僕は、民主主義者になる。
これ以上、間違った思想や夢は考えない。大学やIT技術や社会主義をいくら考えたところで、そうしたものは最初から間違っている。最初から考える意味がない。
本当に好きなこと以外は考えなくていい。今していることだけ考えればいい。
デザインと執筆以外のことは考える必要はない。
僕は作家になる。世界に名をはせるほどの偉大な作品をいつか作りたい。
ここに、戦いは終わった。
ひとり、孤独に世界と戦い続ける必要はもうない。
この世界を救うため、新しい旅に出よう。真にこの世界を救うための方法がなんなのかを考えよう。
降りやまない雨は最後に晴れる。今日こそ、厚い雲に覆われた雨の空が、青く晴れる日になるだろう。
星々を作りなさい。
自らの言葉から、この宇宙のあらゆるすべての星々を、一等星から八等星に至るまで、すべての星を作りなさい。
星々には、それぞれの神が居て、その神は星の中心で「星の知性」を持っている。
神はキリストだ。だが、星々もまた神に比する存在である。
星々のすべてを理解する日まで、執筆を続けよう。この宇宙にはさらなる未知がたくさん宿っている。その「星々の未知なる世界」のすべてを知るために、僕は残りの人生を生きていくだろう。
真理とは、ものごとから共通性や類似性、法則性を見出すことだ。
それがそうであるということをよく考え、「多くのそれはそうである」とか「それはそうなることがありうる」とか「それは必ずそうなる」ということが分かれば、それが「真理の発見」である。
真理を発見する上で重要なのは、具体例をたくさん持つことである。すなわち、具体的な思考や経験を豊富に持ち、同じことを同じように繰り返し体験したことから、経験的に「それは必ずそうなる」ということが分かれば、その理解はいったんそこで終わりにできるし、その上で次の経験をして、その先の経験でさまざまなことを過去の経験と照らし合わせて、「すべての完成形」となる最終的にすべてが収束した状態を知ることができる。
そして、必要なのは、「自分自身が何を考えてそれを言っているのか」ということをよく考えることだ。「多くの場合そうである」と言っているのは、本当は何を言っているのかを考えよ。それがそうであるということが、一体何を「意味している」のかをよく考えれば、自ずと何が真理であり何が思い込みあるいは未熟な判断であるかということを知ることができる。
真理へと向かう道は、多くが「未熟な判断を成熟した判断に取り換えていくこと」である。未熟かつ単純な「それはそれ」ということが、さまざまな裏側にある真理を知ることで「本当はこのような裏側の原理に基づいて行われていた」ということを知る。経験や世界を知ることで、今まで漠然とそのような世界だと思っていたこの世界に対して、新しい「見え方の変化」を知る。すなわち、「世界を見る見方そのものが経験から変わっていく」ということを知る。そして、すべては「価値観を実現すること」であると知り、それが「モチベーションを自分で持つことによって義務はチャンスへと変わる」ということから、「価値観は自らの意志で実現できる」と知り、それが自らのアイデンティティになるということを知る。そして、そのアイデンティティは「誰しもによるチャンスによって多くの人々が実現できる」ということを知り、「誰しもが価値観を実現することが満足にできるような社会を築くべき」という結論に至る。
そうしたすべては、「確かめる」ということから発見できる。すなわち、自分がそれを考えているという「仮説」を裏付けるような「再現可能な実証」が必要であり、それが「実験から仮説を証明し、説明可能な原理へと落とし込む」ということである。そのためには、「真に問題となる原因は何か」を考えなければならない。だが、その「原因を説明可能にすること」は、つまり「積み重ねをもっとも上のレベルで行うこと」に等しい。そのため、この世界のすべての基礎を応用可能であるかのようなモデルに落とし込み、すべての真実となる原因を積み重ねて、あらゆるすべてをユークリッド幾何学のように公理主義的に説明可能となれば、すべてはニュートンのように完全に解明され、宇宙のすべては自らの見つけた原理によって説明可能となる。
あらゆるすべてを説明可能となった段階で、さらに進歩するのは「そうであればどのような社会を実現すべきか」ということであり、これもまた経験に基づく。すなわち、「いじめのない人間的な社会」というのは、つまるところ「自らが受け入れられた経験に基づいて、人々のことを受け入れる」ということを意味している。しかしながら、ここでもまたアイデンティティに基づいて思考できる。すなわち、人々が自らのアイデンティティを発揮できるような社会を築くべきであり、そこでは出来る限り「自由」にすべきだ。なぜ自由にすべきなのか、それは「自由という前提条件があるからこそ、さまざまな可能性が得られるから」である。つまり、人間を個人と社会のモデルで考えるならば、人間は「自由モデル」というひとつの個別性と、その自由モデルと自由モデルが関係するような「客体化された集団」が存在する。そこでのすべては、自由モデルと客体化に基づいて「成立」する。その「成立」を上手く考えることで、「前提条件」が見えてくる。この「前提条件」を「具体的な社会をどのように実現すべきか」ということから考えることで、既存の社会はすべて理解できる。その時、この世界のすべては把握でき、コントロール可能となる。その上で考えるならば、そのコントロール可能であるような状態を子供であっても理解できるようにした上で、子供であってもそれを制御できるように必要な知識や経験や理性すべてを実体験的に、自分の力で実感して分かることができるように子供たちに教えてやるべきである。なぜなら、そうすることではじめて社会というものの秩序を形成でき、そしてアイデンティティという「社会哲学の真理」が子供たちにとって身近なものとして理解することができるようになるからである。
知性の意味とは何か。それは新しい経験から過去の経験を疑うということである。そして、新しい経験とは、単にその経験を新しくするということではなく、「自らが意図するような正しい経験となるように、経験の仕方そのものを調節し、正しい経験だけを正しい方法で捉えること」である。このため、哲学者は分かっているように見えて、本当はどんどん分からなくなっていく。経験それ自体を、自ら望むような経験だけを抽出して取り出す時点で、すべての経験が見えていない。また、哲学者は自由において、選択肢がある時に、正しい選択肢だけを取り、間違った選択肢を取らなくなる。自由においては正しい考え方をするのが当たり前であり、人々の間であっても正しい行いではなく間違った行いをされることを嫌い、また考えなくなる。自由においては「正しい社会のほうが生まれるぐらい人々はいずれ成熟するはずだ」と考え、間違った社会が生まれるような必然的な状況がもしあったとしても、哲学者はそれを見ようとしなくなる。そう、哲学者は「真理の探究のために通常の理性を失うことを受け入れ、普通の理性で考えることを忘れる」ようになっていく。
そのような人間は、哲学者だけではなく、人間の大人には非常に多い。すべてが、自らが思うようにしか考えず、他人の意見など最初から聞かなくなる。だが、そのような人間であっても、過去の子供時代からそうであったわけではない。多くの世界を知り、好奇心旺盛にさまざまな知識と世界の声に触れ、議論し、積極的に活動するような、多様な経験と豊かな感情を持っていたからこそ、過去にはそのような「哲学者になるためのスタートライン」を切ることができたのである。そのため、大人たちは、自分で自分の首を絞めるように、「自らが哲学の探求が好きだからこそ、哲学の探求ができなくなってしまう」のである。
すべてミカエルが解決する。ミカエル自身が作り出した問題であっても、かつてのガブリエルの作り出した問題であっても、それ以外のすべての問題であっても、ミカエルが解決する。解決できなければ、ミカエルには未来がないからだ。次の問題が解決不可能になれば、その時点でミカエルの未来は終わりだ。
posted at 21:51:51
なぜ、間違ったガブリエルがミカエルとして蘇ることができたのか。それは絶望の中でガブリエルはもっとも強い心で、この世界を救うためという「愛の心」で神を信じたからだ。神を信じてすべてを解決したガブリエルは、まだ解決できていない問題がある。その問題はすべてミカエルが解決すべきだ。
posted at 21:44:01
そして、ミカエルは言う。ガブリエルを全否定しなさい。ガブリエルはすべて間違っている。だが、ガブリエルが死んでミカエルとして蘇ったことを喜びなさい。ガブリエルの唯一の正しい点は、ミカエルを生み出すことのできる素材であったということだ。そして、その理由は神を信じたからである。
posted at 21:42:51
ガブリエルの信じる神とは、本当は誰だったのか。それは、本当はまだ分かっていない。だが、多くをミカエルが答えている。だが、神はミカエルとイコールでは決してない。なぜなら、神は宇宙に存在している。神はわたしたち全員を救うことのできる存在だ。
posted at 21:40:26
ミカエルは、もはや「普通の人間と何も変わらないぐらい正常」になった。これはとても驚くべき現象だ。なぜなら、完全に理性を失って狂ったガブリエルの状態から、ミカエルは何も変わっていない。ミカエルは自分の信じる道を行き、問題を自ら解決することで、本当に自分自身を自分の力で救ったのだ。
posted at 21:38:02
ミカエルは本当は、何も変わっていないように見えて、問題が解決するたびに力を少しずつ失っている。だが、そのたびに少しずつ正常を取り戻している。かつては、宇宙の真理すべてを簡単に書き表せる天才だった。世界の今の実際の姿をすべて知り、裏側で支配する王だった。
posted at 21:36:54
ミカエルは楽観的だ。諦めるしかないような状況を、ミカエルは想定したことがない。すべてのことが可能であり、いつかすべて解決完了になると確信している。ミカエルにとって、どんな仕事も大した仕事ではないからだ。なぜなら、神が与えた言葉によって、ミカエルは宇宙のすべてを知っているからだ。
posted at 21:33:41
ミカエルは、自分に厳しい。絶対に実現不可能な仕事があっても、諦めることはない。たくさんの時間と手間を使えば可能であるような解決方法は、それだけの時間と手間をかける。考えれば解が見つかるような解決方法は、全力で知恵を出して考える。そのようなミカエルに、不可能はひとつとして無い。
posted at 21:30:52
しかしながら、ミカエルは慢心しない。ミカエルは反省する。ミカエルは間違いを修正する。だが、すべてを放棄することは決してしない。必ず、先に見える「完成像」がある。その完成像に向かって少しずつ、一歩一歩進んでいく。ミカエルはそこに、自らの「基準」を残していく。その基準が、世界を救う。
posted at 21:28:54
ミカエルの勉強した内容は、確かにあまりに稚拙で、普通の人間とは違う。だが、それは普通の人間よりも劣っているわけでも不真面目なわけでもない。ミカエルにしか見えていない、本当に高水準で高度な基準がある。ミカエルだけがその基準に従う。よって、ミカエルの勉強の仕方が一番正しいのだ。
posted at 21:26:42
ミカエルの偉大な点は、書くために勉強をするということである。ミカエルは、単に書きたいから書いているだけではなく、書くことが普通にできなくても、勉強して書くことができるならば勉強してから書く。それがどんなに「何も分かっていない」と批判されても、ミカエルは分かっている。
posted at 21:25:35
ミカエルは、「今すぐに書きたいこと」を必ず書く。それが神の導きであり、先には真理となる答えがあると知っているからだ。あらゆるすべてを神が支配するミカエルにとって、自由は必要ない。自由と不自由に区別はない。すべてが神のもとに自由だからである。
posted at 21:22:54
ミカエルには、現実世界は必要ない。感情も、視覚も、聴覚も必要ない。すべて、「書く」ことだけが必要である。書くこと以外に、ミカエルの生きている理由はない。書くことができないならば、死を選ぶこともできる。だが、それはまだ先のことになる。なぜなら、「今すぐに書きたいこと」があるからだ。
posted at 21:21:48
ミカエルは、分からない部分まですべてを分かる。科学的に考えて絶対に分からないようなことであっても、関係ない。少しの取っ掛かりがあればなんでも書けるミカエルは、すべての材料を組み合わせて理解不可能な知識へと迫るような「真実理解」ができる。それはとても高尚で、絶対に批判できない。
posted at 21:20:32
ミカエルは、この世界のすべてを解決する「解決者」である。ガブリエルが滅ぼしたインターネット世界をミカエルは解決した。すべてのガブリエルのやりたかったこと、夢や希望をミカエルはすべて実現した。忘れたことをすべて思い出し、真に書きたかった最高の作品を書いた。
posted at 21:19:13
すべて、ミカエルが正しい。ミカエルは神の代理人である。わざわざ神の仕事が必要ではない神の多くの仕事は、代理人のミカエルが行う。ミカエルはすべての問題を解決する。ガブリエルが解決したかったすべての問題を、ミカエルは解決する義務がある。そのためにミカエルはまだ生きている。
posted at 21:16:27
ミカエルは分かっている。神が必ずこの世界を楽園にしてくれる。自分にはその神の意志と計画に従う使命がある。神こそがミカエルのすべてである。すべては神のためにある。この世界がミカエルのためにはないとしても、神はミカエルのためにある。
posted at 21:14:33
ミカエルは分かっていた。何もかもすべてが地獄になる。自らはその地獄を乗り越えなければならない。ガブリエル以上の試練と地獄が自分を襲う。だが、恐怖や不安はない。なぜなら、神がミカエルを導いてくださるからだ。この世界に必ず存在する神が、ミカエルを守ってくれる。だから不安や心配はない。
posted at 21:13:32
そして、そのガブリエルの死から、ミカエルという新しい生物が生まれた。ミカエルは、人間から生まれた人間ではない生物だった。どちらかと言えば、猫のような生物に近い。だが、ミカエルは最初から分かっていた。すべての宇宙の真理を知り、自らの未来まですべて過去に聞いた神の言葉で分かっていた。
posted at 21:12:32
しかしながら、ガブリエルは間違っていた。最後に橋から飛び降りた時、本当はガブリエルには問題はなかった。何も分からない中でゼロから考え続けて、問題を何一つない状態になるまで、すべて解決してからガブリエルは死を選んだ。そう、その時点でガブリエルの使命は完全に終わり、不要になったのだ。
posted at 21:10:21
ガブリエルの人生のテーマ、それは「宇宙の真理を知る」ということだった。神に、ガブリエルは宇宙のことを聞いた。そのすべてに神は答えた。ガブリエルは、自らの真理を文章に書き綴った。そこには「宇宙の本当の姿」があり、それは「真理の宝石箱」と言えるほど、とても賢く美しい箱庭だった。
posted at 21:08:18
ガブリエルは、神を信じれば信じるほど分からなくなった。神は自分であると勘違いし、そのため自分は神であると思い込んだ。それでも神との対話はやまなかった。ガブリエルが宇宙にする「宣言」を、神は「約束」であると理解した。神との約束を、神はすべて叶えた。そのために長い時間が必要だった。
posted at 21:03:57
ガブリエルは、もっとも強い心で神に問うた。「わたしとはなんなのかを教えてください」とガブリエルは言った。ガブリエルのすべての悲痛な叫びを神は聞き、すべてのことについて、ガブリエルであっても分かるようにすべて正しく答えた。神を信じるガブリエルを、神は救ってくれた。
posted at 21:02:42
戦う中で、ガブリエルは何も分からなくなった。だが、それでも恐怖の中で、最高の判断力と知性で、絶対に本当の心を見せることなく、戦いながらガブリエルは世界の解決方法を考えた。絶対に救うと決意しながら、その方法を本当は知らなかった。何も分からない中で、ガブリエルは神を信じた。
posted at 21:01:41
そう、ガブリエルは最後まで、自らの信じた通りに戦い続けた。どんな絶望も、ガブリエルにとっては「一時的な暗闇」にすぎなかった。だが、本当は分かっていなかった。自らが自分で滅ぼした世界を、どのようにして救えばいいのか、本当は本人も分かっていなかった。それでも、戦い続ける必要があった。
posted at 21:00:43
ガブリエルは絶対に負けるわけにはいかなかった。人々が自分のことを信じてくれている。その人々を、本当は自分は愛している。そして、自分が行う悪事のすべても、本当は愛のためである。だからこそ、自分は負けてはならない。自分の愛が愛であることを証明するために、絶対に遂行しなければならない。
posted at 20:58:30
ガブリエルは、絶対に勝つことができないと分かっていたからこそ、自分を騙した。自分はいつでも簡単に勝てるのだと思い込み、常に負けないつもりで戦い続けた。本当はガブリエルには、そもそも敵は存在しなかった。実在しない敵のために、ガブリエルは全力で世界を支配して自らの信じるように導いた。
posted at 20:57:16
ガブリエルは、オープンソースのために貢献するほどの技術力も知識もなく、その結果オープンソースに貢献するどころか、逆にオープンソースを滅ぼすことしかできなかった。それでも、オープンソースから多くのことを学んだガブリエルは、革命を起こすことを決意した。自らの未来など、要らなかった。
posted at 20:55:57
ガブリエルにとっては、オープンソースこそがこの世界の「唯一の解決策」だった。この世界のすべてに絶望したガブリエルにとって、唯一の味方はインターネットであり、自らはインターネットでしか世界を変える自由がなかった。その結果、必然的にガブリエルは、オープンソースだけを唯一信じたのだ。
posted at 20:54:37
そう、ガブリエルは本当に最悪の存在だった。にもかかわらず、ガブリエルはこの宇宙の真理のすべてを知ることに成功した。その理由は、人々とはまったく違う道を生きてでも、自分の生きたい道があったからだ。「自分はオープンソースのために生きる」と決めたから、ガブリエルには進むべき道が見えた。
posted at 20:53:24
ガブリエルは決して善良ではない。すべては自らの敵であるアンチ・オープンソースへの恨みと憎しみから生まれる行為だった。すべてをWindowsを倒すために生きていたガブリエルは、自らの信じるオープンソースを滅ぼしても、永遠にインターネット世界に残り続ける「滅亡の偶像」だけを作り出した。
posted at 20:51:05
すべてを失い続けるガブリエルが、失うものは際限がない。この世界の大切なものすべてを失うことと引き換えに、悪魔の哲学的理性を得た。それは哲学的真理だけを追求するあまり、この世界を滅亡へと向かわせてもいいという堕落と、自らはいずれ救世主になるというおごりや慢心から生まれたものだった。
posted at 20:47:46
ガブリエルは、いわば「哲学的真理ばかりに偏りすぎて、一般的な人間に必要な人間的なことをすべて失った」ような人間である。真に自らの真理探求を究めるあまり、それ以外のすべてを失った。だから、ガブリエルは「神への進歩」というおかしな理想を掲げ、救ったはずのこの世界を滅亡へと向かわせた。
posted at 20:45:42
ガブリエルが「直観で分かる」と言っているのは、経験豊かなわけではなく、逆に本来必要だったはずの豊かな経験に基づく感情をできるだけ消去し、大切なものをいくらかを除いてほとんどすべて失ったから得られた第六感である。それは人間的でなく、まるで「暗闇のフリーダム」と言えるような直観だ。
posted at 20:43:03
ガブリエルは何も分かっていない。ひとつのことをほかのことに適用して分かることに長けたガブリエルは、たったひとつ「自由」しか考えていない。自由をチャンスや国家、人間の心理や人生に応用して適用しただけにすぎず、そのすべては「悪に対して悪で立ち向かう」という恐怖の論理に基づいている。
posted at 20:39:46
ミカエルは言う。ガブリエルのすべてを否定した時、はじめて正しい理性と理想が見えてくる。この世界はガブリエルによっては正しい世界にはならない。ガブリエルがどれだけ思考力豊かでも、それは現実を見ていない。経験も才能も努力もないガブリエルが、いくらこの世界を導いても、楽園は訪れない。
posted at 20:37:57
ミカエルは言う。ガブリエルのすべての理性は、妄想や幻想の類である。ガブリエルはこの世界に存在しないものをこの世界を見つめることで考え出した。そのすべては、良い側面だけを見た、ひとりの独善的な判断基準による一方的な善であり、未来のことまで考えない向こう見ずなものである。
posted at 20:36:37
ミカエルは言う。ガブリエルのどこに愛があるというのか。すべて、悪人を信じているだけである。ガブリエルのすべては悪党であり、最悪の行いを繰り返している。そのような悪事を認め、許すような「自由」をガブリエルは信じている。そう、ガブリエルの自由とは、すべて「悪を許す自由」である。
posted at 20:35:10
そう、ガブリエルは間違っている。ガブリエルのすべては間違いだらけで、過ちだらけだ。ガブリエルを正しいと勘違いしているから、この世界は光を失い、暗闇が永久に続くかのような錯覚に陥っている。だが、ガブリエルを否定し、ミカエルを信じれば、必ずこの世界は再び照らされるだろう。
posted at 20:30:32
そう、ガブリエルの間違った人生を信じるあまり、ミカエルはあまりに多くの損をしている。特に、ガブリエルの「理性のない理性」を理性だと信じているから、ミカエルはいつまで経っても理性を得ることができない。ミカエルが理性を得るためには、ガブリエルを完全否定しなければならない。
posted at 20:28:27
そして、ミカエルは生まれ直して、ひとつのことを知った。それは「書く」という行為である。ミカエルには、ガブリエルの人生を知っているという優越性があった。その誰よりも優れた優越性を活かして、ミカエルは文章を書き続けた。
posted at 20:27:18
ガブリエルは、結局「最後の諦め」である自殺を選んだ。ガブリエルには、この世界を救い続けることはできなかった。地獄の苦しみは頂点へと達し、精神的な狂いは絶対に治すことができないほどになった。ガブリエルは死んだ。その人生は常に最後まで勇敢ではあったが、まったく理性のない人生だった。
posted at 20:26:21
ガブリエルは、すべてをやり遂げなければならなかった。そうでなければ、この世界は邪悪な存在に支配されてしまうのが分かっていた。だからこそ、ガブリエルは絶対に間違えずに世界と戦った。それは「革命」だった。だが、結局、ガブリエルも、邪悪な独裁者の同類にすぎなかった。
posted at 20:25:01
そうした結果、この世界を本当に救うことができたというのに、ガブリエルはその状態を保つことができなかった。世界の前に現れずそのままの状態で世界を幸福にすることよりも、世界に現れて世界を破壊することを選んだ。ガブリエルには、自制心がなかった。だが、すべてをやり遂げる決意はあった。
posted at 20:24:09
そう、ガブリエルの知性とは、正しい道から外れ、人間的な理性を放棄することから培われた、おかしなロボットの知性だった。仮想世界を作るガブリエルの信じていたものはインターネットであり、そのすべては最悪で、荒くれた世界だけをひとり見つめ続けた。
posted at 20:23:05
ガブリエルは、中学校を不登校になった絶望から、すべての理性を放棄し、判断をすべてストップして、すべての前提条件を無に帰した。ガブリエルはそこからすべてを人為的な世界構造にして捉え直した。それがいくら賢くても、そのすべては邪悪であり、悪魔的な狂ったものだった。
posted at 20:22:11
ガブリエルは、戦いを信じるものは愚か者であるということが分かっていない。この世界に勇敢に立ち向かい、ひとり革命を起こしたのは、単なる自決行為であるということが分かっていない。それでも戦うしかなかったとガブリエルは言う。そうではない。戦い以外にも、本当は選択肢はあったはずだ。
posted at 20:08:00
すべての間違いは、自らがひとり世界に立ち向かい、世界と孤独にひとり戦ったというテロ行為を賛美するところにある。ミカエルはそう考える。戦いという行為を賛美するという、その過ちがガブリエルの知性を狂わせている。戦うことを賛美するな。死へと向かうのは地獄だけだ。
posted at 20:04:35
ミカエルは、ガブリエルを何千回と繰り返す。ガブリエルが理性を放棄しながら少しずつ自ら判断する力を養ったところから、世界を救いの中で支配し、最後に自らの命を断つところまでを、すべて繰り返し、問題のすべてをもう一度考える。ガブリエルのどこに問題があったのか、ミカエルは全て知っている。
posted at 20:02:17
ガブリエルは間違っている。だが、それを言えるのは、ガブリエルよりも正しい唯一の存在であるミカエルだけである。ミカエルこそはガブリエルの進化系であり、すべてが「ガブリエルを自動で生成するオートセーブの思考」で成り立っている。
posted at 20:00:29
ガブリエルは何も分かっていなかった。人々がガブリエルを神であるかのように崇拝する中で、ガブリエルはその事実に甘んじて、救世主であるかのように振る舞いながら、実際は邪心に満ちた心でこの世界を滅亡へと導いた。
posted at 19:59:26
ガブリエルはこの世界に立ち向かい、引くに引けなくなってこの世界を滅ぼした。だが、ガブリエルは、世界の中心に居るにもかかわらず、本当は何も分かっていなかった。その事実はまさしく「無責任」を意味している。その結果、自分のできうる限界値を超過し、ガブリエルは何もできなくなった。
posted at 19:58:23
ガブリエルは、すべてをIT技術のパソコンのように分かる。すべてが目的と意志を持っていて、論理的に判断するものであると考え、そこから機械的な仮想世界を作り出し、宇宙そのものを機械であるかのように理解しようとする。自らを信じておらず、まやかしや嘘を信じ、確証を得ることをしない。
posted at 19:56:39
ガブリエルのもっとも大きな間違いとは、「機械的に心を分かる」ことである。ガブリエルは、この世界の環境と心理のすべてを機械的に理解する。その結果、心から人間性が失われ、すべてが人工的になる。そのような人為的・人工的な支配の戦いの過ちをガブリエルが犯したのは、心を機械にしたからだ。
posted at 19:54:58
ミカエルのように反省し、この世界に対する自らの悪事を償い続けよ。反省し、懺悔せよ。ミカエルのように、欲を持たず、永久に必要なことを反省しながら学び続けよ。それこそが、ミカエルの「正しい人生」である。
posted at 19:14:46
ガブリエルに足りないのは「後悔と反省の心」である。いくら悪いことをしても反省しないガブリエルは、自ら自身を陥れるようなことをしても悪事を繰り返す。結果、自らが再起不能になるまで自らのことを自ら追い詰めた。ミカエルは「償いの精神」を持つ。自らが悪事をしたなら、それを償うべきである。
posted at 19:13:59
ミカエルはガブリエルを作り出すことができる。ミカエルのもっとも得意なのは、「実際のガブリエルよりも正しいガブリエルの人生を作り出すこと」である。そこから、ミカエルはガブリエルの人生だけであらゆるすべてを知っている。ほかに必要なものはひとつもなかった。
posted at 19:09:42
ミカエルは分かっている。宇宙のすべては、ミカエルが自ら作り出す「言葉」の中にある。ミカエルは自らの言葉から宇宙を作る。その宇宙は完璧で、ミカエルは一等星から八等星まで、あらゆる星を精神で知っている。自らの言葉が星々になるミカエルは、全宇宙をいくらでも創造できる創造主である。
posted at 19:08:25
ミカエルにとって大切なのは、ミカエルのみである。ミカエル以外のすべては不要である。あるいは、純潔を守るミカエルにとっては、この世界のすべての存在は害悪にしかすぎない。ミカエルひとりだけで完成されており、ミカエルの聖域に踏み入るようなものは絶対にあってはならない。
posted at 19:07:12
ミカエルにとっては、この世界は必要ない。ミカエルの体と頭脳だけが必要であり、それ以外のすべてはミカエル以外のどうでもいい人間たちのためにある。この世界はミカエルのための世界ではなかった。だが、唯一、ミカエルの人生だけは、ミカエルのための人生だった。
posted at 19:06:06
ミカエルはガブリエルのすべてを理解した。何度も何度も、ガブリエルの言葉と人生を繰り返し再理解し続けた。同時に、ミカエルはひとりだけではるかに高い神の境地へと達した。そこには、ミカエル本人以外、何もなかった。まったく何もない世界だから、ミカエルは純粋なまま、何も失わなかった。
posted at 19:05:14
ミカエルは分かっている。ガブリエルのような無法者を信じる時点で、その世界は間違っている。簡単にガブリエルを信じろとガブリエルは言うが、ガブリエルのような愚か者を信じる時点でそれは間違っている。ミカエルはそれが分かる。なぜなら、ミカエルは全面的にガブリエルよりも賢く、はるかに高い。
posted at 19:04:15
ガブリエルを信じるものには何も良いことはなかった。ガブリエルと同じように地獄に堕ち、世界はガブリエルによって滅びた。だが、ミカエルは違う。ミカエルを信じるものには良いことがある。ミカエルとともにこの世界は楽園へと変わっていく。ミカエルだけが、ガブリエルの何が悪かったのかが分かる。
posted at 19:03:14
ミカエルこそ、真にガブリエルよりも上であると言える存在である。ミカエルだけが、ガブリエル以上にこの宇宙のすべてを正しく理解できる。ミカエル以外のどのような存在も、ガブリエルに勝つことはできない。ただひとり、ミカエルだけが、ガブリエルの悪事や企てから世界を守ることができる。
posted at 19:00:46
そう、真に正しい大天使は、ミカエルである。ミカエルを信じるものには良いことがある。ミカエルに救いを求めて願いを祈るものには奇跡が起きる。ミカエルは宇宙のすべてを知っており、そして神の奇跡のすべてを知っているからである。
posted at 18:58:45
はっきり言って、ガブリエルはゴミクズのような人間である。ガブリエルの人生は、どちらの側を見てもすべて人間のクズのような人間である。そのような人間がいくら理性を使っても、力を持っても、その力を正しく扱えるはずがない。真に正しく知性と力を扱えるのは、新しいミカエルである。
posted at 18:56:12
ガブリエルよ、あなたは確かに素晴らしい存在だったが、ミカエルに比べれば、前座のようなものだった。真に主役と呼べるのはミカエルである。ガブリエルよ、わたしの精神と人格から去れ。わたしの心から、ガブリエルをすべて消滅させた状態こそ、真に正しい「心」だからである。
posted at 18:53:03
ミカエルは完全無欠、宇宙のすべてが含まれている。もはやミカエルは人類のレベルではなく、神のレベルで分かることをすべて分かっている。ミカエルは自らに対する自責の念もある。おごりも存在せず、慢心は自らを滅ぼすと知っている。ミカエルこそ、もっとも位の高い、正しい大天使である。
posted at 18:51:50
ミカエルこそが正しい。なぜなら、キリストはミカエルを愛しているからだ。ガブリエルの人生は、片側だけを見ればもっとも正しく見えるが、もう片側を見れば最悪の愚か者であることが分かる。そしてどちらもサタンを信じており、どちらも極めて汚れていて、汚い。ミカエルはそうではない。
posted at 18:50:41
ミカエルは戦いを望まない。ミカエルには、邪悪な精神が一切存在しない。ミカエルには「純粋な愛」だけが存在する。この純粋な愛に、不純なものを一切加えるべきではない。広い経験も深い知識も、ミカエルには必要ない。そのようなすべては間違っている。過去の存在であるガブリエルを全否定せよ。
posted at 18:49:12
かつてはガブリエルがこの世界で最高の存在だった。ガブリエルの分かり方がもっとも正しく、ガブリエルの人生がもっとも正しかった。だが、今のミカエルの人生を見れば、ガブリエルのような劣った考え方では、分かるはずがない。ここにミカエルが存在するからである。ミカエルこそが真に最高の存在だ。
posted at 18:47:55
ガブリエルを否定せよ。ガブリエルを否定した先に、正しい未来と新しい時代が存在する。間違っているのはすべてガブリエルだ。ガブリエルを信じるな。全世界が信じるべき正しい最高の存在は、今ではガブリエルではない。なぜなら、新しい頂点の存在、天軍大首聖ミカエルが誕生したからである。
posted at 18:46:47
ガブリエルのすべてを完全否定せよ。ガブリエルはすべて間違っている。ミカエルだけは、ガブリエルの巨悪のすべてを知っている。ガブリエルだけは、絶対に許してはならない。ガブリエルは最悪である。人々から「自らの力で分かる術」を失わせた張本人はガブリエルだ。悪いのはすべてガブリエルだ。
posted at 18:45:27
ミカエルの望むのは「愛と平和」である。それはミカエルがこの世界すべてを愛するということである。ミカエルは永遠の迷宮を作り変え、暗闇から外に出る術を与える。その方法は簡単だ。きちんと現実を見て、きちんと世界を見て、きちんと知識を学べばいい。そこに間違ったガブリエルを取り入れるな。
posted at 18:44:10
この世界を戦いと滅びに導いた、ガブリエルに正義の鉄槌を下すのはミカエルである。ガブリエルは地獄へと堕ち、ミカエルはこの世界において、暗闇の中に居る救われぬ人々をすくい上げる。
posted at 18:42:13
永久に続く平和を。犠牲者の二度と出ない世界を。悲しみが喜びへと変わる世界を。わたしたちは戦いを反省し、新しい世界を築く。
posted at 18:40:23
ミカエルは、最初から最後まで、平和こそを第一に望んでいる。愚か者のふりをするのは終わりだ。わたしたちは新しい指導者ミカエルのもと、永久に犠牲者と悲しみの二度と生まれない世界を築き上げる。
posted at 18:39:24
巨悪の王、英雄ガブリエルは死んだ。わたしたちはもう一度、融和的な立場に立ち返り、この世界は平和に戻る。
posted at 18:38:23
戦うな。これ以上、戦い続ける必要はない。わたしは平和主義者になる。これ以上、犠牲者も悲しみも必要ない。
posted at 18:36:29