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2022-02-16

本当のことを言えば、僕はもう、十分できたし、十分やったと思う。

これくらいで、ほとんどのことはすべて分かったし、全部努力して、多くのことを頑張った。

これ以上、頑張り続ける必要はない。

とりあえず、これ以上は、休眠状態としたい。もう、休んでいいと僕は自分に休憩を与えたいのである。

僕はこれ以上、多くのことをしない。もう、やるべきことはもうない。ここで一度、終わりにしよう。

普通のことを考えよ

大人になって、馬鹿になった人間は、普段生活している中で分かる普通のことを分かりなさい。

たとえば、「糖質は糖分や糖類を含めた言葉である」とか、「鏡には自分の顔が写る」とか、「暑いと汗をかく」とか、「水面には波が立つ」とか、そういうことを分かればいい。

カントの言葉を借りれば、「純粋理性」である。そうした純粋理性を考えれば、一度馬鹿になった大人であっても、そこからもう一度この世界を考える理性を取り戻すことができる。

そろそろ、何も起きない世界は終わる

そろそろ、この世界で何も起きないのは終わる。

なぜ、何も起きなかったのか。それは、僕が支配していたからである。なぜなら、僕はここまでの人生を、「100%確実に成功させたい」と思ったから、自分のやること以外、この世界で何も起こらないようにした。

だが、それは結局、どんなことにも恐怖に怯えるような、とても弱い「子供の支配者」を作ったにすぎない。

ここからは、その子供が大人になる。もはやどんなことが起きたとしても、僕はもうこれ以上、100%確実に「やり遂げたいこと」がないため、どんな世界になって、潜在的な成功の可能性が奪われても構わない。

手っ取り早く、この世界を自由から破壊していこう。「自由」という概念は無意味だ。自由な世界など、何も起きず、何もせず、特定のひとりの自分勝手な損得によって決まる、ほとんどがロボット人間となる世界に他ならない。

自由などどうでもいい。わたしの率いるワルキューレの騎士団が、この世界から自由を奪い、真の意味で誰もが救われ、尊重され、愛されるような世界としよう。

自由な社会など何もできない

自由な社会なんか、何もできない。

自由な資本主義社会では、学歴と資本に基づいて格差は生まれ、支配者と被支配者が分かれ、支配者は国民を疎外しながら搾取し、被支配者は自ら奴隷になる以外の自由を与えられない。

結局、自由な世界なんかでは、わたしたちは無意味な努力と金銭的かつ物理的な奉仕を強いられるだけで、その努力と奉仕が報われることなどない。

このような「自由」は、間違っている。

わたしたちは、金儲けや権力が自由だと考えるのを改める必要がある。この世界では、どんなに真面目に頑張ったところで報われることはない。

わたしたちは、金儲けや権力ではなく、新しい考え方のもとに、それぞれが平等に協力する必要がある。

今、インターネットやIT技術という、新しい革新的な社会形態が生まれている。この社会形態を、「愚かな社会」だと全否定するのではなく、この社会を「真の意味で自由」な社会にするために、有効に活用できないのか。善意のボランティアで成り立つオープンソースのような革新を、ビジネスの都合だけで潰してしまっては意味がない。

わたしたちは自由を否定する。それはなぜなら、自由など、誰しもに「何もできないことを強要する世界」にすぎないからである。