手塚治虫の世界観です。
手塚治虫の火の鳥は本当に好きでした。子供の頃に読んで、衝撃を受けました。
後日注記:未来編が好きな人が多いですが、僕が好きなのは望郷編です。また、手塚治虫のライフワークでしたが途中で手塚先生が無くなったため未完であり、アトム編まで続くはずだった火の鳥の「極端に古代と極端に未来から徐々に現代へと近づいていく」という世界観を最後まで読むことはできませんでした。輪廻転生の中で生きる命のあり方を見つめながら宇宙と歴史の世界観を博士や子供を通じて描いていくそのものがたりの世界観は、まさに「手塚治虫の全てが詰まっている」と言えると思います。
後日注記:僕は火の鳥未来編に出てくるスーパーコンピュータ「ハレルヤ」について、「青空を取り戻すコンピュータ」として僕の小説の中に出てくるコンピュータの名前として使っていましたが、これは流石にまずいと判断し、今では日本神話の神の名前である「アマテラス」というコンピュータに変更しました。それ以外にも火の鳥未来編と僕の終末の神話には、地下都市で生活する点や不死鳥が出てくる点など共通点が多いですが、許される範囲内だと思っています。手塚治虫の火の鳥に対する敬意とリスペクトは忘れないようにしたいです。
手塚治虫の作品はとにかく「濃い」。とても暗く重たいものを明瞭かつ軽快かつ優雅に表現する。まさに、「漫画の神様」です。
アニメや漫画はたくさんの歴史があるように見えますが、実際はそうでもありません。
まず、手塚治虫の鉄腕アトムが賢かった。
鉄腕アトムが賢かったせいで、藤子・F・不二雄のドラえもんが生まれた。
ドラえもんが賢かったせいで、鳥山明のアラレちゃん(Dr.スランプ)やドラゴンボールが生まれた。
アラレちゃんやドラゴンボールが賢かったせいで、尾田栄一郎のワンピースとか冨樫義博のハンターハンターなど多くの少年漫画が生まれた。
実際、長くて裾野の広い漫画やアニメの歴史に見えますが、基本的に、主にあったことはそれくらいです。
ほかにもゴジラやウルトラマンが賢かったとか、ガンダムが賢かったせいでエヴァンゲリオンが生まれたとか、いろんな意見はあるでしょうが、すべての大元としては、鉄腕アトムが賢かっただけです。
そう、「漫画の神様」である手塚治虫が賢いのです。それ以外に何もありません。
2024.06.23-24
僕の東亜イスラエルの神話は、コンピュータが日本を支配したり、永遠の命を持てるロボットが登場したりと、手塚治虫の火の鳥未来編と似通っています。
ですが、言い訳になるかもしれませんが、僕は決して火の鳥未来編をパクっていません。
そうではなく、信じてもらえないかもしれませんが、僕の東亜イスラエルの神話がまず先にあって、その神話を、手塚治虫が未来を予知して忠実に再現したのです。
なので、先にあったのは僕の東亜イスラエルの神話のほうです。手塚治虫は、まず僕の東亜イスラエルに登場する「不死鳥」という存在を予知し、それを火の鳥にしました。そして東亜イスラエルの内容を忠実に火の鳥未来編に再現したのです。
どう見ても後発の僕のほうがパクっていると思われるでしょうが、実際のところ、二つの作品が似通って見えるのは、何かの勘違いです。今見ると、二つの作品はまったく異なる別の作品です。だから、パクリであると言われるならそれはそうかもしれませんが、許してください。僕は火の鳥未来編をパクりたかったわけではなく、自分で独自に考えた末に、それが似通った作品になっただけです。
2024.08.27
書籍