pixivの世界観です。
お絵かき系SNS。オタク向けの萌えイラストなどを描いている「絵師」の人向けのサービスだが、小説なども投稿することができる。
昔は、オタク絵師は個人サイトを持って自分のページでイラストを(18禁もそうでないものも含めて)公開することが普通だった。
現在、そうした個人サイトは衰退し、多くがpixivやニコニコ静画などでイラストを共有するようになった。
最近の絵を描く個人イラストレーターは、pixivを使っている人が多いです。
昔のインターネットでは、自分の個人サイトを開設し、そこで自分の絵を公開している人が多かったです。
ですが、そのような個人サイトは、時代とともに廃れていき、今では個人サイトを作っても誰も見てくれません。
pixivなどの画像系SNSで絵を投稿し、その中で他よりも有名になること、誰よりも上手い「神絵」を描くことで、最近は自分の絵をみんなに見てもらうことができます。
pixivと同じ目的によく使われるのが、X(旧ツイッター)です。多くの人が、pixivとXで絵を投稿しています。僕も、絵を見るのは基本的にXです。Xを使う理由は、たとえば「#〇〇さんファンアート」のように、ハッシュタグを使ってみんなで同じファンアートを投稿したりできる点です。たとえばずとまよのファンアートやAdoのファンアートが、そのようにXでハッシュタグと一緒に多く投稿されています。
また、Xにはリポスト(旧リツイート)の機能があるため、誰かが投稿した絵をみんなが見ている有名アカウントが紹介してくれます。なので、自分でいちいち探しにいかなくても、ネットで今評判の絵を簡単に知ることができます。
そのように、pixivやXが普及したことで、昔あった個人サイトはなくなりつつあります。これは僕にとっては寂しいです。個人サイトには、同人誌的な「このような漫画のキャラクターの絵」といったものがたくさんあり、今であれば著作権的にどうなのかと疑問符はつくでしょうが、当時はそのようなサイトがネット上にたくさんあって、そうしたサイトを集めた「CG検索」のようなリンク集サイトがありました。僕はそのようなリンク集サイトから、さまざまな個人サイトのさまざまな絵を昔見ていました。エロや18禁も多かったですが、当時が一番ネットが面白かった時代だったと思います。時代は変わりました。
2023.10.06