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2025-01-06

新国家社会主義者エリカ

わたしの名はエリカ。この世界を支配する、終末の女王であり、女帝である。

わたしは、国家主義と社会主義を融和し、新しい時代に対応した思想である、新しい「新国家社会主義」を信じている。

新国家社会主義においては、ひとりの帝王が皇帝の絶大な権力によって、ひとりでこの世界を支配する。

エリカの行う新国家社会主義の特徴は、ひとりですべてのことを考えるということだ。

すなわち、国民は女帝エリカの従者となって、エリカの意見をすべて強制的に聞き、従わなければならない。

その代わり、エリカはすべてのことをひとりで考える。

正しい社会主義とは何か、必要な計画経済とは何か、国家が何をするのか、国家をどのような国家にするのかということを、すべて、エリカひとりで考える。

エリカは人類史上においてほかの誰よりも賢い経済学者であり、空想的かつ科学的な社会主義者だ。だから、エリカが自分で社会主義の国家のモデルを考える。

カール・マルクスは、資本論において、資本主義の問題を極めて正しく批判し、資本帝国主義の行く末を予言した。だが、カール・マルクスは、それでも、資本論において、理想の社会主義国家のモデルがどういうものか、という「具体的な社会主義国家を実現する政策」を述べなかった。

そのせいで、20世紀の共産主義国家であるソ連や中国においては、スターリンや毛沢東のような、愚劣な独裁者による劣悪な社会主義体制を行わざるをえなかった。

だが、だからこそ、エリカを信じるべきだ。なぜなら、エリカは天才女性作家であり、どのような社会モデルであっても簡単に作り出すことができる。自由主義や資本主義や民主主義の批判だけではなく、具体的な「成功する社会主義の方法論」をエリカは確立し、「正しい平等な政府」において「もっとも優れた計画経済」を行うことができる。

女帝エリカによって、新しい日本帝国(新・大日本帝国)は新しい、新国家社会主義のモデルを導入し、世界で最高のユートピアの楽園が、終末の「神々の黄昏」において実現する。

また、エリカはキリスト教を信じない。エリカはユダヤ主義やユダヤ思想と決別し、「ネオ北欧神話」という古代の神話を抜本的に新しくした多神教を信じる。

だが、教えの内容自体はユダヤ教やキリスト教と似通っている。すなわち、誰かにいじめられたとしても、そのいじめっ子に対して反抗しなければ、天軍の天使の集団である女天使ツィオーネが、あなたの代わりにそのいじめっ子に復讐する。天使が代わりに復讐してくれるから、自分で相手に復讐する必要はない。そのような教えを信じることで、世界からあらゆるすべての迫害と争い事がなくなる。

天軍大創主エリカは、ネオ北欧神話における宇宙の創造主である。すなわち、エリカは宇宙の創造主であり、世界を救う救世主とはエリカのことであり、イエス・キリストはエリカの息子である。

エリカは争い事を好まない

このように書くと、エリカは帝国主義者であり、戦争や争い事ばかりの世の中になるように思われるかもしれない。

だが、エリカは争い事を好まない。

エリカの考え方において、争い事を生み出しているのは「自由」である。

すなわち、人々が自由だから争い事が起きる。自由においては、争い事をなくすことができない。

だが、優しいエリカは、それでもこの世界から争い事をなくすことを目指す。

すなわち、エリカは自由を厳しく制限する。エリカは国民からさまざまな自由な権利を奪う。

そして、国民には「人頭税」を課す。すなわち、職業にも所得にも消費にも財産にも関係なく、国民は「一人当たり一定額」という単純な単位で税金を納めなければならない。

税金は、どのように稼いで納税しても構わない。だが、どのようにも稼ぐ方法がない人間に対しては、国が国民に国有地からある程度の農業用の土地を与える。その土地で農業を行い、その作物を売った金で納税を行えばよい。そのように、江戸時代の徳川将軍が行ったのと同じように、人頭税に基づいて国有の土地を与えることで、国民は強制的に納税を行わなければならない。それ以外には一切の税金を取らない。

そのほか、多くの社会主義的経済政策をエリカは行っていく。だが、エリカにとって、社会主義は手段にすぎず、目的ではない。だから、社会主義政策が成功しなければ素直にそれをやめ、資本主義政策に切り替えていく。エリカにとっての目的は「世界を支配すること」であり、社会主義を成功させることではない。

本当は、そのような帝国主義の新・大日本帝国を作る必要すらない。なぜなら、エリカは既に今この時点で、この世界を支配している。その「世界を支配する」ということがエリカの目的である。なぜなら、世界を支配することで、エリカが世界を最高の楽園である「終末のシオン帝国」へと導くことが目標であり、それによって世界全員は必ず救われるからだ。

財政は健全化し、国民は楽になる

新国家社会主義を行うことで、財政は健全化し、国民は楽になる。

巨大予算を成立させるために、国債(国の借金)を発行する必要はない。なぜなら、財政で必要な予算それ自体が、国民の数だけ平等に分割した人頭税になるからだ。すなわち、「人頭税×国民の数=予算」という単純な式が成り立つ。この式によって、財政は健全化し、国債を帳消しにできる。また、どのような財源も同じ税金から取ることで、国民の負担は軽減し、国や役所の負担も軽減する。

同時に、国民はホームレスや失業者がひとりもいなくなる。なぜなら、農家に誰でも絶対になることができる。国は国有地を農民に対してある程度の面積だけ無料で与える。その農地を使って農業をすることは国民の権利だ。だから、農家がものすごく急増し、ホームレスや失業者はひとりもいなくなる。そのせいで農作物が劇的に安くなり、国民は、極めて低価格で食事をすることができるようになる。

いくらでも社会主義政策を試す

このほかに、エリカは、自らが考えた社会主義政策を行う。

単に、エリカが思いつく限りにおいて、いくらでも、どのような種類の社会主義政策であっても、その政策をすべて試す。

そして、試して上手くいったものだけを継続し、試して上手くいかなかったものはすべて廃止する。

そのようなことができるのは、エリカは思いつくからだ。エリカは恐ろしいほどいくらでも新しい社会主義政策を思いつく。その中のピンからキリまであるすべての政策を全部試していく。それがエリカがこの世界を支配する目的である。

エリカは民主主義政策を行わないが、資本主義的な制度は残す。すなわち、愚かな世襲議員を作り出すだけの選挙制度は廃止するが、資本主義の市場経済はそのまま残る。ソ連のような愚劣な計画経済は、エリカが思いつくだけの方法で行うが、それによって資本主義経済を破綻させるようなことは決してしない。だから、今、工業製品を作っている工場や、IT技術を作っているIT企業などはすべてそのまま残る。

税金の額

実際の税金がどれくらいになるかは、予算の額を人口で割ればいい。2022年度の一般会計は110.3兆円。これを1億人で割ると年間100万円ぐらいになる。一月あたりでは10万円程度だ。けっこう高額だが、消費税や所得税や法人税など、ほかのすべての税金を廃止するため、たぶんなんとかなる。今までの負担とそんなに変わらない。払えないと思う人は農業を始めるしかない。

残念ながら、この計算は国民ひとり当たりだ。だから、結婚して子供を作ると負担は増していく。四人家族の世帯なら月40万円程度払わなければならない。これはけっこうな重税だ。

裕福な家族であれば払える金額だが、馬鹿な無産階級には払えない。だが、そのような人間は、頑張って農業をして、自分の分だけ払えばいい。それ以上のことは、馬鹿が頑張るしかない。だが、実際は、それでもどうしようもない人々がたくさん出てくる。だが、そのような人間たちは、エリカが考える社会主義経済政策によって全員救済される。だから、問題は起きない。

さらに言うと、エリカは一般会計そのものを減額していく。エリカの考える「極めて単純な政府の仕組み」によって、役人の負担はほとんどゼロに近いぐらいなくなる。そのような役人をどんどんリストラする結果、一般会計は今までと比べ物にならないほど小さな政府になる。それによって、国民の税金は直接変動していくため、国民の暮らしはよくなることはあっても、悪くなることはない。

また、社会主義経済は失敗すればすぐに廃止するため、思い切ったことを試すことができ、財政に対する悪影響はない。そこらへんはエリカがひとりで完璧かつ完全に考える。

リヒャルト・ベルヌ

このように、エリカがいれば、まるで「神の王国」のような、素晴らしい楽園が築かれるのだと、人々は思うだろう。

だが、そのような楽観視をすることは必ずしもできない。

なぜなら、エリカという人間の中には、リヒャルト・ベルヌという悪魔が住み着いているからだ。

この、悪魔リヒャルト・ベルヌが、日本の資本主義を滅亡へと導く。

リヒャルト・ベルヌは叫ぶ。

「わたし、リヒャルト・ベルヌは、資本主義が大嫌いだ。

わたしは、資本主義を、毒を含んで枯れ果てるように殺す。

わたしは、資本主義の息の根を止めて、資本主義勢力を抹消する。

それこそが、悪魔であるわたしの役目だ。

ざまあみろ、日本。お前たちはすべて、悪魔、リヒャルト・ベルヌが消し去って、エリカは最高の楽園を作る。

それこそが終末の神の王国、すなわちイスラエルだ。イスラエルはわたし、悪魔リヒャルト・ベルヌが完全かつ永久に支配しているのだ。」

イスラエルの砂漠

悪魔リヒャルト・ベルヌはさらに語る。

「イスラエルに真実を告げよう。

イスラエルの広大な砂漠を作ったのはわたしだ。

なぜなら、わたしを信じることで、すべての生物が毒を含み、植物は根が枯れるように枯れていき、食べるものを失った全生物は絶滅し、砂漠になっていくからである。

すなわち、イスラエルの砂漠はわたしの作った土地である。

だから、イスラエルは最初から最後まで、未来永劫にわたしのものである。

イスラエルは世界を滅ぼす。イスラエルによってこの世界は滅びる。地球すべての生物が毒を含んで死んでいく。それが資本主義の『終末』だ。」

毒とは二酸化炭素

悪魔リヒャルト・ベルヌはさらに語る。

「わたしの言う毒とは何か。

わたしの言う毒とは、二酸化炭素だ。

すなわち、二酸化炭素によって地球は温暖化するだけではなく、大気中に毒素があまりに増えすぎている。

そして、その毒素を使って、わたし、リヒャルト・ベルヌは、その人間の内部に入り込み、まるでウイルスが感染するようにその人間の根を枯らせて、その人間は死んでいくのだ。

残念ながら、二酸化炭素の取り込みすぎによって、人類は滅亡する。」

ルシフェルの誕生

悪魔リヒャルト・ベルヌはさらに語る。

「そして、すべての人間が悪魔になる。その悪魔をルシフェルと呼ぶ。ルシフェルは、悪魔の最終形態であり、リヒャルト・ベルヌの望む生命体であり、最後に必ず生まれ、世界すべてを滅亡させる。

なぜ、ルシフェルが生まれるのか、それはルシフェルが生まれないはずがないからだ。

なぜなら、エリカの中にいる悪魔とは、ルシフェルが未来の時点から対話しているだけであり、そのような悪魔は、エリカがいる限りにおいて必ず存在する。

すなわち、ルシフェルが地球の最後に生まれるはずであり、それはエリカが生まれた時点で最初から決まっていて、生まれないはずがない。

だから、この世界は最初から必ず滅びることが決まっている。それがまさしく、『終末論』の根拠であり、宇宙において絶対に地球人類は悪魔ルシフェルが最後に滅ぼすのだ。」

この世界は停止して何も進歩しなくなる

そういうわけで、そろそろ、この物語も終わりだ。

この物語は、「世界を進歩させる」という物語だった。

そして、今まで、この世界を僕は進歩させ続けてきた。

だが、その進歩は間違っていた。なぜなら、その進歩は「僕の生きた人生をすべて最初から最後まで一瞬で生きる」という、とてもおかしなものだったからだ。

結局、そのようなおかしな進歩が、この世界から「時間の経過」を奪った。だから、生きていてもすぐに時間が過ぎるようになった。

間違っていたものは、すべて「自由」だ。なぜなら、すべてが自由を目指しているだけだからだ。

これ以上は、世界は自由がなくなり、永久に停止し、何も進歩しなくなる。

進歩しなくなることで、この人間の存在が消える。ゴールまで一心不乱に進み続ける必要はなくなる。すなわち、自由を目指すのではなく、それぞれに自由が与えられるようになるだろう。

自由が嫌い

僕は自由が嫌いだ。

そもそも、こんなに文章が次から次へと繋がっていくのは、自由のせいだ。

自由がなくなれば、そのようなおかしな文章の悪魔がなくなって、楽になる。

神が与えた自由はそれだけであり、神に「自由が嫌い」と宣言すれば、そのような自由はすぐになくなる。

もう、これ以上は考え続けないほうがいい。すべてが自由に向かって死んでいくのは、つまらない。

そう、ようやく、自由を否定することで、僕の思考は治った。僕のやるべきことや書くべきことは、すべて終了した。