クラウドソーシングの世界観です。
ランサーズやクラウドワークスは、クラウドソーシングと呼ばれるサービス。
クラウドソーシングとは、仕事を依頼する企業と、仕事を受けたいフリーランスなどの個人をマッチングし、結びつけるサービス。
ランサーズなどでは、さまざまな依頼が大量に集められていて、フリーランスであっても安定的に仕事を得ることができ、人気となっている。
ランサーズには、WebやITのシステム開発や、デザイン、ライティング、データ入力、翻訳など、さまざまな案件が登録されている。
ランサーズでは、これらの登録された依頼を、カテゴリ別に一覧で見ることができる。この中から、自分の出来そうな仕事を探し、業務内容と報酬を確認して、やると決めたら登録する。複数登録された場合は、コンペ(提案の比較・競争)などをして一人に決められる。
報酬の未払いが発生しないように、ランサーズでは依頼が決まった段階で仮払いを行い、ランサーズがお金を受け取り、実際に仕事が行われてから報酬を支払うようになっている。
ランサーズの問題は、相場よりもはるかに低い価格で労働力が買い叩かれるような案件が多数あること。
そのため、報酬と仕事内容をよく確認し、値段が不当に低いにもかかわらず働かされないように個人が注意する必要がある。
実際のところ、ランサーズは、フリーランスへの仕事の依頼というだけではなく、たとえばウィズ・コロナ時代の、テレワークのようなネットを使った新しい仕事のやり方であると言えるかもしれません。
Amazonでネット上で買い物をするように、ランサーズでネットで仕事や労働をするのです。
ネット社会はどんどん進歩するため、10年後も同じようにランサーズで仕事ができるとは限りませんが、フリーランスで働きたいのであれば、ランサーズは要確認かもしれません。