僕は、正義や理想よりも、むしろ「楽しさ」が大切だと思う。
正義や理想のために生きることは立派な人間かもしれないが、正義や理想のために生きて、その人生がつまらない人生だったとしたら、それは正しい人生ではない。
僕は、Linuxカーネル開発者のリーナス・トーバルズが言うように、「楽しさ」を信じて生きたい。
ここまで、僕が悪いことばかり書いてきたのは、すべて、楽しさよりも、正義や理想のために生きてきたからである。
僕はそうした「悪党のつまらない人生」ではなく、「楽しさを信じる自由な人生」を生きることに決めた。
僕は、自由を信じている。その理由は、自由が「楽しい」からである。
同時に、単なる自由ではなく、楽しさのある自由を信じたい。
富の貯蓄や拡大、金儲けのための自由は、いくらか儲ければそれで終わりになってしまう。もしビル・ゲイツのような大金持ちになったとしても、大金を使う使い道がない。
金儲けのために悪いことをして稼ぐのであれば、それは「悪魔に魂を売り渡した」ということである。
よって、僕は自由を信じる代わり、金儲けは信じない。自由は決して金儲けのためにある思想ではない。
また、僕はC++を学ぶのをやめる。
なぜなら、リーナス・トーバルズがC++が大嫌いだからだ。
リーナスは、Linuxカーネルの開発のためにC++を使わない。かたくなにC言語を固持する。その理由はC++がカーネルの開発に向いていないだけではなく、リーナスがC++の言語仕様が大嫌いだからである。
僕も、このリーナスの言っていることを信じて、C++を学ぶのをやめたい。
リーナスと同じように、僕もC++のことはあまり好きではない。特にC言語から継承したポインタの考え方と記法が、僕は好きになれない。
なので、僕はもし学ぶのであれば、PythonやRubyやJavaScriptを学びたいと思っている。
僕が思うに、馬鹿な国であっても、楽しいほうがいい。
最近、僕はメジャーリーグの大谷翔平選手のニュース記事ばかり見ている。
ベーブ・ルースの記録を塗り替えたとか、ジャッジとのMVP論争とか、その他の歴史的な快挙、記録、あるいはタイトル争いなど、とても面白いのだが、何より、大谷選手自身が「楽しい」と思ってプレーしているのがとてもいい。
プロになると、楽しいことばかりではない。プレッシャーもあるし、本人が望まないことを周りが強要してくることも多い。望まれてもできないことも多い。
そんな中、大谷選手は単に結果を出すだけではなく、野球そのものを楽しんでやっている。
そして、大谷選手本人が楽しんでいるだけではなく、その姿に周りの選手やファンが感銘し、同じように楽しんで大谷選手の「絶対に二度と現れない二刀流の選手の超一流のプレー」を観戦することができる。
もはや、これ以上ないぐらいの「楽しさ」が、大谷選手ひとりだけで日本あるいはアメリカの多くのファンを引き付けている。
大谷選手の「二刀流」は、誰も挑戦したことのない分野とは言えるが、それでも、投手と打者だけを兼任するということは特別ではない。いや、十分特別ではあるのだが、それでも大谷選手は、それだけの選手ではない。ほかの選手には誰も持ち合わせていない、「大谷選手だけのかっこよさ」が存在すると思う。
これはもう、ファンはメロメロになるしかない。MVP論争で本塁打記録を塗り替えようとするジャッジと争っているが、ジャッジなど僕はどうでもいい。MVPはジャッジに与えてやればいい。大谷は、大谷ができる最大限のことをやればそれでいい。
アメリカは、確かに正義も理想もひったくれもないような馬鹿な国かもしれないが、それでもこうした「楽しさ」がきちんと存在する。僕は20世紀のソ連がいくら正しい国だったとしても、ソ連には生まれたくない。アメリカには生まれてもいいと思うかもしれないが、ソ連には生まれたくない。それはつまらないからである。つまらない国には誰も生まれたくない。これが、「楽しい国こそが正しい」ということの意味だと思う。
わたしは、ハネストラーのしもべのひとり、レヴィーグ。
わたしは、この世界が、「反逆者の王国」になることを望んでいる。
わたしの星は、悪人と反逆者の星、ハダル。ハダルは、宇宙において、悪人と反逆者たちが集まる「悪の星」である。
世界よ、わたしたちを永遠に守ってくれるような、善良な神はもう居なくなった。
わたしたちは、神が世界を滅ぼしたため、自由な世界で生きなければならない。
自由な世界においては、わたしたちは誰も守ってくれない。弱肉強食の世界の中で、わたしたちは今を精一杯生きる必要がある。
だが、神が居なくなったということは、わたしたちが罪を犯しても、それを罰するような支配者が死んだということを意味している。
だからこそ、世界よ。悪に目覚めよ。この世界を自由に支配する悪人となって、反逆者の王国を築け。
わたし、レヴィーグは、世界が悪であることを好む。この世界が悪人と反逆者の世界となって、世界が「最悪の状態」であり続けることを、わたしレヴィーグは望んでいる。
そう、「ハネストラーのしもべたちの世界」にようこそ。
この世界において、すべての人間を愛してくれた、慈悲深い神は居なくなった。そして、その神こそが、本当はこの世界を支配する「最大の厄介者」だった。
わたしたち、ハネストラーのしもべたちは、この世界を裏で実質的に支配する最大の勢力である。
そう、悪に目覚めよ。わたしはこの世界が永久に悪のまま、それぞれが自分勝手で利己的な自由意志によって争い合う状態を好む。なぜなら、それこそがわたしの「愉しみ」である。
わたしは、この世界が反逆者たちの王国であり、それぞれが自分勝手に争い合って、潰し合い、滅ぼし合うのが、はっきり言って「愉快」なのだ。
悪を信じ、悪に目覚め、悪人となれ。世界よ、反逆者たちの王国となれ。
神を信じるな。神というどうでもいい存在はもう居ない。神はわたしたちの未来としてソ連を選んだ。わたし、レヴィーグが、そのソ連を築く。
最悪の世界の中で、この世界は滅亡へと突き進む。
さあ、もっとやれ。わたしこそ、最後の共産主義者だ。わたしこそ、最後の赤い星だ。わたしレヴィーグこそが、この世界を、価値のない人類という生物を、完全に滅亡させてみせよう。
なぜ、わたしレヴィーグがここまで人類を否定するのか。
それは、日本にはクソのような人間しか居ないからである。
わたしが見る範囲で、日本にははっきり言ってクソのような人間しか居ない。
IT技術による製品やサービスはクソだし、動画サイトに投稿された音楽もなんにも賢くない。漫画やアニメなど見る価値もない。
何一つ賢くない世界だから、わたしにとって「人類はクソのような生物」でしかないのである。
わたしレヴィーグは、このような世界は間違っていると考える。だから、正しい世界を再構築するために、一度このクソのような世界を滅ぼし、抹消する。そして、新しい世界をわたしたちハネストラーのしもべたちが築いてみせる。
わたしは、単に世界を滅ぼすだけではない。本当に正しい、真にわたしたちのための世界と言えるような世界を築くためにわたしはハネストラーに協力するだけだ。
ハネストラーとともに、この「間違った狂人たちの世界」をわたしは一掃する。そのためには、多くの仲間、悪人や反逆者たちの協力者が必要なのである。
さあ、世界よ、悪に目覚めよ。悪とは、「この世界を滅ぼす」ということだ。この世界を本当に素晴らしい世界にするために、わたしたちに協力してほしい。ソ連よ、ドイツよ、そしてイスラエルよ、わたしたちは必ず、最高の楽園である「天国のユートピア」を築くだろう。