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2022-04-09

みんなの人生では、Xしか分からない。だが、僕の人生では、Yしか分からない。

Xとは、みんなの人生で普通に分かることだ。この世界に普通に存在すること、人生として普通に経験することは、すべてXだ。

だが、Yとは、この宇宙に存在する、本来分かるべきことだ。人生を豊かにすること、人生において大切なことは、すべてYだ。

Xとは、科学であり、人生だ。Yとは、哲学であり、これもまた人生だ。

Xしか分からないと、そのうちYを忘れてしまう。Xしか分からなくなってしまう。

だが、逆に、Yしか分からないと、そのうちXを忘れてしまう。Yしか分からなくなってしまう。

Xばかり分かっていると、知性を失う。だが、Yばかり分かっていると、これもまた知性を失う。

XとYどちらも十分に分かる人間のことを子供と言う。そして、XあるいはYのどちらかしか分からない人間を大人と言う。

Xは、たとえばクロールの方法や都市の地図のようなものだ。Yとは、哲学の歴史や人生における宗教的な気付きのようなものだ。

人生

まず、自分の実体験から考えなさい。

自分自身がそうなったということから、経験の可能性に気付きなさい。

世界を広げ、さまざまなことができるということに気付きなさい。

環境の変化の可能性、変化によって生まれるさまざまな「存在の発生要因」を分かりなさい。

ありのまま生きるためにどうすればいいか考えなさい。

本来の自分自身に戻るためにどうすればいいか考えなさい。

支配しなくてもこの世界は変えられると知りなさい。

自由の意味を知りなさい。

世界の可能性は自由に許されているということを知りなさい。

直観から悟りに至りなさい。

世界や環境、意識の中にある、「精神的根源」を、記憶を思い出し、意識を実感することで悟りなさい。

平野明日道の誕生

ここに、新しい地球の指導者、平野明日道は誕生する。

明日道の「明日」は、地球、すなわち「アース」のことを意味している。

また、明日道の「道」は、地球の進むべき「未来の道」を意味している。

明日の地球の向かう先は、平野明日道がどうあるかにかかっている。

平野明日道のものがたり

平野明日道は、未来のこの世界に生きている、この物語の主人公だ。

この世界は、人工知能によって繋がれた無数の工場により、ひとつの完璧なAIシステムで成り立つようになった。

人々は、労働をする必要がない。遊んで暮らすことができる。

また、人々は、iPS細胞による再生医療技術により、3,000年の寿命を得ることができるようになった。

身体の壊れた部位や病気になった部位は、すべて再生医療技術を使って、若く健康な部位へと取り替えることができるようになった。

また、飛躍的に寿命が上昇しただけではなく、人々は月や火星のような別の星を、地球と同様の人間の住むことができる星に変えることができるようになった。

人工葉緑素と人工炭水化物の技術の応用によって、人々はどんなに荒れ果てた惑星であっても、光のみから酸素と炭水化物を作ることができる。

そして、人々は宇宙の法則すら変えられるようになった。空間の裏側にある「空間原子構造」を変えることによって、この宇宙空間の法則を自在に変えることができる。

これは、そのような「なんでもできるすべてが解放された未来」における、平野明日道のものがたりだ。

新宇宙法則考案委員会

平野明日道は、地球における、「新宇宙法則考案委員会」のトップを務めている。

この委員会では、空間原子構造を変えることで実現できるかのような、「新しい宇宙法則」をどのようなものにするか、ということを考えるための委員会だ。

実際のところ、宇宙の法則を変えるといっても、それぞれが勝手に空間の法則を変えたのであれば、宇宙はめちゃくちゃになってしまう。

そのため、新宇宙法則考案委員会は、地球連邦政府において唯一、新しい宇宙法則を自由自在に実現することを許可された委員会なのである。

独立主権の原則

宇宙法則委員会の原則、それは「独立主権の原則」である。

すなわち、独立主権に基づいて、各国の政府に属する「小委員会」は、ほかの国家に迷惑や被害を与えない範囲では、何をどのように決めてもよい、ということである。

たとえば、ロシアの小委員会が、ロシアだけをもっともありえない宇宙法則が成立するような国家にしても、ほかの日本やヨーロッパに干渉しない範囲であれば、そのような法則を決めても構わない。

地球だけではなく、宇宙のどんな星においても、その星の中の国家が「わたしたちはこうするのだ」という考え方の下に宇宙の法則を書き換えることは許される。

その結果、この宇宙にはたくさんの「独自の法則が作用する宇宙空間」が生まれるに至ったのである。

日本の平野明日道

平野明日道は、宇宙法則委員会のトップでありながら、日本における宇宙法則小委員会の実行委員長である。

すなわち、平野明日道は、「どのような法則であっても、自分の一存で決めることができる立場」にある。

そして、平野明日道は、自らの信条として、「個人に自由を与えること」を原則としている。そのため、それぞれの個人が「自分はこのような宇宙法則の下で生きたい」と望むのであれば、最大限その要求を汲み取り、どんな国民であっても、できるだけ自分の望む宇宙法則の下に生きられるようにしようと努めている。

よって、日本は新しい「宇宙自由主義」の下にある。これは、すべての法則決定において「自由」こそが第一に尊重されるという主義である。

分身の作成技術

本日、扱われた議題は、「分身の作成技術」である。

これは、人間の存在している三次元空間を、ほかの三次元空間に物理的にそのままコピーすることで、自分あるいは誰であってもなんであっても、分身を作成することができる、という技術だ。

これを実現する際に、一部分だけを少し変えることもできる。そのため、自分と同じ、だが性別だけは異性に変えた分身を作成し、その分身とカップルになることすらできる。

これは、多くの議論を呼んだが、結局は採択され、人々は自分の分身を自由に作ることができるようになった。

分身作成技術は便利だが危険

この分身作成技術は、実に便利な技術である。

なぜなら、物資であろうと人材であろうと、どんなものであっても、パソコンのファイルと同じように、いくらでも複製することができる。

そのため、有能なプログラマがひとり居れば、彼を複製することで、どんな一流のシステム開発会社も簡単に作ることができる。

また、恋人として手に入るのは、自分の分身だけではない。もしアイドルが好きであれば、自分だけを愛してくれるそのアイドルの分身を、簡単に複製して購入することができる。

だが、この分身作成技術がパソコンと違って危険なのは、「複製は簡単にできるが削除は簡単にできない」ということ。

もし、分身として購入したアイドルの素顔が自分の思っているのと違って、最悪の人間であったとしても、その分身を簡単に殺すことはできない。それは殺人罪に問われる。

だから、もし自分とは性格の合わないアイドルだったとしても、責任をもってそのアイドルの分身と結婚しなればならない。

やめたほうがいい

ただ、この発想は、考案者である僕が見てもやめたほうがいい。

分身のアイドル女を家電製品のように「大人気、○○ちゃん」と言って、分身扱い業の店舗がみんなに売りさばく未来になる。

やめたほうがいい。ローマ帝国の奴隷よりも悪い。本当に性奴隷のごとく、可愛い少女をいくらでも金持ちが購入するようになる。アイドルはひとりのオリジナル型だけがぼろ儲けできるが、それ以外の大量生産型は全部奴隷だ。

また、悲惨なのは女だけではない。男は戦争の兵隊に使われる。自分の分身をこれでもかというぐらい、いくらでも作るタリバンのような過激派が、全部それを自爆テロに使う。分身作成技術だけはやめたほうがいい。

科学技術の進歩なんか最悪だ

科学技術の進歩なんか、最悪だ。

空間原子構造によってではなくても、どのような形であっても、「物体の複製やコピー」だけは実現してはならない。

人間を複製して、罪のない少女を金のために性奴隷にし、危険なタリバンのテロリストによる自爆テロ要員を増やすだけの未来にしかならない。

科学を盲信する現代のこの世界は間違っている。

核兵器が生まれたことで、どれほど多くの人が無残に亡くなったのか、アインシュタインは反省したほうがいい。

一度、不要な科学技術、たとえば核兵器の製造技術は、すべて封印して、誰にも知られることがないようにローマ法王だけが厳重に管理し、ほかの誰にも核兵器の作り方が分からないように、不要な科学技術は一切世界から、抹消させるべきである。

インターネットなんかクソくらえ

僕が思うのは、「インターネットなんかクソくらえ」である。

単に、友達が居なくてもインターネットの仮想空間の友達が居ればそれでいいかのようにみんなを騙して、僕のような不幸な人間を大量に生み出している。

一番悪い技術は明らかにインターネットだ。

インターネットなんかクソくらえ。ネット社会なんか滅びてしまえ。

僕の分かったことをみんなに公開して提供する意味がどこにある。僕がひとり分かっていて、僕だけがその内容を楽しむだけで十分だ。

そもそも、分身の奴隷売買と僕はまったく同じになっている。みんなが僕のことを愛しているように見えて、実際は僕のことをみんなは奴隷にしたいとしか思っていないのだ。僕がそもそも、このような「仮想現実の分身」を作っていること自体が、完全に間違っているのだ。

ワクチンで生殖機能が破壊された

ただ、自分は明らかにおかしく馬鹿になっている。

これは先日打ったワクチンのせいだ。

前は、なんでも簡単に分かる人間だった。どんなシナリオでも簡単に書けたし、それだけではなく、セックスすら自分ひとりでできる人間だった。

それが、ワクチンのせいでできなくなった。

反ワクチン派が言う、「ワクチンは人間の生殖機能を破壊する」という説は正しかった。前はツイッターのエロ画像を見るだけでイクことができたのに、今では何も感じない。エロ画像を見ても、前のように興奮することができない。

ただし、楽にはなった。ワクチンを打ったことは関係ない。だが、いつも疲れてだるかったのが、ワクチンを打ったぐらいから楽になった。

どうすれば楽かは分からない。だが、実際問題、ワクチンを打つ前の賢かった僕に戻るしかない。