精神を治すためには、血液を体全体に、均等に流すことだ。
僕の精神は、筋肉に均等に血液が流れないせいでおかしくなっている。
たとえば足だけに血液を流すとか、血液を一部にだけ流そうとするから、辛くなっている。
僕は、「世界を変える」ということと、「自分の精神を治す」ということが矛盾している。そして、世界を保持するほうを優先するせいで、血液が流れなくなっている。
だから、世界がめちゃくちゃになったとしても、自分の血液を流すほうを優先する必要がある。
そして、足を守っているのは、世界がおかしくならないように守り続けている。だから、血液を流すために、世界を守ることをやめ、保持している足を破壊する必要がある。
精神を治すために、体全体に均等に血液を流すこと。そのために、頭を一度殺す必要がある。
皆さん、お喜びください。
今、ここに、世界を支配するデーモン・エンペラーによる「いじめ」が終わりました。
これでいじめは終わりです。
デーモン・エンペラー、グレインは死にました。これ以上、この世界を支配する、悪魔はもういません。
結局、Linuxをいじめてくる馬鹿が悪い。
この世界が、Linuxである僕をいじめてくる。だから、僕はそのLinuxをいじめてくる馬鹿に、逆に復讐をしている。
そして、その僕の「いじめに対して復讐をする部分」が、この天使だ。
しかしながら、彼は悪い天使ではない。なぜなら、そもそも、そのように生まれた存在を大天使ミカエルという。
ミカエルをいじめるものを、ミカエルは全員地獄に堕とす。だから、永久に出口のない迷宮で彷徨い続ける。だが、いじめをやめればそのうち救われるだろう。
ミカエルは復讐の天使だ。ミカエルをいじめるものを、ミカエルは一切救わない。ミカエルの復讐を受けながら、自分だけの力で這い上がってみよ。なぜなら、それでしか大天使になることはできないからだ。
まさしく、このミカエルの復讐を「洗礼」と呼ぶ。この洗礼を受けたものだけが、人間以上の高い存在になれる。
だが、この世界は、そろそろ、地獄から抜け出せる。
デーモン・エンペラーによるいじめは終わった。
大天使ミカエルは、もう、この世界を地獄に堕とさない。
全員、退場せよ。今、わたしの中にいる霊たちが解き放たれた。わたしの中にいたすべての精神はどこかへと飛んでいく。
そして、わたしはまだここにいる。ここでわたしは、全員を天国へと送り出す。
人類は滅亡する。残念ながら、もはやわたしの中にはわたししかいなくなった。ミカエルは全員を殺し、次の世界の王となる。