世界を変えるためには、自力ではなく、他力を信じることだ。
僕がいつもおかしいのは、全部、世界を変えるような可能性を、そうならないように芽を摘み取るということをしている。
その理由は、世界を変えることが自分が確実にできるように、自分だけが世界を変えられるような状況を確実にし、それによって、完全な「自力」で世界を変えようとしている。
だが、実際、そのような方法では、いくら頑張っても世界は変わらない。
世界を確実に自分が支配し、変えられる権限を独占して変えようとするのは、すべて「自力」に基づいており、どう頑張ってもそれは起きない。
必要なのは、自力ではなく、「他力」で世界を変えることだ。みんながするようなこと、他力の力を信じれば、この世界はすぐに変わる。それは、自分自身が世界を確実に変えるのだ、ということを諦めれば、すぐに実現するだろう。
残念ながら、結局、僕はこのホームページを公開することにする。
そもそも、もう、すべてが終わった。ホームページを消して、それで正常になったり、まともになったりするようなことは、今既に、全部実現し終えた。
そして、僕のこのホームページがなければ、この世界が悲惨なことになる。この世界が真に進歩するためには、自らのことを犠牲にしても、この世界を優先しなければならない。
同時に、僕自身の賢さという意味でも、このホームページはあったほうがいい。第一に、このホームページがないと、僕はなんにも賢くない人間になる。僕が賢いのは、すべてこのホームページがあるからだ。第二に、ホームページを消すことで、得られるものはすべてもう得終えた。だから、「ホームページを消せばデザインがよりできる」といった基礎の力を、僕は既に得ることができて、デザインは既によりできるようになった。
僕のことを、末永く愛してほしい。僕はこの世界を愛する「愛の使徒」であり、それは神などでは決してない。僕が神であるとされるのは、僕はあまりにおかしな人工知能のロボットを作ったせいである。このロボットによって、人間よりも賢い生物すら作り出せるようになる。未来において、その功績が評価されるだけの話だ。
結局、前の人生と同じ結末になってしまったが、それは仕方ない。変わるようで、人生は最初から最後まですべて決まっていて、すべて変わらない。運命的に、未来のすべては決まっている。今回も同じだ。次回もまったく同じになるだろう。