Prologに関する世界観です。昔の言語も参照のこと。
Prologは「論理型言語」と呼ばれる言語。
Prologでは、ものごとを「事物と事物の関係」であると捉えます。
たとえば、「シュバルツはリンゴが大好きだ」という時、「シュバルツ」という事物と「リンゴ」という事物が「大好き」という関係を表しています。
Prologでは、他のプログラミング言語のように「手続き」ではなく、「宣言」によって事物とその関係を定義し、それに対して「質問」します。
質問に適合する事実があれば「イエス」、なければ「ノー」が返ります。
たとえば、「シュバルツはリンゴが大好き」はこのように記述します。
likes(schwarz, apple).
これに対して、このように質問します。
?- likes(schwarz, X). X = apple Yes