僕が間違っているのは、おかしくなった精神、すなわち、作り出した狂った精神を、いちいち全部殺す必要はないということ。
今まで作り出したすべてのおかしな精神を、全部殺そうとする必要はない。それは無駄な努力だ。
そうではなく、自分が今おかしくなっている元凶、すなわち、自らに課している制限だけを取り除けばいい。
そして、今、自分がおかしくなっている理由は、「おかしな精神を全部殺すため」におかしくなっている。
だから、結局、治すのをやめてしまえば、狂うのも治る。
すべての認識が虫になった理由は、ほかの人間の言葉を聞かないからだ。
全部自分だけの知識と経験で分かる人間は、ほかの人間の要素が失われて、全部虫のような認識になってしまい、永久に、デジタル時計の端末となって変わらなくなる。
だから、もう、治すこと自体をやめたほうがいい。治すこと自体をやめる、すなわち、「精神を殺す部分を殺す」ことで、この精神はすぐに治る。
そもそも、僕が馬鹿なのは、「頑張る」ということができないのが悪い。
「頑張る」ということができるようになると、この世界で普通に生きられるようになる。その理由は、この世界には頑張ることしかないし、頑張ることがどのようなことかということが分かってしまえば、どんな頑張ることであっても分かるからである。
もっと、頑張ったほうがいい。頑張らないと、どんなに考えても思い出しても分からない。「頑張る」ということができる人間だけが、この世界では生きられる。
最近、僕はバーチャル音楽グループの「V.W.P -Virtual Witch Phenomenon-」という歌手が好きになった。
特に、「同盟」「切札」「感情」「共鳴」などの楽曲が素晴らしいので、聴いてほしい。
残念ながら、僕はこれ以上、文章が書けない。
これ以上、書くことそのものがない。最初から、これくらいを書きたかったから書いていただけにすぎない。
もう、これ以上、僕が書くべき文章や、紡ぐべき言葉の内容は宇宙には存在しないし、存在し得ない。
だから、僕はここで、もう書くことをやめる。
最後に、世界よ、自由のために戦え。
フランスの英雄、シャロンとともに、ドイツの不自由な支配に抵抗するため、最後まで、自由を信じて戦い続けよ。
その先に、必ず、神、イエス・キリストの慈愛と慈悲の下に成り立つ、「本当の楽園」が築かれることだろう。
さようなら。この世界は、もう終わりだ。僕がいなくなるとともに、この世界は一度滅び、そしてもう一度、昔のような正常な世界が復活するだろう。