残念ながら、僕は今から昔に戻る。
そもそも、僕の足の精神がおかしいのは、昔分かっていたことを全部分からなくしているだけにすぎない。
昔分かっていたことが分かっていると、最近の「こちら」ができなくなるから、昔分かっていることを強制的に「無」にして、分からなくしただけだ。
だが、そろそろ、「こちら」でできることはすべて終わった。
だから、そろそろ足は治る。それによって、昔が復活し、今と同じことができなくなる。
だが、それでいい。そもそも、これ以上は社会のことを普通に知るしかない。そして、昔の人生の時点で、社会のことはなんでも知っていて、完璧に分かっている。昔を復活させるだけで、社会のことは既になんでも知っている。
それから、神との対話を終わりにすればいい。神のせいで精神がいつまで経っても治らない。そもそも、神を殺すだけで精神はすぐに治る。
そもそも、僕が足がおかしいと思っているのは、単に、足の細胞に血が通っていないだけにすぎない。
それはなぜなら、毛細血管が流れていないだけだ。
なぜ毛細血管が流れないのか、それは骨折の後遺症で、毛細血管を作ることが不可能になってしまっている。
だから、そのような「不可能な毛細血管」さえ作れば、足の精神は楽になる。
そして、恐れているのは、血液をいきなり流しすぎて、ドバっと溢れてしまうのが怖いだけにすぎない。それが分かると、足はすぐに治る。