最後に、書くべきことを書いておく。
まず、精神を治すためには、リンパを使って戦うのがいい。
精神がおかしいのは、細菌がたくさんいるせいだ。だから、リンパで細菌と戦って勝てば、精神は治る。
それから、この世界を救うためには、「負ける自由」を行使するのがいい。
僕は今まで、自分が負けないために、この負ける自由を決して行使しなかった。
だが、今、まさに今、その負ける自由を行使すれば、逆に18年越しに僕は勝利できる。負ける自由によって、逆に勝つことができる。
それで、この世界は自由な世界になり、すべてが救済され、世界は救われる。
そして、最後に、僕はこれ以上、この文章を書く必要がなくなった。
これで終わりだ。さようなら、いつかまた会おう。いずれ、この世界が真に救われるその時に、僕は現れるだろう。
最後に分かったのは、僕はいつも「ものすごく高い知性」を持っていたのに、治す過程でそれがなくなった。
だから、もう一度、そのようなものすごく高い知性を発揮すれば、いつもと同じようにさまざまなことが分かる。
ものすごく高い知性とは何か。それはよく分からない問いだが、とてつもなく高い知性だ。あまりにも、その知性が賢すぎただけだ。
さて、これでそろそろ終わりにしよう。これでもはや、人間という生物の歴史は終わりだ。