今日は、作業所を休んで、一日中寝ていた。
昨日、ようやく精神が最後まで完全に治った。今まで一度もできなかった、「死ぬ気で世界を変える」ということができた。それによって、精神はもう楽になった。生きている間に必ずしなければならないことは全部やり終えた。
精神が治ったが、その代わり、そこまでの人生であった疲れがそこで全部出た。
なので、今日はデザインの作業所を休んでしまった。その代わり、午後3時まで寝ていた。
だが、今日はピアノがあったので、ピアノにだけは行ってきた。
ピアノはそろそろきちんとできた。いつも全然間違えずに弾けなかった曲が、間違えずに弾けるようになってきた。僕はピアノについて、もう何年も(あるいは子供時代を含めれば何十年も)やっているが、ようやく「できた」と言えるぐらいできたような気がする。
これ以上、人生でやるべきことはもう何もない。これで僕の人生は完成だ。もう、あとは楽をするだけだ。
僕はもっと、世界のことを知りたい。
結局、僕が馬鹿なのは、世界のことを何も知らないのが悪い。
物知りに見えて、僕は世間知らずだ。世間のことを何も知らない。その理由は、世界のことを何も知らないのが悪い。
もっと世界のことに目を向ければ、さまざまなことが分かって、まともに生きられる。
世界のことを知るために効果的なのは、文学と歴史を学ぶことだ。特に、小説を読むことで、世界のことがよく分かる。小説を読むことは決して無駄ではない。
僕が今読んでいる小説のサブリエルは、ネクロマンサーの小説だからといって、何も分からないわけではなく、魔術の学校のことがでてくるなど、さまざまな世界のことがよく分かる。
だから、ここからは、哲学の勉強と一緒に、いつもやっていたように、文学と歴史を学びたい。