テレビで、NHKのクローズアップ現代を見て、新しいニューヨーク市の市長に選ばれた、ゾーラン・マムダニという人のことに興味を持った。
NY次期市長マムダニ氏の政策を「数字」で分析。「脱・生活苦」「自分の経済力で住める街」構想の中身と費用 | Business Insider Japan
マムダニ氏の考え方は、驚くほど僕と似ている。
マムダニ氏は、富裕層から税金を取って、それを家賃の値上げ凍結やバスや保育の無料化などのために使うべきだと言っている。
僕も同様に、富裕層から税金を取って、それを財源として、物価高対策のためにマイナス消費税を導入しろと言ってきた。
まさにその通りで、とにかく金持ちから税金を取るべきなのだ。
それを「資本主義に反する」とか「ビジネスのためにならない」と言っているのは、自由経済の一面しか見ていない。
自由経済は、お金の循環をよくしないと景気が向上しない。だから、ビジネスのために規制緩和をし、富裕層向けに減税をして、経営者が雇用することだけが景気を向上させる方法だとみんな勘違いしている。
だが、そうではない。金持ちはたくさんの富をたったひとりで独占していて、それを消費することも納税することもなく貯蓄している。その金を世界に放出して、みんなでお金を回すことでも景気はよくなる。だから、金持ちから税金を取ることは決して景気を悪くしないし、金儲けやビジネスのためにもなるのである。
僕はマムダニ氏を応援している。トランプのような「おバカ大統領」に騙されてはいけない。同じ民主社会主義者のひとりとして、マムダニ氏のことを日本から応援している。