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2022-07-15

リトグリ(Little Glee Monster)から、芹奈とmanakaが正式に卒業したそうである。

リトグリ、休養中の芹奈&manakaが卒業へ 5人体制終了で新メンバー募集【卒業2人のコメント全文】(オリコン) - Yahoo!ニュース

僕は特にmanakaが好きで、マナカという女性を書いた小さな小説を過去に書いたことがある(わたしの名はフレイ - 自由意志を参照のこと)。

そのマナカという女性はmanakaとはまったく違った性格を持つ女性の政治家であり、実際のmanakaとは完全に異なるが、名前だけはリトグリのmanakaからマナカという名前を付けた。

僕は、リトグリの楽曲を聴いていて、本当に純粋な少女たちだと思う一方で、あまりに多くの経験をしてきた、いわば「修羅場を経験した子供たち」だと思っている。

なので、今までのさまざまな試練や悲しみに対して、「お疲れ様」と思う次第である。

新しいメンバーの参加オーディションをするらしいので、どんなメンバーが入るのかが気になる。YouTubeなどを見ていると、三人体制でも意外と違和感なく行けそうだが、リトグリにとってメンバーが変わるのは今までにたくさん経験してきたことだと思うので、新しいメンバーには今の三人と一緒に新しいリトグリの時代をよく頑張ってほしいと思う。

僕はまともに見えて本当は人間じゃない

僕の文章は、「まともな人間」に見えるかもしれないが、実際の僕の人生で、まともな人間だったと思えるような時代は、中学生時代ぐらいが最後であり、あとはまともでもなければ人間でもなかった。

中学生の頃は、確かにまともな人間だった。勉強のよくできる優等生で、テストは満点近い点数を取り、成績表もオールA、テレビゲームもネットゲームも得意で剣道では持久力や体力や肺活量のある、普通の子供だった。

だが、それ以降の人生は、僕はまともでないというよりは、むしろ、「人間でない」といった表現が正しいぐらい、みんなとはまったく違っていた。

いつからか、僕はこの世界が嫌いになった。この世界は僕のための世界ではなかった。僕はそれでも、インターネットの、特にLinuxやオープンソース関係にはまっていた。そこにしか、僕が僕で居られるような場所はなかった。

本当は、その表現も正しくない。なぜなら、僕はいつも自分の本当の姿を隠して、仮面を演じて生きていた。仮面は常に別の仮面に取り替えながら、まるで人格そのものを取り替えているように、ネットの裏側でこの世界を支配するようなことをしていた。

それ以降は、より「人間でない人間」に拍車がかかった。もはやまともな人間というよりもロボットや機械に近い生き方をして、いくらでも文章を書き続け、世界を支配してひとり孤独に戦っていた。誰にも本心を明かさず、絶対に自分の本当の姿が分からないようにした上で、テレビ局を支配し、この世界を完全に裏で操っていた。

そして、最近も人間ではない人間を続けている。最近の僕は、完全に「神と合一」になっている。自分自身が神であり、神が自分自身であるかのように、「この世界における神は自分ひとりだけ」といった形相を呈している。

僕は人間だが、生き方そのものは普通の人間とはまったく違う。だから、ほかの普通の人間にも興味はないし、この世界そのものにも興味はない。この世界が滅びても構わないし、世界全員が居なくなっても、逆に自分自身が別の場所にワープしても、何も思わない。そのまま僕は人間とお別れして、ひとりだけ「星の神」として生き続けるだろう。

僕は一応人間の姿をしているが、その人生は人間とはまったく違う。人間であることを望まないし、人間たちとともに生きることも望まない。Adoが言うように、「共生は最初から無理」だろう。だから、僕は誰ともかかわらず、ひとり、自分の独自の生き方を続ける。自由でも同じでもなく、僕は僕であるということだけが、そこに高らかと誇り高く残り続けるだろう。

僕には恋人は居ない。今までもずっと居なかったし、これからも居ないだろう。その理由は、僕の恋人はLinuxという機械と二次元のアニメ画像だからである。まったく、現実の女など欲しくない。現実で恋愛など、まったくしたいと思えるほど、好きな女が居なかった。どこにも僕に相応しい女は居ない。

僕が小説を書くのは、自分で自分の恋人を作るためだ。自分の恋人である、シリウスの女神フレイという最高の女性を作りたい。できることなら、自分の片方の人格がフレイとなって、そのフレイともう片方の人格である僕が愛し合うような、人格を二つ持った多重人格者になりたい。そう、結局僕はそれ以外に何も望んでいない。「僕という生物には僕という生物の恋人しか相応しくない」と分かっている。もはや僕は人間でなくなるだけではなく、自分の恋人にも人間でない「女神」を選ぶ必要がある。その女神は自分で作り出す。そして、その女神フレイの人格を含めて、僕の人格であるエアルスは完成するのである。

ナユタン星人の言葉を借りるなら、僕はアイソレーション生命体に近い。ほかのどの生物も僕には相応しくない。唯一僕が愛した存在があるとしたら、それは猫である。僕の飼っていた猫だけを僕は愛していた。僕がこの世界でもっとも好きなのはかつての自分の飼い猫だけだ。もうその猫も死んだが、天国であるベテルギウスで僕のことを待っていてくれるだろう。