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フィヒテ・シェリング

ドイツ観念論の2人の哲学者。

フィヒテ

ドイツ観念論の哲学者の一人。宇宙を「超自我」であると考えました。

シェリング

ドイツ観念論の哲学者の一人。この宇宙の現象を「同一の現象の現れ方の違いである」と考え、宇宙のすべてが同一の現象に由来するものであるとする「同一哲学」を考えました。

「自分」と「世界精神」を明確に区別したカントなどの観念論に対して、「人々の意識と自然に宿る世界精神は同一のものである」とし、この区別をなくして「わたしたちは同じ世界精神(霊魂)である」と考えた。

ロマン主義

フィヒテ、シェリングは、ロマン主義の時代の人として知られる。

ヨーロッパの文化史は、ルネサンス、バロック、啓蒙主義を経て、文化が花開いた最後の時代であるロマン主義となる。

ロマン主義においては、感情や想像力や情熱が新しい思想の中心となる。たとえばベートーヴェンなどがこの時代の天才。

ロマン主義は精神として芸術にも文学にも哲学にも宿り、また民族的な「国家にはわたしたちのアイデンティティがある」などといった情熱的あこがれをベースとした。

ソフィーの世界を参考に執筆しました。)