子供時代はゲームが好きだった。
走ることが好きで駅伝の大会にも出る。
ピアノ、英会話、書道を習っていた。
中学時代は剣道部に所属し、駅伝で培った体力を活かして、技術はなくとも真面目に練習する。
試験勉強が得意で成績表はオールA。
教科書に出てくる単語を全部暗記していた。
だがいじめや嫌がらせが辛かった。
友達が居なかったわけではないが、思い込みが激しく、挙動不審で、天然で世間知らずであり、ふかわりょうのような風貌をし、男なのに前髪ぱっつんなどのせいで、馬鹿なクラスメイトによくからかわれた。
中学三年で不登校になった。
不登校になった理由は複数あり、いじめだけではなく、学校の勉強を続けることが嫌、もっとパソコンの勉強をしたい、などの理由があり、剣道部の昇段試験に落ちたことをきっかけに学校に嫌気が指して、UNIXとPerlの勉強をする時間なども欲しかった。
不登校になった僕は、家でインターネットを見て過ごす。
当時のインターネットのことを、知り尽くしている。
フリーソフトをたくさん入れて、Webの掲示板で調べたり話したりし、どうにかしてパソコンの勉強をすると心に決めていた僕は、たったひとり助けがなくても、自分だけの力で勉強するつもりだった。
まずはゲームやブラウザを作りたくて、フリーソフトの開発方法を学ぶ。
Perlのブラウザゲームから始め、Delphiでオープンソースに携わり、Gentoo LinuxでLinuxの仕組みを知り、そのままLinuxに詳しくなった。
特にLinuxについては、誰も知らないことをよく知っている。
パソコンのことなど何もできない、生活の乱れた不登校時代だったが、中学時代優等生だったからか、論理的に考えることが得意で、独自に科学的に考えることで、物理学的な社会・心理の哲学を、自分だけで再構築していた。
ネットで言い争いを経験した後に、18歳ぐらいから文章を大量に書くようになる。
狂いながら考えたことの全てを記述し、どんなに馬鹿になっても書き続ける。
戦っていたつもりで、何をしていたのか、自分でも分からずに世界を支配していた。
だが、その執筆作業が功を奏して、その後の入院時代に病院で詩集の本を執筆。
22歳で作家になった。
この頃は、世界全体を敵に回す革命家のような人間で、誰にも何も告げることなく、ひとりだけで世界を導いていた。
この頃から、僕は神を信じるようになった。
むしろ、さまざまな起きる現象と事実から、自分のことを神だと思っていた。
その後は足の大怪我を経験して入院。
後遺症で足の関節が曲がりにくくなり、走ることはできなくなった。
手術後はリハビリを続けながら、英会話、ピアノ、フリースクールの教室で、高校に行かなかった分を勉強し直す。
哲学と語学の勉強が好きで、哲学者のことをたくさん知っている。
哲学の小説であるソフィーの世界を、何度も読み返し、哲学入門書をたくさん購入。
だが実際に読んだのは数冊。
歴史や数学や漢字なども勉強した。
また、定年を迎えた父親とともに、畑仕事を始める。
28歳頃からデザインの作業所に通い始める。
Adobeのデザインソフトウェアなどの使い方を学びながら仕事を少しずつ始める。
今ではデザインソフトウェアの使い方に精通し、デザインの技術や表現力も少しずつ向上。
今ではデザイン班のエースとして活躍中。
障害者の利用者の方に混じりながら、毎日仕事をこなしている。
また、文章を書くのはまだ続いている。
2012年以降の文章は全て残すことにしている。
夢は作家やデザイナーになること。
自分のオリジナル作品で一発が出ることを夢見て、デザインと執筆を毎日続けている。
大学には行けなかったが、自分で本を読んで勉強したため、大学の専門知識についてはよく知っている。
特にパソコンについては、書籍やネットから自分で学ぶ力のおかげで、マニアックな知識を広く浅く知っている。
ただしひとつのことに詳しくないため、少し複雑なことをやろうとすると対応できず、コードを書くことも苦手。
父親が理科に詳しいこともあって、さまざまなことを父親から学んだ。
哲学や歴史については自分で勉強した。
ホームページ制作のかいもあって、メモを取るのは得意。
分からないことを知ったらすぐに書く。
趣味は音楽を聴くこと。
J-POPの歌手の歌を、YouTubeやiPodで聴くのが日々の楽しみ。
反対に、テレビやネットは見ない。
見なくても大体察しが付くからである。