メッセージキューに関する世界観です。スタックとキューも参照のこと。
キューはシステムのさまざまなところで使われる技術で、「待ち行列」を表現したデータ構造のこと。
キューの具体的な利用例としては、たとえばネットワーク通信時のサーバのキュー制御やプリンタキューのように、システムの内側と外側を繋げる「インターフェース」として使ったりする。
あるいは、カーネルの中で、I/Oリクエストキューのように、ファイルシステムの書き込み状況をストレージに反映するなど、ひとつひとつのデータの通信・制御をする際などに使われる。
メッセージキューは、IPCやマルチスレッド環境などで使われるメッセージのキューのこと。
メッセージキューは、一種の通信プロトコルで、格納されたキューを取り出すまで保管し続ける。データの通信や同期・非同期の制御を処理するために使われる。
詳しくは以下のページ・書籍が参考になる。
データ構造やスタックとキューやLinuxカーネル開発(IPC)も参照のこと。
また、数学上の理論のひとつに、待ち行列理論というのがあります。何かの状況で「待つ」必要がある時に、待ち時間の平均値を求めることができます。