WSLに関する世界観です。
Windows Subsystem for Linuxは、WindowsでLinuxアプリケーションをネイティブに動かす技術。Windowsの上でDebianやUbuntuなどをネイティブに走らせることができる。
WSL1では、LXCoreと呼ばれるサブシステムがWindowsの上で動き、その上でLinuxアプリケーションを動かせる。
以前から「新しいWindowsにはLinuxカーネルを乗せる」と言っていたMicrosoftだが、WSL2によってLinuxカーネルをHyper-Vでそのまま仮想的に動かすことができるようになる。
LinuxがそのままWindowsで完全に動く。従来のWSL1も同様に使える。
WSL 2は、Dockerに利用できます。WindowsとWSL上のDockerで、Dockerのコンテナプロセスを動かすことができます。
Dockerも参照のこと。
WSLgは、WSLのGUI対応版。LinuxのGUIアプリをWindows上で動かすことができる。
2023.05.09
また、最近のWSLはsystemdに対応した。これにより、ApacheなどのサーバーデーモンをWSL上で動かすことが容易となる。
systemdも参照のこと。
2023.05.09