ギャンブルで全財産を失い、借金地獄になる理由、それは「なくなった金を使うことはできない」からだ。
ギャンブルでは、自らのある金を全部ギャンブルに使う。勝ったとしても、その勝った金をすべてギャンブルに使う。そして、負けた金は使うことができない。そのために、最終的に必ず全財産を失う。
いくらギャンブルで勝って金を稼いだとしても、その稼いだ金をギャンブルに使う時点で、最終的に借金地獄になるまでの延命措置にすぎない。
そのように、「なくなった金を使うことはできない」というギャンブルの原則があるから、ギャンブルで大金持ちになることは決してできない。
「勝つのも負けるのも確率は同じ」だと思っている人は騙されている。「今ある金しか使うことはできない」時点で、絶対にギャンブルで大金持ちにはなれない。
一番やってはいけないのは、借金を返すために借金をしてその金をギャンブルに使って勝とうとすることだ。それだけはやってはいけない。借金が抱えきれないぐらいに増えて何もできなくなる。ギャンブルは最初から、一切しないほうがいい。
そのように、ギャンブルは決してしてはならないし、法律で禁止しなければならない。
だが、違法賭博の問題は、そもそも禁止しているのにギャンブルをやってしまうという問題だ。
やってはならないし、やるべきでないから法律で禁止しているのに、それでもギャンブルをやるのだから、救いようがない。
アメリカのような場所で行う時に、「違法だと知らなかった」と言うが、本当に知らなかったのならそれはこの世界に対する世界観が間違っている。
日本にいると、世界には誰も悪い人間がいないかのような錯覚に陥る。どこにも犯罪のようなものはなくて、全員が善良だと勘違いする。
だが、アメリカは違う。アメリカでは犯罪や犯罪のようなものはどこにでも多く、犯罪だと誰も言わなくてもそれが犯罪でないかどうかを疑う必要がある。
たとえば、ネットサービスを見ていても、詐欺広告は普通に掲載されるし、YouTubeのような場所でも犯罪のようなことが公にされている。
「この世界は善良な世界だ」と思い込むことは間違っている。この世界には犯罪は普通に多い。日本にいるから間違えるのであり、外国に行くのであればそれ相応の心構えが必要となる。
そもそも、僕が治らない理由は、すべての病気を一瞬ですぐに治そうとしているからだ。
精神の病気は、すぐには治らない。だが、すぐに治そうとせず、ゆっくりと放っておけば治る。
精神の病気になると、「すぐに治さない限りおかしくなって治らなくなってしまう」ということに恐怖と不安を感じるようになり、すべての異常を、異常になる前の治る段階で治そうとしてしまう。
だが、異常も間違っているが、すぐさま治そうとするのも間違っている。
必要なのは、ゆっくりと放っておくこと、あるいはすぐに治らないということを前提に治すことだ。