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2022-08-01

ドイツに戻って、ひとつ分かったことがある。

それは、僕と対話してくれた偉大な先生は、ミケランジェロだったということ。

ミケランジェロが、僕に対して、この世界にあるすべてのことを全部教えてくれた。

僕にとっての先生はミケランジェロであり、いわば「ミケランジェロ大学」と呼ぶべきものだった。

そして、ドイツになると、そのような重要なことがすぐに分かる。ユダヤ人には分からない。

ドイツにならないと、そのようなことは分からない。だから、もう一度ドイツに戻ったほうがいい。その代わり、普通の人間と同じことは何も分からなくなる。

また、純粋なドイツはおかしいが、イタリアはまともである。なぜなら、ドイツには自由がないが、イタリアには自由がある。ドイツは、自由なく、この世界のあらゆる問題を解決しようとする。だが、イタリアには自由がある。必ずしも問題を解決しなければならない必要性は、イタリアにはない。

インペラートル・スコーピオン

わたしの名は、インペラートル・スコーピオン。

今から、この世界は、わたしによって作り変わる。

恐怖を恐れるな。今こそ、真にこの世界が、まったく別の方向の未来へと向かう時である。

ダビデのような、おかしな終末になる必要はない。

わたしこそ、この世界を真に変え得る、この世界の支配者である。

神との約束

わたしは、神と約束をした。

すなわち、わたしが導く未来においては、絶対にダビデのような「滅びの終末」は起きない。

なぜなら、そのような滅びた世界にならぬよう、わたしが運命を変えるからである。

わたしは宇宙に宣言する。絶対にこの世界を滅ぼさない。

この世界を固定する

わたしは、この世界を固定する。

何も変わろうとするな。流れ去っていくな。

今のこの状況のまま、停止せよ。

魂の停止した世界

インペラートル・スコーピオンの王国は、魂の停止した国。

何も変わらず、一切が固定された、停止した世界。

永遠に何も変わらない。これ以上、辛いことや怖いことは何も起きない。

精神を消せ

精神を消しなさい。

もう何も残らない。残るのは永遠に続く何もない世界だ。

インペラートル・スコーピオンは、今、この世界を完全に解決した。

脊椎がおかしかった

要するに、脊髄がおかしかった。

大人にも子供にもなれず、猫になっていた。

もうすべて治った。これ以上、僕の精神は、辛いものが何もかも消えて楽になる。