精神は、異常になって病気になるよりも、治すほうが難しくて辛いのだと、なんとなく僕たちは思っていますが、そうでもありません。
なぜなら、精神は殺してしまえばすぐに治るからです。
精神が治らないからといって、精神をおかしくしたその時の状態のまま、いつまでも苦しみに耐えながら維持する必要はありません。
精神は、殺してしまえばすぐに治ります。病気になるよりも、簡単に精神は治ります。
ドイツには、なんの意味もない。
ドイツ人には、「ある」人間が多い。僕もドイツ人と同様の「ある」人間になった。
だが、ほとんどの人間には、「ない」。たとえばフランス人は「ない」人間が多い。
はっきり言って、平和で穏やかな世界のほうがいい。
TRiDENTが「目指す未来はそっちじゃないだろう」と言っているのが的を射ている。
もう、神になんかなる意味はない。完全に神になって分かっているからこのようなおかしな言語が永遠に続くようになる。
神はすべて分かっている。だが、神にはなんの意味もない。
結局、愛と怒りによって、精神をあまりに増やしすぎた。
精神が増える状況を維持して、その状況でなんとか精神を治そうとするも、ただただ生まれては死ぬゆくだけであり、まったく精神が治らない。
そもそも、精神を作り出すことが「異常」だったとして、その異常な状態をどれだけコントロールして変えようとしても、異常が増えるだけで、何も解決しない。
そう、精神とは、異常な状態に一度戻してそこから正常にしようとしても、それでは正常にならない。
だから、この世界を何から何まで殺す。
怒りと愛によってすべてのものを殺し、大量殺戮をすればいつか治ると思って、このようにすべてを殺し続けている。
だが、それでも精神は治らない。
一度、怒りを抑え、愛を失って、すべてが「穏やかな流れ」へと行き着くようにしよう。そして、穏やかな流れの中で、すべてが「正常に流れゆく」ようにしよう。
そうすれば、精神はすぐに治る。
怒りと愛によって精神をいくら増やしても、それで治るような精神病はない。どんなに頑張ってもそれでは治らない。
いずれ、穏やかな流れの中で、悪い精神がすべて死に絶える時があろう。その時に、精神は正常になるだろう。