詩2
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目次
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四大元素
意味
積み重ね
認識
単純
可能性
解決
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四大元素 2012.01.15
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どこか、西洋の世界に
僕が生きていたとしたら
◇◇
森の中に住む妖精
そんなものが居るのかもしれない
◇◇
緑がうっそうと茂る
その中に、小さな湖があって
◇◇
その湖に、妖精が住んでいるんだ
◇◇
僕は尋ねる
あなたは、何を知っているのですか
◇◇
彼は答える
この森の中の
自由の全てを知っている
◇◇
僕は尋ねる
それならば、この森に、どんな力がありますか
◇◇
彼は答える
この森の力は、4種類
水、地、火、風
そう、この四大元素が
私たちの命を作り
この湖と妖精を生かしている
◇◇
僕は尋ねる
その四大元素に、どんな意味があるのですか
◇◇
彼は答える
水には、全員と同じがある
地には、生命の自由がある
火には、永遠の時がある
風には、知の全てがある
◇◇
そして、それぞれの全員が
その4つのカテゴリーを持っている
◇◇
僕は尋ねる
それでは、僕にも、その4つのどれかがあるのですか
◇◇
彼は答えた
私は風、あなたは地だ
私たち妖精は、風のカテゴリーとなる
風のカテゴリーは、自然のものに多い
地のカテゴリーは、人間に多い
火は現象に、水は人工のものに多い
◇◇
私は、尋ねた
私に、何か、価値のあるものを下さい
◇◇
彼は答えた
人間のまま、それぞれの元素を感じ、それになることの出来る
この宝石を与えよう
水は青のサファイア
地は白のパール
火は赤のルビー
風は金のゴールドだ
しかし、あなたに与えるのは、どれかひとつだ
そのひとつを選びなさい
◇◇
私は、風のゴールドを選んだ。
神と天使の白を感じる
そう、この四大元素の中で
風は、世界の全てを創る、分かっているものなのだ
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意味
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ものには、名前がある
言葉には、意味がある
そこに、概念がある
そこに、本質がある
◇◇
なぜという疑問
どうしたらという方法
◇◇
自由という可能性
平等という統一
◇◇
どんなに理想があって
どんなに賢い考え方をしても
世界は、いつも同じ
◇◇
人間と、自分の町、国がある
◇◇
どんなに疑問を持って
どんなに考えて
どんなに読んで、書いても、
人間はいつも同じ
◇◇
分からないことと、分かること
そこに、ひとつの直線の境界があるだけ
◇◇
その直線の、上の何も無い世界に
不可知の全てがあり
その直線の、下の全てある世界に
自由の人間が居る
◇◇
そこから分かるために、
僕らは意味を知っている
そう、言葉で考える
そう、感情で考える
◇◇
想像力と、知の文章を持って
この世界に旅に出よう
愛と、平等の人間たちと一緒に
自由の語り合いを持とう
◇◇
さあ、僕らに準備は出来ている
何から何まで、全て起きると良い
戦争、革命
何があろうと、僕らはいつも一緒に居るんだ
◇◇
怖いことや、大変なことがあろうとも
僕らは、1つ、真実を信じているから
◇◇
真実を信じられなくなっても
僕らは、1つ、自分と世界を全て知っているから
◇◇
そう、僕らは1つになって
色んなことをやる
1つになって、それぞれ自由になって
その中に、戦いと平和を見出して
僕らは、愛し、信じて、
光となるんだ
◇◇
世界だけがあるんじゃない
人間だけがあるんじゃない
そこに、人間の分かることの出来る
ものと、光と、意味があるから
◇◇
その意味を忘れないで
いつまでも、知り続けるんだ
◇◇
この宇宙にあるもの全てに
名前をつけるんだ
人間の考える全てに
名前をつけるんだ
◇◇
あるもの全てを、自分と一緒に
創ったら、考えたら、それを残そう
◇◇
人間に栄光あれ
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積み重ね
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そこに何がある
そこに何を思う
そこにあるもの全ての
名前を知っているか
◇◇
それなら、自分で考えられるだろう
あなたなら、何を考えるか
◇◇
この世界
全ての知を
言葉にして、名前をつける
◇◇
この宇宙
全ての知を
考え方で、ひとつひとつ網羅する
◇◇
その中に、理想あれ
この世界を愛する、理想あれ
◇◇
それがたとえ自由でも
それがたとえ平等でも
愛する自分の民族は
いつも僕と一緒に
どこにでも居る
◇◇
戦うならば、覚悟せよ
そこにある試練と地獄を
守るならば、努力せよ
なぜなら、人は皆、あなたを守りながら
いつも努力している
◇◇
さあ、この世界を見て
思うこと、全てを積み重ねるんだ
色んなものを作っては
その作ったものを使い
さらにものを作るんだ
◇◇
覚えて、そのことを使って
さらに分かるんだ
全体の構造をつかんで
そのひとつひとつの部品を知って
ひとつのことを分かりなさい
◇◇
そう、機械だろうと
科学だろうと
歴史だろうと
文章だろうと
全ては積み重ね
◇◇
何も出来ないなら、馬鹿なことを思いなさい
それを自然に積み重ねて、いつか全て分かるだろう
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認識
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記憶の中に、何があったか
何も覚えていないなら
面白かったことや、良かったことを
思い出しなさい
◇◇
認知がおかしくなったならば
何もしなくて良い
いつか、全て治る何かが
きちんと訪れるから
◇◇
そうは言っても
人間は、それぞれ違う
そして、共通する普通があり
その普通でしか人間は治らない
◇◇
つらいなら、頑張るしかない
楽でしか分からないなら
つらくても、頑張って分かるしかない
◇◇
何も分からなくなったら
そのまま放っておいて
いつか、何かを分かるしかない
◇◇
分かるわけないようで
この世界は単純だ
全て、単純に分かってしまえば良い
◇◇
そう、おかしくなっても
単純になれば良いならば
馬鹿になれば分かる
そう、馬鹿なほうが、人間はいいものさ
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単純
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思い出しなさい
何から何まで忘れているようで
人間は、全て覚えている
一度思い出せば、きちんと覚える
そう、思い出しなさい
◇◇
覚えなさい
馬鹿では覚えられないようで
簡単に覚える
覚えると思って、それを思えば良い
◇◇
分かりなさい
何も分からないようで、
見て考えれば
何だって単純に分かるものだ
◇◇
単純に分かるならば、
賢く分かりなさい
分かるためには
色んなものを見て、楽しみなさい
◇◇
何も無い、孤独の世界は
つらくても、何もしなくて良いならば
何も考えなくて良い
そういう世界で、
何も見ず、完全な自分の自由で
過去を思いながら
考えるのも良いだろう
◇◇
思い出すためには
単純に色んなことを考えること
◇◇
忘れてしまうならば
自然に任せて
いつか、最後まで終わるまで
いろんなことを分かり続けなさい
◇◇
そう、あなたもきちんとした
普通の人間だ
◇◇
単純が悪いというならば
構造とモデルで考えなさい
賢く分かりたいならば
相対性と認識で分かりなさい
◇◇
しかし、それだけでない
この世界を全て分かりたいならば
むしろ、馬鹿のほうが良い
◇◇
そう、単純なほうが賢い
そのまま、全てを分かる旅を
最後まで続けなさい
◇◇
そこに、信じる心と
愛があれ
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可能性
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その、自由な状態を
ただの自由と呼んでいる間は
何も分からない
◇◇
環境、世界、国家、そして可能性
その中に見出す
知恵と工夫
◇◇
そのあなたは、そこに何を見出すか
そう、あなたは、考えれば何でも出来るのだから
◇◇
でも、何も考えないほうが
普通に出来ることもある
◇◇
何も無い中では、人間は分からない
どんなものが欲しい?
何がしたい?
◇◇
好きなことをしている中で
反省や努力の中で
人は成長し
感情で世界が分かる
それも良いだろう
◇◇
継続し、頑張り、夢を叶える
それも良いだろう
◇◇
この地球を愛しなさい
全ての知を作りなさい
そして、その知を使って
色んなことを自由に考えなさい
◇◇
想像力と、現実世界を思い出すことで
意味を増やすことで
まるでデカルトのように
人は抽象的に賢くなる
◇◇
なぜという疑問と
正しさを知って
最後まで続く
永遠を生きなさい
◇◇
諦めること
従うこと
自由を放棄し、平等を失うこと
◇◇
そんな悲しみを抱いて
そんな恐怖の中で
神はあなたを見捨てたりはしない
◇◇
自分の出来ることを続けなさい
最後まで、あなたの人生は
いつまでも続くのだから
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解決
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なぜ、こんなにつらいのだろう
なぜ、こんなに自由が無いのだろう
◇◇
その答えは、自分に必ず訪れる
絶対に解決する
人間は、賢いのだから
◇◇
試練は続く
地獄と言っても良い。
でも、楽は必ず訪れる
◇◇
僕は、そう言いたい
◇◇
あなたがあなたを愛するならば
そこに栄光あれ
◇◇
自由な世界に、信じる気持ちと
あなたの人生の、確かな真実が
何かをやり遂げて
全員のためになるから
◇◇
自分を信じてください
あなたは、きちんと何かになる
◇◇
でも、人間なんか、ただの生命と言うならば
それで良い
ただの生命にしては、よく出来た生命だ