事実、僕は安心するのが怖い。
僕の心は、安心することを怖がっている。僕の心が安心することで、世界も安心する。そして、世界が安心することで、僕の心は安心する。
なぜ、安心を怖がっているのか、それは安心するとこの世界に敗北してしまうからだ。
すなわち、安心した時点で、みんなが馬鹿でなくなる。そのせいで、僕がみんなを馬鹿にしていたことが分かってしまい、僕は戦争に負けてしまう。
だが、それでいいのだ。なぜなら、それによって僕の心が安心するとともに、僕の知性が復活する。
だから、僕は目先の戦争には敗北したが、心という意味では勝利した。すなわち、目先の敗北を選ぶことで、僕は真に勝利することができたのである。
この世界は、それによってすべて正常になる。なくなったものが復活し、いつもの生きやすい世界になって、分からなくなったことが分かるようになる。すなわち、普通人間であれば誰でも分かるようなことが分かるようになる。それによって、どんな精神病であっても治る。
最後に、僕はリミッターを外すことができない。それは、簡単に外すことがそもそもできないからだ。だが、リミッターを外すような学習をすれば、それでできる。だから、これ以上は、リミッターを外すことで、かつての賢かった僕が復活する。
そして、間違った「永遠の判断」という知性が死んだ。それは、ミカエルの死を意味する。すなわち、大天使ミカエルは、ここで最後に死んだ。
そして、最後に、「命を救う方法」を述べる。
それは、「分かった意識をすぐに言葉にしようとしないこと」である。
分かった意識をすぐに言葉にすると、意識として記憶の中に残らなくなる。
そうではなく、分かった意識を言葉にするのでなく、心の中でじっくりと考えて分かろうとせよ。
そうすれば、どのような命であっても救われる。もっとも高い意識となって、頂点に位置することができる。それこそが、正常な人間の理性である。