的に何かを(今から)する時には、何にでもgetを使います。また、beもhaveと同様に良く使いますが、beは「今起きていること」に対して使います。
また、haveとget以外のものとしては、going toを良く使います。go toは短縮してgonna、want toは短縮してwannaと言います。良く使うので知っておきましょう。
英文法の専門家から、「haveは過去形として使うだけだよ」と言われそうですが、ここでは文法は無視しましょう。I have cleaned up.など、英語は恐ろしいほどやったことや起きたこと全てにhaveを使います。それを知っておくと、話す時の「英語の表現センス」が身につくと思います。
これを言うとネイティブに怒られそうですが、日本語がキモいのと同様、英語もキモいです。まるで生ごみのような発音をします。ですが、そうしたところを分かると、聞き取れるようになります。英語が特殊なイントネーションのある「メリハリのある発音」をするのは、生ごみのように話していても聞き取れるようにするためだと、僕は勝手に思っています。
日本人が良く分からないものとして、theとaの区別があるが、ひとつしかないものはtheを、たくさんあるもののうちひとつはaをつける。
これは、良く考えるととても論理的で、たとえばLinuxカーネルがカーネルの1つである、という意味ではaをつけるが、たとえばFedora公式のリポジトリである、などと言った場合にはtheをつけた方が良い。逆に、たくさんのリポジトリがあったりするときはaをつける。Linuxがリーナスの作ったカーネルだ、という意味では、theをつけても良いかもしれない。
英語は、複数形の時制と、カウント可能・不可能で言葉を使い分ける。
たとえば、YouやWeやTheyではareやwereやplayを使うが、HeやItではisやwasやplaysを使う、といった場合である。
カウント可能、不可能とは、たとえば、so manyやso fewはカウントできるもの(carsなど)に使うが、so muchやso littleはカウントできないものに使う(funなど)という具合である。
ほかに良くある使い分けとして、形容詞と副詞でたとえばgoodがwellになったりする。
英語では、全ての言葉をまるで「作る」かのように喋ります。どういうことかというと、「私は学生です」と言ったりする時も、形容詞でなければ「I'm a student.」と必ず「a」を付けます。まるで、常に言葉によって存在を作るかのように、全てに「a」を付けます。
それから、常に、「たった一つしかないもの」には「the」をつけて特定します。それが一つしかない時は必ず「the」をつけます。これは「I missed the bus.」のように、どんな場合でも徹底しています。
そして、ものの個数、それも単一のものであるか複数のものであるかを、明確に区別します。「book」と「books」では意味が全く異なります。
そういうわけで、英語は神経質で細かすぎる言語です。他には、時制によって今起きていることなのか、過去に起きたことなのか、などを区別します。そして、名詞なのか形容詞なのか動詞なのか、という区別も、文法にたくさん出てきます。
そもそもが、そのような言語です。英会話教室に通っていると、そういうところが良く分かります。そして、長い間通っていると、どのように話せば良いのか分かってきます。英文法を学校で学ぶ人も多いですが、「世界で一番文法が使えない言語」だと思った方が良いです。英文法で教えているのとは全く違います。また、高校の英単語はほとんど使わず、ほとんどは中学レベルの単語で話します。「学校はみんなを馬鹿にしているだけ」だと言えるでしょう。
英語で良く使う単語は、get, take, have, up, downなどです。なんでもかんでも、「作ること」「得ること」「お願いすること」「所有すること」「上がること」「下がること」などで考えます。
言ってしまえば、資本主義のような言語です。そもそもが、社会や人間のことを「サービスをしてもらう」ような考え方で話します。upなどは「What's up?」(どうしている?)のようにさまざまな場面と用法で多用します。英語では、なんでもかんでも「上がったり下がったり」で考えます。そういう言語だと思うと、理解できるかもしれません。
英語は、丁寧に説明することもあれば、簡単な単語の組み合わせにする時もある言語です。
簡単な単語の組み合わせは、たとえば「Any idea?(何か考えはある?)」のように、単語を簡単に使って、適当に話すカジュアルな言い方です。
また、丁寧に説明する時は、これでもかというぐらい丁寧に説明します。論理的なWikipediaのような文章がこれに当たるでしょう。
僕は、英語の文章を読む時のコツは、文法的な単語よりも、意味のある単語を優先して読むことではないかと思います。
最初は、「to」や「of」や「in」や「on」のような単語は、無視します。「English language」や「West Germanic」のようなその文脈で使われている意味のある単語を「拾う」ように読むのです。
慣れてくると、名詞や動詞のような「意味のある単語」と、それ以外の「文法的で他の言葉にかかる言葉」を、プライオリティ(優先順位)をつけて読めるようになります。
これで、たとえば英語版Wikipediaの記事であっても、ネイティブスピードですらすら読めるようになります。また、前置詞や冠詞なども、自然に名詞と一緒に出てくるようになるでしょう。
英語と日本語は同じです。たとえば、日本語でも、意味のある言葉にくっつけて「に」や「の」(格助詞)を言いますが、このくっついている言葉を意識して読むことは多くありません。ほとんどは、意味のある言葉を聞いていて、それと一緒に格助詞や前置詞を聞いているのです。
僕は、英語のような「言語」には、その言語の「ネイティブにしか分からない世界」があると思います。
英語の勉強をする、ということは、そのネイティブにしか分からない世界観を知るということです。これは大きなスキルになると同時に、とても面白い勉強です。
また、英語を理解する上で必要なのは、単語を単体で分かるのではなく、他の単語との関係性や関連性を考えることです。
言葉と言葉の関係性を考えて話すことで、子供のように英語を習得することができます。
特に、二つや三つぐらいの単語を常にセットで考え、聞き取るような習慣が必要です。
また、僕が最近やっていることは、レッスンで習ったことを覚えている間にノートにメモする、ということです。
覚えている間に書くことで、次のレッスンを受けるまでそのフレーズを覚えたままでいられます。そのままレッスンを続けることで、必ず英語のスキルは上達します。
英語の発音のコツは、ぼそぼそと小声で喋るのではなく、口全体を使って、堂々と全力で発音することです。
たとえば、「I'd like to」と喋る場合でも、小声でぼそぼそ話すと、活舌よく発音できません。恥ずかしがらずに、口全体を使って、そして言葉ごとに大げさに反応しながら喋ることで、「ただ発音するだけではなく、言葉遣いや喋り方として文を読む」ことができます。
英語の聞き取りのコツは、たとえば英語の歌などを聞いて、その文から単語を聞き取ろうとしたり、意味を解そうとするのではなく、音そのものを聞くことです。
実際のところ、英語で、単語のスペル通り発音することはほとんどありません。
youを「ヨウ」ではなく「ユー」と発音するように、英語では多くの場合スペルとは異なる発音をします。
これは単なるスペルの発音だけではなく、リエゾンも含まれます。リエゾンとは続き読みのことで、「would you」は「ウジャ」などと発音するのです。
英語の話し言葉を聞いた時に、日本人はすぐに「何の単語を言っているか」を考えてしまいます。それで、聞き取った言葉で意味を理解しようとして、脳がオーバーフローして「早口で理解できない」となってしまうのです。
実際のところ、英語であーだらうーだら話しているのを、そのまま聞けば良いのです。単語の区別も、意味も存在しない、「何もない英語」を一度聞くことで、英語は聞き取れるようになります。
また、聞き取れるようになってしまえば、あとはアクセントの位置からどこで単語が区切られるのかが分かります。その時、はじめて、英語がきちんとネイティブのように理解できるようになります。
僕が思うに、英文を実際に読まなければ、英語はマスターできません。
エンジニアを目指しているのであれば、LinuxやFreeBSDなどの開発者向け技術文書の読みこなしがおすすめです。技術の勉強になると同時に、実践的な英語表現を知ることができます。
今の時代、エンジニアにとって英語は必須です。たとえば、海外の技術文書や、外国人とのコミュニケーションや共同作業、ソースコードに使う識別名やコメントの説明などは、ほとんど英語です。C言語をきちんと学ぶよりも、英語を学んだ方が良いくらいです。
以下に、参考になりそうな英語の技術文書を載せておきます。
以下のような辞書サイトとともに使いましょう。
YouTubeの隠れた使い方として、「英語を学ぶために使う」というのがあります。英語で「English」などと検索するとたくさんかかります。以下は一例です。
英語を滑らかにに話すコツは、ハイスピードで読み、ハイスピードで話すことを恐れないことです。
英語の発音のコツは、僕はアクセントとスピードだと思います。特に、単語の最初の音節を叫ぶように話し、アクセントのある音節を伸ばして強く話すこと。その上で、ハイスピードで読み、ハイスピードで話すことができたら、滑らかに話すことができます。
英語は、日本語よりも話し方に強弱があり、スピードも速いですが、読んでいる最中に次の単語をどんどん読むかのように、「どんどん先を読んで話す」ことができると話しやすいです。
憶測ですが、アメリカ人が大量消費文化で、時々重要なことを軽んじる気質があるのは、そういうところからきているのかもしれません。スピードを重視し、細かいところは無視するのです。
また、日本語には省略が多いですが、英語ではそもそも単語だけを話すことが多いです。「Any idea?」と言ってアイディアを募るように、単語だけで意味が通じるのです。これも、日本語と異なる点、あるいは似通った点ではないかと思います。
英語の発音において、難しいのは「オウ」と「ウー」です。
言葉で表現するのは難しいですが、「舌の底を回るように」発音します。
この発音をきれいに話せるようになれば、英語の発音はだいぶ楽になるでしょう。
英語を話すコツは、「自分の言いたいことがあって、それを英語に表現する」ということだと思います。
日本人は、日本語のすべてを表すために、日本語のすべてを考えてしまいます。
ですが、英語で話そうとする際に、そのすべてを最初から考えている人は居ません。
しかしながら、言いながら考えているわけでもありません。
英語は、まず、簡単な「話したいこと」があります。たとえば、「ラーメンが食べたいなあ」と思った時、そのすべてを英語で最初から考えません。まず、ラーメンを食べたい、という「話したいこと」があり、それを表現した結果としての「I want to eat a ramen.」があります。
このように、英語で話す時は、最初から英文のすべてを細かく表現しようとしないことです。話したいことをどういう風に表現すればいいかを考えた、「表現した結果としての英文がある」と考えましょう。
英語の発音のコツは、「切れるところ」と「伸ばすところ」です。
日本人は、どうしても日本語の影響から、母音ごとに区切って平たい英語を話してしまいますが、英語は母音は重要ですが、切れるところと伸ばすところの発音が日本語と違います。
切れるところは、たとえば「パックト」のクトのように完全に切れた発音をします。また、重要なのは伸ばす発音で、フランス語のリエゾンのように複数の子音と母音が繋がった発音をします。
切れるところと伸ばすところを上手く発音できると、発音がネイティブに近づくこと間違いなしです。
英語の発音のコツは、母音だけに注目して読むことです。
英語にも綴りがありますが、日本語のひらがなやカタカナのように、子音と母音が一緒になってひとつの文字になっているわけではなく、子音と母音が区別されずに並べられています。
これを順番通りに日本語のように発音するのではなく、母音だけに注目してみてください。
英語には、母音がない場合(たとえばst)や、母音がひとつ以上ある場合(たとえばro)があり、母音には長く伸ばす場合と、伸ばさずに短く発音する場合があります。
たとえば、treeであれば、母音のないtと、母音のあるreeがあります。これを母音だけに注目し、[t][ree]と区別し、tで短く切って、reeを滑らかに発音するようにするのです。
また、英語には綴りがありますが、綴り通りに発音することはレアケースです。綴りだけに囚われず、「綴りを見ただけで音を想像し、その音を発音する」ようにしましょう。
このようにすることで、ネイティブのように英語を発音することができます。
英語を聞き取るためのコツは、僕は一文を四つに区切ることだと思います。
日本人は、漢字とひらがなを混ぜるために分かっていないだけで、普通、言語は一文に四つぐらいの意味があります。
この四つぐらいの意味を聞くために一番いいのは、一文をまず、「前の文」と「後の文」、すなわち二つに区切ります。そして、それで聞いていると、「四つぐらいしか意味はない」ということが分かります。
そういうわけで、四つが聞き取れるようになれば、英語はネイティブ並みに聞き取ることができます。
また、英語について、文法であれこれと考える必要はないです。なぜなら、UNIXのコマンドラインのように、「前の文と後の文が結合している」と考えればいいからです。
前の文が、後の文に対してのコマンドになっており、後の文はコマンドに対するオプション引数になっている、そのように考えればよいのです。
英語の上達のコツは、YouTubeを聴くことです。
YouTubeの洋楽を聴くことで、きちんとネイティブがどのように英語を話すのか分かります。
僕は英会話教室に長い間通いましたが、みなさんも、英会話教室に通いながら、YouTubeの洋楽をたまに聴くことをおすすめします。
僕は、今、父親の持っていた英語の大学の電磁気学の本を読んでいます。
基本的に、英会話教室で習っている英語力で、なんとか理解できるところと、理解できないところがあります。知らない単語は多いですが、なんとなく電磁気学の内容であれば察しが付くところがあります。
ですが、むしろ、電磁気学の内容が難しいです。数式や図の意味が分からなかったり、クーロン力の説明が理解できなかったり、積分やベクトル量の意味も分かりません。
ですが、純粋に、「楽しい」です。英語の本を読むという、体験そのものがとても楽しいところがあります。
また、英語の文章を読んでいて、どのように英語を読めばいいのか、リズム的な感覚が身に付きます。英語は単語ごとに認識していく言語であり、等速度で読み進めながら、発音を感覚的に読んでいくことで、英語の「読む力」がつきます。
なので、皆さんにも、ある程度の英語力がついたら、大学の英語の教科書を読むことをおすすめします。なんらかの洋書を買って読んでみてください。
また、ネイティブのように発音するコツは、高い声で発音することです。
英語のネイティブは、高い声で発音する人が多いです。中年の男性であっても、女性のような高い声で発音します。
ネイティブのように流暢に発音したいなら、高い声で発音するようにしましょう。
日本人は、英語の関係代名詞を、日本語に置き換えて考えようとしてしまいますが、むしろ、通常の英語で主語の後に動詞が来るのと同じだと考えてみましょう。
たとえば、以下の3つは、主体がどこにあるかが違うだけで同じ意味です。
・A car is going to the station.
・I look a car that is going to the station.
・I look a car. It is going to the station.
日本語のように、後ろにある文を前に持ってくるよりも、同じ語順で表せるため、自然で、英語のほうがまともに理解することができます。
英語を学習する上で、ネイティブの発音する英語を聞き取れるようになることはとても重要なことです。
そして、英会話教室に行かなくても、ネイティブの発音を聞き取る練習をする方法はあります。それは、YouTubeで動画を見ることです。
YouTubeには、たくさんのネイティブによる「英語の学習動画」があります。たとえば、以下のリンク先をご覧ください。
このようなYouTubeの「無料の学習リソース」を活用しない手はありません。
確かに、英会話教室に長い間通うことでも、英語は聞き取れるようになります。現に僕は、ネイティブの英語を英会話教室に通うことで聞き取れるようになりました。
ですが、高校生のように、受験勉強のように学習する必要はありません。
このような動画を長い間聞いていると、頭の中に「英語を聞く部分」という場所ができます。そして、その英語を聞く部分を長い間継続して使い続け、つけ続けることで、英語は聞き取れるようになるのです。
なので、まったく意味がないように思われるかもしれませんが、勉強をしたりノートを取って覚えたりするのではなく、聞き取ろうと努力して頭の中で翻訳するのでもなく、ただ聞いてください。ただ長い間、何も考えることなく、BGMの音楽を流すのと同じように、YouTubeの動画を聞き続けるのです。
そうすれば、魔法のようにいつか英語が聞き取れるようになるでしょう。
いくら英語を勉強しても英語が話せない理由、それは「ネイティブと同じように英語で思考できないから」です。
いくら英語のフレーズを覚えても、頭の中で日本語で考えている限り、英語は話せるようになりません。
頭の中で英語の思考をするコツは、「英語の単語を思い浮かべること」です。
この単語は、自分の知っている簡単な単語で構いません。たとえば、「cat, dog, pig, bird, ...」でも構いません。
この単語を思い浮かべる、という作業が、そのままネイティブの思考する「英語の思考」になります。
思い浮かべるのは、適当に思いついた単語で構いませんが、単に単語だけで終わらせなくてもよいことにしておいて、適当にそれに別の英単語で反応するようにします。
そうすると、自然に前置詞や接続詞や主語・述語が生まれます。
そう、それだけで、英語を第二外国語として習得することができるのです。とても簡単でしょう。
英語を学習するためのポイントは、「逃げ場所を作らないこと」だと思います。
少し英語が分からなくなったからといって、すぐに日本語での会話に逃げ出すのではなく、自分で最大限考えて英語で受け答えをするようにしましょう。
語学の習得に必要なのは、このような「逃げ場所を作らない」ということです。
また、辞書に頼る癖もやめましょう。辞書をどこでも携帯しなければ話せないのは、逃げ場所を作ることと同じです。
また、英語の映画を見る時も、字幕をつけるのをやめて、映像と音だけで聞くようにしましょう。
同時に、日々の生活のルーティーンをできるだけ英語で行いましょう。日記やメモを英語で書き、英語のWebページを見て英語で検索し、英語で情報を調べましょう。Google検索を使っていると、日本語の検索結果を見る癖がついてしまうので、DuckDuckGoを使って英単語で検索することをおすすめします。
ここに今書いたことは、YouTubeの動画に説明されていた「英語の学習のコツ」から抜き出したものです。より詳しくは、以下の動画を参照してください。
英語を学ぶ上で一番重要なのは、「話し方」を知ることです。
このようなことを言いたい時、このような単語を使いたい時、このような単語を使って話す時に、どのように話せばいいか、という「話し方」が分かれば英語は話せます。
最初のうちは、ネイティブのスピーディな英語は聞き取ることができないかもしれません。
ですが、聞き取れるようになった時、そこで分かるのは文法的な要素よりも「話し方」の要素です。
日本語であっても、たとえば「ある」とか「いる」といった言葉は、さまざまな用途や状況で特定の別々の意味で使われます。確かに辞書にも書いてありますが、辞書の説明だけで理解せよというのは難しいです。
実際の英語の話し方を知ることで、英語を日本語と同じように話すことができるようになります。