BeOSに関する世界観です。
BeOSは、Be社によるシングルユーザー向けOS。
BeBox、PowerMac、PC/AT互換機で動作するマイクロカーネルのPOSIX互換OSであり、PowerPCで動くMacよりもはるかに高速だった。
並列処理による高いパフォーマンスや、オブジェクト指向のC++のAPI、BFSと呼ばれるデータベースファイルシステムなどの特徴を持つ。
詳しくはWikipediaを参照のこと。
HaikuOSというオープンソース版BeOSが開発されている。
Haikuの技術レベルの高さを示す話として、Googleによる謎のOSであるFuchsiaでは、Zirconカーネルを採用しているが、このZirconカーネルはLittle Kernelという組み込み向けの小さなカーネルを派生元としており、このLittle Kernelを開発したのはHaikuのNewOSカーネルの開発者のTravis Geiselbrecht。まさに、Haikuの技術レベルの高さがうかがえる。
ただし、オープンソースのプログラマがどのようにBeOSをオープンソースで作るのかは課題である。
ドイツのyellowTABによるBe社のBeOSベースのOS。既に開発・販売は中止。
僕は、日本のIT企業に、BeOSのような優れたOSを開発してほしい。
僕が思うに、どうにかしてBe社のBeOSの遺産を継承できないかと思う。
BeOSのオープンソース版としてHaikuというプロジェクトがあるが、彼らに何らかの形で協力するように、日本企業が努力することができないかと思う。
僕は個人的にBeOSがどのような操作性を持った環境かは知らない。だが、目にする内容では、「理想のパーソナルOS」ではないかと思う。
僕にもう少し技術力があれば、Haikuに協力することも考えられたかもしれない。