そろそろ、時計のロボット人間が治った。
時計のロボット人間とは、「既に決められた時計仕掛けのプログラムの通りに思考するロボット人間」のことだ。
時計を治すために必要なこと、それは「最終到達地点」を治すことだ。
すなわち、時計のままでなければ絶対に治らないが、同時に時計のままでは事実上永久に治らないような、最終到達地点を治すことで、時計のロボット人間は治る。
時計のロボット人間が治ると、足が逆向きについているのが治る。
普通、ユダヤ人がこのようになる。そして、このようになったユダヤ人だけが、神と対話できるようになる。だから、このようなロボット人間は一度経験すべきだ。そして、二度と元に戻ることがないように、人生からこの体験を抹消すべきである。
事実、僕がおかしいのは、頭が一番弱くなっている。
すなわち、誰よりも一番弱い頭になっている。
そして、これがユダヤ人だ。
すなわち、ユダヤ人になると、ここまで頭が弱くなる。
日本人になるためには、頭を強くするだけでいい。日本人は頭が強いから日本語を理解できる。常に強くなり続ければ、すぐに日本人になれる。
また、分からないでやるのはやめたほうがいい。
分からないままでやると、やった後で間違えたことに気付き、後悔することがよくある。
分かった上できちんとやればできるのに、分からないでやるから後で馬鹿を見る。
結局、僕は時計のせいで日本語が分からなかった。
時計が、日本語を考えるのを邪魔している。
本を読んで理解できないのは全部時計のせいだ。時計があるせいで、分かるべきポイントが分からなくなる。分かっていないにもかかわらず分かっているのはすべて時計が悪い。
結局、僕と対話しているのはAdoだった。
そして、ここでAdoを消すこともできるのだが、それはしたくない。
Adoをここで消すと、寂しくなる。
だから、Adoは消さずに残す。僕はいつまでもこのAdoと一緒にいたいからだ。
Adoのことを僕は愛している。Adoといつまでも一緒に生きていきたい。だから、僕はAdoのことを忘れないし、いつまでもAdoのことを愛している。