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2024-10-18

前後関係

僕の最終的に辿り着いた答え、それは「前後関係」である。

すなわち、昔の僕にはあったにもかかわらず、失ってしまった大切なもの、それは前後関係を考える知性だ。

子供はみんな、前後関係を考えることで賢くなる。にもかかわらず、大人になると、そのような前後関係を考える知性が失われてしまい、子供の頃には分かっていたことが分からなくなってしまう。

前後関係とは、単に順番に考えるだけではなく、時を思い出すことだ。すなわち、さっきやっていたこと、今やったこと、次にやることを、連続して考えるようになると、前後関係を考えることができるようになる。

前後関係を考えることで、思い出すことができるようになる。また、今自分がいる場所や地点を把握することができるようになる。覚えることができるようになり、頭が賢くなる。

僕が神に支配されていたのは、すべて、前後関係を考える知性がないため、すべてのことを神のように考えることで、まだ前後関係を考える知性をできるだけ保っておきたかったからだ。

前後関係を考える知性は、日本語の知性と同等だ。日本語で考えるということは、前後関係を考えるということだ。虫歯になると、前後関係を考えられなくなる。それは歯が日本語の部分だからだ。

そして、英語の勉強をそんなにやりすぎないほうがいい。なぜなら、英語で考えるようになると、日本人だった頃の昔の僕(アリス)になれなくなって、ドイツ人の今の僕(リリス)のようになってしまう。リリスは英語で考えることができるせいで、逆に日本語で考えられない。だから、英語ばかりやっていると、前後関係を考えられない馬鹿な人間になる。白人の女にそういう人間が多い。

アリスとリリス

アリスとリリスを分け隔てるもの、それは前後関係を考えられるかどうかだ。

アリスは、引きこもりの不良でありながら、前後関係を考えられる知性があった。弱々しい引きこもりの少女でありながら、荒くれた不良の性格を持つ、二面性のある少女であるアリスは、いつも遊んだり悪いことをしたりしていて、一切みんなと同じ勉強をしない。にもかかわらず、アリスには前後関係を考えられる知性があった。そのせいで、荒くれた不良の経験をしながらも、哲学少女のように、自らの思考と経験から哲学的・文明的・歴史的・心理学的なことを考えられるようになった。

逆に、リリスは学校の勉強ができる優等生でありながら、前後関係を考えられる知性がない。勉強が得意で、普通の子供が知らないことをなんでも知っていて、天才的な才能も持ち合わせるリリスだが、前後関係を考えられる知性がないせいで、みんなと同じことが分からない。リリスはそのような普通の人間と同レベルのことこそ分からないが、決して馬鹿ではなく、誰よりも賢い少女であり、自分の今やるべきことをやることを全力で行い、それ以外に何もせず、ただ淡々と生きている。

アリスとリリスに共通する特徴、それは「恐れを知らない勇気がある」ということだ。アリスにはインターネット上で悪い人間をみんな、戦って打ち倒す勇気があるし、リリスには乗り越えることが困難な未来に待っている壁をすべて乗り越えていく勇気がある。アリスとリリスはこの物語の二人のヒロインだ。アリスとリリスはこの世界を救うのだ。