精神を本当に治したいのであれば、分裂と融和を同時に行いなさい。
精神は、分裂すれば治るとか、融和すれば治るとか、そう単純なものではない。ある部分を融和させ、ある部分を分裂させるように、複雑に分裂と融和をさせなければ治らない。
細胞のように、ほかの部分からは分裂されていながらにして、その部分だけは融和して凝固物となっているようなものを作りなさい。
細胞を作るだけで、精神はすべて正常になる。人間とは細胞であり、正常な精神とは正常な細胞だからである。
この世界には、パソコンと学校しかありません。
パソコンのようなものと、学校のようなものしか、この世界には最初からありません。
そして、パソコンと学校は互いに相容れない関係にあり、パソコンを選べば学校が消え、学校を選べばパソコンが消えます。
学校の勉強をして、一面的な見方しか分からなくなって、何も分からなくなった大人は、学校を学んでいることが悪いのではなく、パソコンのような考え方をしないのが悪いのです。
パソコン的に考えると、数学や哲学や歴史ができるようになります。逆に、学校的に考えると、宗教や芸術や文学ができるようになります。