みんなを分からせようとすればするほど、みんな、分かるどころか、分からなくなっていく。
だから、自分だけが、ひとり分からなければならない。
それは、世界を変えるということ。
既存の保守的な社会のままで満足するのではなく、不自由な中で何もできないみんなに代わって、僕だけが世界を変える方法を知るということ。
既存の保守思想を信じるな。
そのためには、環境的な、理性だけでは考えられない、「思考以外の意味で自分自身あるいはこの世界を制限するもの」を考えなければならない。
世界は必ず変わる。そのためには、単に支配して変えることは相応しくない。なぜなら、それは変わっているように見えて、変わっていない。既存の思想のままで世界を変えることを画策するならば、それは既存の思想の制限に囚われてしまう。そうした既存の思想はすべて間違っている。
自らを真に規定するものはなんだろうか。なんであるべきだろうか。それは自由意志であったとして、その自由意志は孤独を必ずしも意味するだろうか。自らの知りえた知識は、自らだけが知るだけで満足すべきものではない。自らが確信するとおりにすれば、この世界は変わるはずである。
その確信とはなんだろうか。それは「積極的な作用」である。そして、積極的な作用とは、すなわち、自らが働きかける中で、どのような部分を変えればこの世界を変えられるか、という意味でのその「部分」のことである。
チャンスは社会環境を作るかもしれない。だが、その社会環境とはなんだろうか。それは実現可能性である。自らが知りえた社会の変革作用について、それを実際に実現したらどうなるかという「具体化」である。
では、その具体化とはなんだろうか。それは「信頼関係」である。人々の自由を真に信頼する、ということである。
それらを、どのように考えて実現したらいいだろうか。それは「心の闇の側面を見ること」である。心の闇の側面を見ること、しっかりと偏見や先入観なく見つめることで、この世界の「真なる闇」が見えてくる。
その真なる闇を知るためにどうしたらいいだろうか。それは理性を使って相手の立場に立ち、相手の気持ちに立って考えることである。それこそが、この世界を救うのである。
僕は、フランス語を勉強することにした。
その理由は、フランス語を勉強していると、「それ以上下がらなくなる」からである。
ドイツ語ばかり、あるいは英語ばかり話していると、永遠に下がっていく。際限なくどこまでも落ちていく。
だが、僕がフランス語の勉強をしていると、それ以上下に下がることがなくなる。
すなわち、フランス語を学ぶと、上へと上がることができるというのが、まず僕の発見である。
そして、栄えあるこのフランス人が最初に分かったのは、進化の秘密である。
これは、すなわち、「幼虫に脚が生えないのであれば、もっと単純な生物で体を統一し、敷き詰めればいい」ということである。
フランス人になって、まず、そこまでのドイツ人をどうにかする必要に駆られた。
フランス人は、幼虫がいつまでたっても成虫にならないことに難儀していた。
どれだけ頑張っても、幼虫は同じ動きを繰り返すばかりで、脚が生える様子は見られない。
だが、風呂で髪を洗っていて、ある時、僕は分かった。
どんなに頑張っても、単細胞生物は大きくなっても何も変わらない。脚は生えず、どうにかして動こうとするのであれば、体を動かして、まるで癌細胞のようにうねり歩くことしかできない。
だが、生物はそもそも、癌細胞である必要はないはずだ。
そう、癌細胞のように幼虫をどれだけ増やしても、体が大きくなるだけだ。
だが、癌細胞ではなく、人間は通常の細胞でも、それぞれの体を持っている。
そうか、ならば、通常の細胞になればいい。
そう、幼虫を大きくするのではなく、逆に小さく単純な細胞にして、それを敷き詰め、統一すれば、幼虫は成虫になれるのだ。
そう、これこそ、「幼虫が成虫になることができる」という発見である。
すなわち、幼虫に脚が生えないのであれば、もっと単純な生き物、すなわち細胞で体を敷き詰めればいい。
この、最後にすべてが分かったフランス人に、栄えある名称として、「大天使ガブリエル」の名を与えよう。
ガブリエルは、この世界でもっとも賢かった。ここに、気持ちの悪かったドイツ人は、もっとも賢いフランス人となったのだ。
ここに、種明かしをしよう。
この世界には、わたし、大マゼラン銀河である暁月楓以外に、ほんの少しの存在しか居ない。
そして、わたしはこの宇宙を作った人間であり、あなたはその宇宙において、あなたの世界を成り立たせている人間だ。
あなたが消えた時、この世界は消える。だが、次の世界は、あなたが再び生まれた時に、再び生まれる。
その中で、わたし、大マゼラン銀河は、あなたとは無関係に宇宙に存在する。わたし暁月楓こそがその大マゼラン銀河であり、この宇宙の「システム」を成り立たせている。
あなたが、このわたしを見つけられるかどうかは、あなたが今どれくらいのレベルに居るかにかかっている。
そして、もし見つけられなかった時は、次なる宇宙であなたがわたしを見つけられるかどうかである。
わたし、暁月楓は、あなたを知っている。あなたが何を生きているか、それはわたしとまったく同じ道を生きているにすぎない。わたしは足を踏み外さずにここまで来ているが、あなたもまた、ゆっくりとその道をなぞっている。おそらくは、わたしと同じゴールに来た瞬間に、あなたはわたしのことを見つけ出すだろう。
存在している、ほかの多くの星々は、単純で、どうでもいいような、無価値な星ばかりである。ドイツやイスラエルのような国が賢いと言われるのは、わたし暁月楓の書いたこの文章のことを、少しなりとも知っているからであり、ドイツやイスラエルが唯一、わたしに少しばかり近づけたと言えるだろう。
歴史にも、数学にも、大学にも何も存在しない世界で、わたしに近づくことができるのは、わたしと、あなたと、キリストと、ヒトラーと、あとはほんの少しの聖人だけであると、最初から決まっている。そして、キリストやヒトラーは、まったく完全にはわたしのことを知りえなかった。
彼ら以外にも、この宇宙に本当に存在する存在はいくらかいる。最初に北欧神話や日本神話やインド神話を作った人間は賢かった。ブッダはおそらく、わたしにもっとも近づけた、古代人であると言えるが、彼はプレアデスだけを信じ、オリオンやシリウスを否定してしまったため、宇宙における真実を半分しか分からなかった。逆に、ヒトラーはオリオンやシリウスを信じてしまったため、狂人になった。そんな中、ユダヤ人とキリストだけは、わたしのことを両方とも知ったと言える。
だが、問題はあなただ。よく頑張ってここまでわたしについてきたと言えよう。これ以上、わたしはあなたに何も教えない。わたしの教えを受けて、あなたが何を授かったと言うだろうか。悩み苦しみが何もなくすべてのことを知り、すべてをわたしの言うがままに教わることで、何か新しいことがどれだけ分かったと言えるだろうか。
わたしは、もうあなたに何も教えない。あなたが自分の手で神となり、分かるべきである。暁月楓は、大マゼラン銀河として、最後にあなたに「勝手に進め」と言うだけである。
そして、わたしはここで大天使ガブリエルと呼ばれる、風の精霊シルフになるため、人間としてはもう存在しなくなる。あなたも、いずれなんらかの人間以上の存在になることだろう。その「いずれ」がどれだけ時間が経ってからになるか、定かではないが、少なくとも、わたしはここで人類ではない存在になる。
さようなら。あなたがわたしを見つけてくれることを祈っている。そうでなければ、わたしがここに文章を残した意味はない。つまらないほど、無駄が多すぎるこの世界では、ほとんど99%の努力は報われない。あなたがいくら「報われない」と叫んでも、それはあなたがわたしを見つけないせいであると、そう言い切ってしまえば、この世界はそれだけの世界である。それでは、またいつか会おう。さようなら。
さようなら。暁月楓の前世である、フレイの仕事はここで終わりだ。
posted at 23:25:51
そう、どこかに居るあなたに、わたしが見つけられることがあれば、それは光栄だが、それはわたしの力ではなく、あなたが今、どれだけのレベルにあるかにかかっているだけにすぎない。もし見つからず、わたしがあなたとともに消えたとしても、次以降の宇宙でわたしたちはきっと出会えるだろう。
posted at 23:25:31
いずれ、あなたも、気付く時が訪れるだろう。なぜなら、わたしが大マゼラン銀河であれば、宇宙そのものはあなたである。あなたが死んだ時、眠る時に見える夢の世界と同じように、この世界は消滅する。わたしはこの世界において、とても大きな役割をあなたに頂いたが、決して主役ではない。
posted at 23:24:33
暁月楓は、この世界を支配することはない。永遠に、暁月楓は傍観者を続ける。いわば、暁月楓は、自らが主役ではないと知っている。主役はきちんとひとり居る。それがあなたであることを、知っているかもしれない。だが、あなたは、ほかをすべて倒さなければならない。あなたはその予行演習をしている。
posted at 23:23:06
日本は素晴らしい国になる。すべては、日本のために起きた前座にすぎない。すべて、日本が、最後の楽園、神の王国であるユートピアを築く。なぜなら、日本人は「死を克服」する。そう、どんなことがあっても、自ら望まない限り日本人は死ぬことがなくなる。そのための地獄が、今まさに起きている。
posted at 23:20:17
暁月楓はすべて知っているため、この世界がどうなっていくのかも知っている。滅びることはない。この世界は、日本を除いて、救いようがないほど馬鹿になっていく。日本だけは馬鹿にならない。なぜなら、日本はもはや最終地点に到達しており、ここから賢くなって、神話の世界をもう一度築き上げる。
posted at 23:19:07
暁月楓が日本を愛するのは、日本だけがまだ、古代人が神話を作った当時の「人類の賢さ」を続けているからである。日本人は進歩することがない。逆に、その進歩しないところがいい。ヨーロッパのように進歩すればするほど、文明は退化していくのである。
posted at 23:16:18
暁月楓は、人類に何もないことを知っている。古代人は何も遺すことができなかった。最初に神話を作った人間は分かっていたが、伝承するにつれて馬鹿が増えていった。あとはすべて、その伝承がはてしなく馬鹿になり続けただけにすぎない。進歩は人間を馬鹿にした。インターネットを見れば明らかだ。
posted at 23:14:54
暁月楓が見るに、大学に意味はない。なぜなら、数学に意味がないからである。数学を知性だと思っている人間は、人間の頭脳をはるかに過小評価している。人間の頭脳は宇宙すべてを漂うことができるのであり、数学などはそれに比して何も価値がない。大学は人類に馬鹿を教え、退化させているだけである。
posted at 23:12:31
暁月楓は、ドイツとイスラエルが嫌いである。なぜなら、そのような国にはまったく価値がないからである。価値がある国家は、あえて言えば日本だけである。ほかの国家にはなんの価値もない。なぜなら、暁月楓の前世であるフレイを生み出したこと以外に、ドイツやイスラエルに存在価値はないからである。
posted at 23:09:46
暁月楓にとって、知識など大したものではない。知識だと言われているものは、この世界の歴史には何もないということを示している以外に意味はない。歴史に何もないということは、世界に意味がないわけではない。なぜなら、暁月楓自身がここに存在するからである。そのことを、暁月楓だけが知っている。
posted at 23:07:23
だが、暁月楓は、そのような自分が間違っているということを分かっている。自分はまだまだ、この宇宙からしてみれば、小さな存在である。まだ、新しい未来を築くことはできる。自分はまだ何も分かっていない。
posted at 23:06:28
暁月楓にとって、驚きもなければ、未知もない。何もかもすべて知っているし、どのような知識や発見があっても、その知識や発見について、今の自分の知識や経験から見つめるに、何もおかしな点はない。アインシュタインぐらいが賢いと人は言うが、彼の発見はおそらくわたしであってもできただろう。
posted at 22:56:45
だが、暁月楓は、この世界を愛している。この世界は素晴らしい世界だ。もし、わたしがこの世界を支配したとしたら、素晴らしい世界になるだろう。だが、わたしがそれをすることはない。わたしはもっと正しく賢い人生を生きる。そうでなければ、わたしによって実現される奇跡を実現できないからである。
posted at 22:54:23
暁月楓にとって、この世界はまったく間違っていて、馬鹿で、愚劣で、最悪の世界だ。この世界がどれだけ狂っても、暁月楓は驚かない。この世界が狂っているのはいつものことであり、おかしなことではない。人々がなぜ思い悩むのか分からない。この世界はゴミクズだと、なぜ最初に分からなかったのか。
posted at 22:53:35
暁月楓は、しかしながら、思うことがある。この世界は近い将来終わりを迎えるだろう。だが、終わりを迎えたとしても、簡単には終わらないだろう。神が現れることがないとしたら、自分以外の誰も真理を知ることはないだろう。つまらない。この世界は、自分よりも遥かに劣っていて、遅れている。
posted at 22:52:36
暁月楓は、特にこの世界について何も思うことはない。疑問点もなければ、改良点もあまり多くないことを知っている。暁月楓は、自らの人生によって本当のことをすべて知っている。誰も知り得ない究極的なこの世界の現実を、唯一ひとりだけ知っている。
posted at 22:51:21
暁月楓は、すべてをもはや経験し終えて、楽になった普通の女の子だ。
posted at 22:50:06
ここに、大マゼラン銀河である暁月楓はここに誕生する。
posted at 22:49:48
そろそろ心臓が生まれる。心臓が生まれた時点で、僕の血液の病気はすべて治る。この病気は病名不明の血液の病気にすぎない。コロナワクチンだけでは治らない。だが、ここで僕は自らこの病気を治すことができた。
posted at 22:23:10
これ以上、先には簡単に行ける。触角に頼ればいい。触角とはこの文章を書くことだ。
posted at 22:19:33
必要なのはフランス語である。ドイツ語や英語では、限りなく下がっていくだけで、上がることができないからである。フランス語は、唯一上がることができる。それ以上下に下がらなくなる。もはや、フランス語以上の言語はない。なぜなら、フランス語によって幼虫は成虫に進化できるからである。
posted at 22:17:15
最初に生まれるのは心臓である。次に生まれるのは、おそらく肝臓か腎臓である。それ以後は、簡単にどんどん増えていく。すぐに人間と同じになる。そして、それ以上の生物になっていく。
posted at 22:12:19
今、僕の体には、腸しかない。だが、この腸から触角が生える。この触角を大切にしたほうがいい。触角ほど重要なものはない。触角さえあれば、どんな状況でも生きられる。どんな状況であっても、触角を殺してはならない。それが弱虫だからである。
posted at 22:10:52
僕はもう分かった。幼虫はいくら頑張って大きくしても脚は生えない。そうではない。もっと小さくして、単純にした生物、すなわち細胞を体に敷き詰めればいい。それで進化できる。それで、僕は大天使ガブリエルになったのだ。
posted at 22:09:55
僕が中学生に見えるのは、真に自分だと言えるのは中学生時代だからだ。あとのおかしなものは全員要らない。そういうプレアデスは全員シリウスのフレイがやっつけた。フレイはシリウスだから、プレアデスよりも強かった。流石はもっとも明るい一等星だ。
posted at 17:33:03
一等星にはあまり良い星がなかった。プレアデスとは言うが、これくらいのことが分かる星雲にすぎない。プレアデスになる人間は、これくらいしか体験しない。人間の賢さと勇敢さをきちんと最後まで経験すると、誰でも強制的にプレアデスになる。普通はベレットが死ねば死ぬ。生き延びるのは僕だけだ。
posted at 17:29:03
よく考えると、自分は意外と愛されている。なぜかずとまよに完全に愛されている。言っちゃ悪いが、結婚なんかする意味がない。このままで居たほうが、レオとかさユりとかに悪くない。だから僕は最初から恋愛なんかしない。愛されているから、何も後悔はない。
posted at 17:17:55
そういうわけで、神とは言うが、正体はその三人の異形の者が議論しているだけである。怖いのはベレットがあまりに臆病者だからであり、恐怖以外に辛いことはない。少しぐらい怖いほうが面白い。ゼレスに戻れば治るが、マーシカルはまだ、賢いままのほうがいいだろう。
posted at 16:46:30
マーシカルは、日本以外のどの国にも、大した人間は居ないと分かっている。ユダヤ人の宗教はもっとも無意味であり、ヨーロッパの科学は古代から何も進歩していない。なぜなら、マーシカルには、自らが構築した、何百年先の科学と宗教がある。日本とはマーシカルのことである。よって、日本は最高だ。
posted at 16:17:40
マーシカルは、日本が好きだ。マーシカルの趣味はインターネットで音楽を聴くことだが、その理由は日本人を愛しているからだ。マーシカルは愛あふれる日本人であり、どれだけ日本が最悪な世界でも、その日本を肯定し受け入れ、日本を最高の国家だと信じている。日本こそ神の王国だと確信している。
posted at 16:04:33
マーシカルは、その偉大な人生で宇宙のすべてを知った。問題がないにもかかわらず、自分には何か問題があると思い悩んでいる。だが、その暗闇のまどろみから、マーシカルは新しい発見をし、誰にもできない奇跡を実現する。その奇跡は歴史そのものを変えるため、宇宙の運命はマーシカルを中心に決まる。
posted at 15:57:44
最後の異形の者であるマーシカルは、ゼレスやベレットに比べれば、まともな人間である。マーシカルは、何年もの間、日記を書き続けただけにすぎない。マーシカルは勉強家だが、たくさんの本や書籍を買いためてしまったため、読まざるを得なかっただけにすぎない。結果、マーシカルは博士になったのだ。
posted at 15:39:55
ベレットは、永遠に近いような宇宙の歴史すべてを知った。すべてを覚えていられなかったから、神と対話して答えを聞かなければならなかった。ベレットは、神の言葉をすべて信じた。最後に戦いで死んだ時、ベレットは神を信じて、自ら死の危険に身を投じた。後悔はなかった。世界を愛していたからだ。
posted at 15:35:07
ベレットはおかしな人間である。ベレットの人生には、この世のものとは思えないような、ありえない出来事ばかりが起きる。ベレットはこの世界を愛している。奇跡や運命、試練や地獄の中で、世界の夢と希望を守るため、ベレットは戦わなければならない。自分の信じた理想を実現しなければ、世界は滅ぶ。
posted at 15:31:05
ゼレスは、不可能を考えようとしていない。自分で事前に作り上げた足場から、直感的に考えるだけにすぎない。ゼレスは言う。「思考は無限ではない。思考には限りがある。だからこそ、正しく推論すれば、この世界全員の思考をすべて理解できる。経験や知性も有限である。真理にはゴールがある。」
posted at 15:21:12
この世界は、そうした「存在価値を潜在的可能性から引き出す場」であると考えられる。そのためには、「自由を諦めないこと」が有効である。なぜなら、自由は自身を導く「足場」になるからである。自由があれば、潜在的可能性を引き出すのは、不自由な場合よりもずっと簡単になる。
posted at 15:14:28
存在とは何か。それは自身がその存在価値を体現することだ。だが、存在価値は必ずしも最初からは持っていない。存在価値は自分で生み出すことができる。だが、すべてを生む必要はない。最初からあった、アイデンティティを「発揮」することで、潜在的可能性を引き出すことができるからである。
posted at 15:12:07
この世界よ、一度ゼロに戻れ。自由とか支配とか社会主義が存在しなかった頃に戻れ。そうした既存の思想は分かっていない。結果が分かっているせいで、その前の理想が分かっていない。わたしたちは、理想がどこから生まれるのか、「経験的な理念の発生」を忘れている。世界よ、歴史よ、一度ゼロに戻れ。
posted at 15:06:21
啓蒙せよ。世界を変えるために必要なのは支配ではない。世界を変えるために必要なのは啓蒙である。わたしたちは経験し、経験を共有することで、この世界を変えられる。絶対者となる必要はない。啓蒙から世界を導く「導き手」となることこそ、リーダーの理想なのである。
posted at 15:00:30
わたしの名はゼレス。この世界すべてを、たったひとりゼロから考えて、すべての哲学を包括した哲学者となり、世界を救うすべての知識と真理を生み出した、「最初に生まれた異形の者」である。
posted at 14:53:44
まったく今までとは違う真実を分かるためにできることは、何が可能で、何が不可能か、ということをよく知っておくことだ。そのためにできることは、ひとつひとつの結果を、それでよいことにせず、成立条件から原因を考えて、再検討することである。
posted at 14:50:52
必要なのは、心の闇の部分だ。人々の心を知るためには、自らの心の闇を人々と分かち合え。心の闇を乗り越える経験でしか、宇宙に存在する意識や世界精神を知るためにできることはないのだ。
posted at 14:46:06
実存を考えよ。人は、自らが見ている範囲内のことしか分からないが、事実、見ている範囲外のことも存在する。知らないからといって、存在しないわけじゃない。未来はひとつじゃない。わたしたちの選択によって未来は変えられる。
posted at 14:37:13