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2022-07-18

精神を治すために必要なのは、血液や神経、筋肉などを綺麗にすることです。

血液や神経が気持ち悪くなっている部分は、「綺麗になりたい」というSOSを発しています。

これを綺麗にすることで、停止していた神経が治り、動くようになります。

また、認知機能が低下して認知症のようになった時は、すべてのことをひとつの脳で把握しようとするのをやめなさい。

ひとつの知性だけですべてを捉えようとするから、認知症のように認知機能が働かなくなるのです。

ロキの何が賢かったのか

ロキの何が賢かったのか、それは自らの行為を相手の目線から客観視して捉えることができたということです。

自らの行為について、相手の立場になって、それが何を意味するのか、考えたから、ロキは自由の原理原則をすべて考えることができたのです。

ですが、ロキは本当は賢くありません。なぜなら、すべてロキが諸悪の元凶だからです。

ロキは、善良に見えて、いつも何か悪いことをしています。このロキが何も考えずに悪いことをするということが、僕の人生を暗闇に陥れた「元凶」なのです。

よって、すべてをロキのせいにすればいいのです。ロキという存在は悪魔です。それが分かれば、すぐに楽を得られるでしょう。

精神を治す必要はない

そもそも、精神を治す必要はありません。

精神は、治すのをやめると治ります。その理由は、治そうとするのをやめることで、確固となる「普通の安定した状態」を作り出せるからです。

精神を治し続けるせいで、確固となる普通の安定した状態が存在しないことが、このような精神がおかしく動き回る人間の問題です。

「治らなくてもいい」と信じれば、そのような「治らない状態」が現実のものとなります。

辛く苦しい「耐えられないような状況」だとしても、その辛さや苦しみは適当に消えてしまい、治らなくてもいい状況になる、これが治った正常な状態です。

本当のことを言えば、単に「死」に対して抵抗しているだけにすぎません。すべてを治すというよりは、すべての死に抵抗しているのです。そのため、死を受け入れることでしか、治ることはありません。

数学的な統一された積み重ねから分かっただけ

また、昔のロキが何を分かっていたのかと言えば、それは数学的な統一された積み重ねを分かっていただけです。

すなわち、すべてを「変化」だとしたり、あるいはすべてを「方法」だとしたりして、そこから考えて本質的な推論を行っただけです。

大切なのは、「統一」という観点です。ニュートン力学がこの宇宙の運動すべてを統一して分かったように、あらゆるすべてを統一する「原理」を、公理主義的な「積み重ね」から階層的なモデルを適用することで分かればいいのです。

ここで言えることは、自分の考え方のすべては統一された秩序のもとにあるということです。

ですが、それでも、たとえばそれぞれの社会や国は違います。なので、ここに「メタ」という概念を導入します。すなわち、「社会をそれぞれが作ることができるような社会制度を統一する」ということです。それぞれが社会を作るという、「メタ」を、統一された社会制度に導入すれば、すべては統一された中でもメタ的に自立して作ることができます。

昔は、そうした統一的かつメタ的な本質を、「保留された心と社会の決定可能性」から考えました。その結果、この世界のすべては「変化と方法」から実現できました。すべてが完全に実現できるということが分かり、その理由や根拠のすべてを形而上学的に解明したのです。

その結果、分かったことは、「宇宙のすべてはわたしの心の中にある」ということでした。宇宙は自分の外側にあるのではなく、内側に、心の中にあるのです。