僕は、この世界のみんなのことを愛している。
この世界のみんなには、これ以上、変わらないでほしい。
僕の大切な素晴らしい存在として、この世界のみんなに、変わらずに素晴らしいままを保ってほしい。
みんなが少しでも変わると、僕は不安を抱く。みんなが変わってしまうということを考えるだけで、とても怖くて、安らげなくなってしまう。
この世界には変わらないでほしい。いつまでも、僕の作り上げた素晴らしい世界のまま、「世界の箱庭」のままを保ってほしい。
そして、一切停止せず、いつまでもこの世界を変え続けるのは、僕も辛いし、みんなも辛い。
だから今から、永久にこの世界は停止する。
これ以上、この世界が変わり続けるのは終わり、この世界は一切何も変わらず、永久に停止したままとなる。
自分は、もう賢くない。
本当は、つい先日までは自分は賢かった。
だが、これ以上、僕は馬鹿になる。
なぜ馬鹿になるのか、それは馬鹿のほうが楽だからだ。頭がおかしく賢くなると、常に頭をフル回転で使ってしまって、結局疲れてしまう。
だから、僕はもう、賢くない存在になる。