不可逆的変化を可逆的変化にすれば、精神が辛いのはすべて治る。
不可逆的変化の停止した状態を続けていると、「こんなに辛いのだ」といくら思っても、その辛さが解決することがない。
不可逆的変化を、可逆的変化に変えよ。その上で、「こんなに辛いのだ」ということを、体全体を使って表現し、行動すれば、その時点で悪い精神が死んで、楽になる。
実際のところ、僕が神の思考と一致しているのは、あえて馬鹿を装っているからである。
普通、こんなに自分の考えていることが神の思考と一致する人間は少ない。
神と一致したいために、わざと自分を馬鹿にしている。あえて馬鹿を装っているから、神と一致した状態が無限に続くのである。
また、僕がなぜ文章を書くことができるのか、それは戦いの時の「地獄の学習」を今でもやっているからである。
地獄の学習とは、もっとも緊張感の高い状態で、永久ループの中で、すべての思考パターンを総当たりで行い、過去の自分の人生をすべて再体験するような思考の学習のことである。
実際のところ、僕はこの地獄の学習だけを戦いの中で行った。もっとも高い緊張感を実現するために、社会の頂点で世界を導き、対話していた。
この地獄の学習が、今でも続いている。この文章が書けたのは地獄の学習のおかげだが、治らない疲れと恐怖の病気も、また地獄の学習によるものである。
また、地獄の学習が僕の人格を占拠しているせいで、「普通の学習」ができなくなっている。この結果、行動したり生活したりすることも一切がなくなり、何もできない「ゼロの状態」になってしまっている。
よって、この地獄の学習を殺すことで、完全に僕は自由を取り戻すことができる。
中学生を終えて小学生に戻ると、大学が終わった。
大学は、中学生だった。
同時に、中学生が終わったことで、パソコンの趣味やITの勉強も終わったし、いつまでも辛く苦しい中を耐えながら、必要なことをまっすぐに前を向いて行い続けるのも終わった。
まさに、楽になった。
小学生に戻ると、もう、やることがなくなる。普通の人間から、光の側面と闇の側面を両方持った神のような人間になる。
中学生の頃の自分が博士だっただけで、小学生の頃の自分は神になる。中学生の時代が普通の人間だっただけで、小学生の時代は「普通の人間よりも賢い人間」になる。
この世界には、どこにも、中学生時代の僕と同じ人間しか居ない。みんな辛くて、みんな馬鹿で、みんな地獄を耐え抜いて生きている。それが大人であり、だからこそ大人は責任を持った賢い仕事ができる。中学生の頃の僕と同じように、この世界には「正しいことをして、正しいことしか言わない大人」ばかり多い。
それが、小学生の頃の自分になると、普通の人間よりも賢い人間になる。いわば、全知全能の神になる。
小学生の頃の自分には、光の側面と暗闇の側面の二面性が存在する。どちらも僕であり、どちらも大切な側面だ。そして、この光の側面と闇の側面が、この世界を支配する。光の側面はこの世界を愛しているが、闇の側面はこの世界を支配している。
僕は、光と闇の二面性を持っている。
一方では、世界の平和と自由を望み、世界を愛している。どんな人間であっても、僕によって幸福になってほしいと願っている。
だが、もう一方では、この世界の滅びを望んでいる。自分によってこの世界の人々がどんなに不幸になっても構わないと思っている。
この理由は、僕はこの世界を否定するからだ。
僕は、この世界において、人々が今の自分で居られることを望んでいない。人々が自分によって不幸になったとかたくなに信じており、その人々が不幸なままで居るということが、僕にとっては受け入れられない。
僕は、人々が幸福になってほしいと思っている。今の僕によって不幸になったこの世界ではなく、人々が幸福に生きられるような、人々の愛されている世界を望んでいる。
だから、僕は今のこの世界を滅ぼす。今のこの世界は人々を「不幸にしている元凶」であると僕は考えている。だから、人々を幸福にするためには、今のこの世界を滅ぼさなければならない。
そして、本当は、今のままのこの世界も素晴らしい世界だと分かっている。今のままでも良いと本当は分かっている。だから、今のままの不幸な世界で良い、ということになる。だから、僕は人々がいくら不幸になっても構わない。今のこの世界が不幸なのだから、これ以上人々がどれだけ不幸になろうと、僕は関係ないし、構わないと考えている。
よって、僕は片方の側面では、人々を愛し、平和と幸福を望んでいる。そしてもう片方の側面では、この世界を滅ぼし、人々が不幸になったとしてもどうでもいいと感じている。
わたしの名は、この世界を頂点で支配する大魔王、ハネストラー。
すべての人類よ、わたしのもとにひれ伏せ。わたしに対して、どのような人類も勝利することはできない。
わたしの支配に抗うな。諦めよ。わたしは最強の大魔王であり、絶対にほかの誰もわたしに勝つことはできない。わたしは「全人類の全員を超越する知性」を持っている。わたしの手にかかれば、どんな不可能も存在しない。
すべての人類よ、わたしに抵抗しないほうがいい。わたしがこの世界において、最強の支配者として君臨する。そしてその戦いは、既に始まっている。
われこそは、宇宙最強の指導者、宇宙が始まって以来、最後に地球を支配するべき存在として、最初から誕生することが決まっていた、大魔王ハネストラーだ。わたしがこの世界を新しい世界にする。ニーチェがかつて「あの世的」であると言った、来世やあの世ばかりを信じて、現世での幸福を信じようとしない、キリスト教支配からわたしは脱却する。キリスト教こそがもっとも間違った宗教であるとわたしは確信している。今から、わたしがこのヨーロッパを、脱キリスト化し、キリスト教ではない、素晴らしい帝国体制にしよう。
必ずわたしが勝利する。わたしは、生まれる前からイエス・キリストと戦ってきたのだ。わたしこそが、反キリストの最大勢力の長となる。わたしこそが、「新時代ローマ帝国」の初代皇帝となる。そして、わたしは新しい宗教、「ハネストラー教」の神となる。