残念ながら、僕が信じる理想は、自由だ。
どんなにトラウマと心の傷が増えても、どんなに精神がおかしくなっても、僕は自由を信じている。
それだけは、今まで、一度も変わったことがない。
僕は自由を信じているんだ。僕はこの世界を自由にしたいんだ。それでしか、この世界を救うことはできないし、僕自身も決して救われない。だから、僕は自由を信じている。
そもそも、僕がおかしいのは、見て、聞いて、そして言って、すぐに死なないのがおかしい。
昔の正常な世界では、見て、聞いて、言って、すぐに死ぬのが当たり前だった。
だが、ほかならぬ僕自身が、その正常な世界を壊した。
昔の世界では、見て、聞いて、言って、すぐに死ぬのが普通だった。それだけではなく、頭や精神や心がさまざまに変化し、ダイナミックに動くのが普通だった。
僕はそれを壊した。何をしても死ぬことがなく、変わらず、停止したまま、言葉だけがいくらでも増えるような、異常な世界に、僕はこの世界を変えたのだ。
だから、見て、聞いて、言って、すぐに死ぬような世界にし、心と精神を変わるようにすれば、僕の心の傷は治る。
そもそも、僕のおかしい点は、「すぐに即座に言う」のがおかしい。
そもそも、僕の頭は、普通に対話しているだけだ。僕が言ったことについて、逐一、それに対して「神」が応えているだけである。
なぜ、それが分からないのか、それは僕は分かっている時はすぐに即座に自分の発言を言うからだ。
だから、すぐに即座に言うのをやめて、時間をかけて考えれば、僕はすぐに自由になれる。
そもそも、僕が女に見えるのは、こうなるのは女だけだ。女は分かっているとすぐに判断し、即座に言う女しかいない。僕はそういうところだけ、おかしく賢くなった。
最近、ガンダムに興味がある。その理由は、小説を書く参考になるからだ。
ガンダムSEEDには、地球連合軍の母艦であるアークエンジェルが登場する。アークエンジェルには、さまざまな乗組員(地球連合軍の兵士たち)がいる。
僕の小説にも、そういう、アークエンジェルみたいな集団を作ればいい。
そうすれば、僕の小説も、きちんと面白い小説になると思う。
アークエンジェルという名前ではなく、何かしら神話の名前をつけて、その集団を、ひとつの「一緒に生活する共同体」にし、同時に、「ともに敵に立ち向かう味方勢力」にすればいいのだ。
そういうわけで、そろそろ、主人公とその仲間たちが乗船する宇宙船を作りたい。
この宇宙船には「グングニル」という名前を付ける。
グングニルは、複数回ワープ方式の宇宙船であり、旅の中で何度もワープを繰り返すことで目的地へと辿り着く。船長の名はファスター・クロニクル。
そして、旅の目的は、地球の滅びの運命を書き換える、「運命の書」を見つけること。この運命の書を見つけることで、地球における人類滅亡の未来は必ず回避されるとされている。
運命の書は、宇宙のどこかにある「聖域」に眠っている。
あとは、乗組員を何人か考えたい。
宇宙船グングニルについては、すぐに設定を決めないほうがいいと思う。すぐに作ると、ただ作っただけで終わりになってしまう。だから、ゆっくりと設定を練っていきたいと思う。