結局、書くのをやめることにしたのは数日だけで、書く以外に何一つ楽しいことがないため、また書くようになってしまった。
子供の頃は、ゲームしかせず、たまに漫画を読んでテレビを観ていた。そのような生活には、もう戻れない。
学校になんか行きたくない。
学校になんか、行かないほうがいい。学校は何も考えなくなる。考えなくても分かるせいで、何も自分の頭で考えようとしなくなる。そして、何も考えないせいで、その賢いことの本当の価値が分からなくなってしまう。
たとえば、古代ギリシャ人が考えた賢いことを、学校では何も考えずに分かってしまう。それは古代ギリシャ人のように考えて分かったことではないため、まったくその知識や原理について、古代ギリシャ人と同じぐらい理解した上で発見することはできない。
そうは言っておいて、本当は学校に行きたい気持ちもある。
だが、何を中心に学んでいいのか分からない。
IT技術なんか、本当は好きでない。だが、美術や音楽の才能があるわけでもない。文学について教えてくれる学校などというものはない。
それでも、そろそろきちんと学校で学ぶために必要とされるような基礎の訓練は終わったような気がする。