PHPによるプログラミングに関する世界観です。
PHPは、簡単にHTMLの中にPerlライクなコードを埋め込むことができる、という「Webの便利ツール」として始まりました。
ですが、バージョンアップを重ねるごとに言語仕様が変わっていき、今ではオブジェクト指向のクラス設計もできる「何でもできるWebの汎用言語」になりました。
PDOオブジェクトを使って、MySQLやPostgreSQLのようなオープン系データベースを簡単に操作したりできます。
このように、今でも多くのWeb関係で使われる言語で、一部の最先端サービスを除いて、Web系のサーバーサイドでプログラミングを行いたい、つまりWebアプリケーションを作りたいのであれば、事実上の標準であると言えます。
ですが、最近はRuby on Railsなどのように、MVCモデルを採用したWebフレームワークを使うことが増えました。このため、今までは一般的でなかったRubyやPythonなどがWebアプリケーションに使われることが、次第に増えてきました。
昔のLAMP(Linux+Apache+MySQL+PHP)によるPHPを使うことは、少し古臭いかもしれません。ですが、MediaWikiやWordPressなど、多くのCMSはPHPで記述されており、PHPを使う領域はどんどん増えています。また、PHPにも、CakePHPやLaravelのようなWebフレームワークがあります。特にLaravelはセンスが良いとされ一部で大人気です。今から、Webサービスを作るのであれば、Railsなどを勉強しながら、PHPも引き続き使っていく、というスタイルが増えていくでしょう。
Webシステムのサーバーサイドの処理に良く使われる。
MySQLのようなデーターベースとエンドユーザーを橋渡しし、データーベースにユーザーの情報を登録するためのフロントエンドとして使われることが多い。
PHPの公式ドキュメント。
PHP言語を参照のこと。
PHPデータベースを参照のこと。
PHPセキュリティを参照のこと。
PHPフレームワークを参照のこと。
PHP戯言を参照のこと。
掲示板開発を参照のこと。
PHPブロックの中だけがPHPコードとして実行され、外側はHTMLとしてそのまま出力される。
HTMLに埋め込まないで他から呼び出されるクラス宣言やモジュールなどの用途に使うこともできる。
GETはURLの付加文字列、POSTはフォームの投稿を取得できる。
スーパーグローバル変数$_GETや$_POSTに自動的に内容が格納され、連想配列として取得する。
ある特定の状況下で自動的に実行される処理を、マジックメソッドとして記述できる。
データベース操作はPDOオブジェクトによって行う。
最近はLaravelなどのWebフレームワークの影響で直接触らなくなってきたが、それでもPDOを知っておかないと自前でデータベースのフロントエンドを作れない。
PHPのチュートリアル。
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